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くすくす
くすくす
<どう使う?>
1.
マンガを読んで
くすくす
と笑っている。
2.
くすくす
笑いをしている。
⇒「笑う」ようすのことば
からから・けらけら・げらげら・ころころ・にこにこ・にっこり・
にたにた・にやにや・にやっと・にやり
文例
1.
電車で向かいの席に座ってマンガを読んでいた若い女性が,急に
くすくす
と笑い出した。
<もっとくわしく>
電車の中でマンガを読んでいるときは,おかしくて笑いたくなっても,大声で笑うことができません。そんなとき,なるべく声を出さないように小さな声でくすくすと笑います。反対に,笑うのをがまんしないで,大きな声で笑うのはげらげらと笑うと言います。
2.
授業中,女子生徒たちが私のほうを見て急に
くすくす
笑いをし始めた。どうしたんだろうと思って,ふと足元を見たら,くつしたに大きな穴が開いていた。
<もっとくわしく>
授業中,先生のことで何かおかしいことがあっても,生徒がそれを笑うのは大変失礼です。でもどうしてもおかしかったら,小さな声でくすくす笑いをしてしまいます。
<会話を読んでみよう>
1)
[本屋で] A,B:女子大学生
A:
この本,読んだ?
B:
うん,読んだ,読んだ。おもしろいよねえ。
A:
うん,私も電車の中で読んでて,
くすくす
笑っちゃった。
2)
[職員室で] A:教師(男性) B:教師(女性)
A:
今日,授業のとき,黒板のほうを向いたとたん,学生が
くすくす
と笑い出したんですよ。
B:
へえー,どうしてですか。
A:
ズボンにクリーニング屋の札がついたままになってたんですよ。
B:
あはは,それは恥ずかしかったでしょう。
A:
いやあ,まいりました。
3)
[駅のホームで電車を待ちながら] A,B:女性
A:
電車に乗ってて,車掌さんがアナウンス言い間違えたときって,すごくおかしいよね。
B:
うん,わかる,わかる。
A:
で,おかしいんだけど,大きな声で笑えないから,みんな
くすくす
笑いしてるよね
B:
そうそう。
まんがを読もう!
1.
[くすくす] 笑われている。
2.
[くすくす] 小学校の教室
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