Research on the Literacy of Immigrants in Japan

定住外国人のよみかき研究

定住外国人のよみかき研究 エピソード集(試験公開版)

003 教育のことばSNSのコミュニティで相談
「わからないことがあれば写真を撮って、わかる人が答えて説明する」

  • #母語を使う
  • #ほかの人に聞く
  • #写真を撮る
  • #コミュニティを選択する
A:それ(幼稚園からの手紙)は日本語で書いてあるよね。
X:そうそう。
A:奥さん、困ってない。
X:私の妻も、大体同じですので問題ない。
A:じゃ、全然、問題ない。
X:問題ないです。
A:じゃ、何書いてあるか分かるし、もし返事を書かなきゃいけない時も、問題ない。
X:はい。
A:字、書いてるんだ。それはすごく●。
X:字は問題ないんですけど、ただ、[出身国]人で[SNS]、皆さんはよく使ってるんですけども。例えば[居住地の地名]とか[居住地のある都道府県名]の周辺ですね、[出身国]人のコミュニティーとかもあって、皆さんが何かわからないことがあれば、そっちで、写真を撮って、これは何ですかとか、この場合ですと。
B:相談してあげるの。
X:そうそう。で、質問して、皆さんが、わかる人が答えて説明する感じです。
A:例えば写真撮って、それが多分、書類の時もあるし、これは何書いてあるの。
X:そうそう。
A:そしたら[母語]で説明したり。
X:説明します。
A:時々、そうやって手伝ってあげたりはする。
X:そうですね。私はやってないんですけど、妻はよくやってるので。
A:じゃ、そういうやりとりがたくさんある。
X:たくさんあります。で、特に来たばかりの人ですね、簡単なものから、例えば電気代とか領収書があるじゃないですか、請求書とかが。
A:あれ何って。
X:あれ何とか、なぜか今月、金額が高くなるか、その場合はどこに連絡したほうがいいか。
A:書いてあるもんね。
X:皆さん、聞いてます。
A:じゃ、写真があると便利ね。
X:便利、はい。
A:便利ね。遠くてもできるもんね。
X:はい。
B:奥さんは結構、それを助けてあげる側で。
X:結構というか、時間があればです。
B:そうなんだ。
A:優しいね。
B:そうか。
X:皆さんも同じです。
B:助け合ってる。
A:助かってる。
X:そうです。
A:でも、もう、ここの奥さんもないよね、分かんないことはないよね、多分。助けてあげることはあるけど。
B:相談してることは。
X:分かんないことがない、ではないんですね。分からないことがいっぱいです。
A:例えば最近だと、何か奥さんの困ったなって言ってたことある。あなたでもいいんだけど、生活の中で。
X:子育てだと、今、幼稚園通ってるんですけど、小学校行く時、どの学校に入ったほうがいいか。
A:そういう情報ね。
X:そうです。妻は、子ども育てとか教育とか、すごく気になってるので、例えば小学校に入る時も、いろいろの種類があるじゃないですか。国立とか私立とか、普通、一般の学校とか、いろいろがあるんですけど、そういった学校に、もし入学したいであれば、入学資金はどうなるか、何を勉強したほうがいいか、分からないです。
A:そうか。それはでも、どうやって調べるんだろうね。
X:インターネットで。
A:インターネットで〓調べる〓、[母語]で。
B:日本語で。
X:日本語で。[母語]も調べてます。
A:ベトナムもあるけど、やっぱ日本語のほうがたくさんあるんだよね。
X:もちろんたくさんです。
A:じゃ、それを調べて。
X:その情報の収集によって、調べる方法は変わってるんですけど。例えば、どの小学校が有名か、ほとんど日本語で調べてます。で、入校したいであれば受験、試験の内容がどんなとか、いつから手続きをやってるか、それは日本語で調べてます。ただ、手続きはそうですけど、試験があるじゃないですか。試験に合格するために何をやったほうがいいか、それはあんまりないです、日本語でもない。それは多分、あるかもしれないですけど、その時は[母語]で調べて、ほとんど[SNS]で、大体同じグループで。
A:同じグループでね。
X:グループはいろんなグループがあるんですけど、全体的なグループとか、それとも[居住地の地名]とか[居住地の市区町村名]のグループだけとか、小学校〓相互〓、何ていうか。
A:相談グループみたいな。
X:そうそう、そういったグループがあって、自分が調べたい情報によって、適切なグループを選択してます。
                    
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