2020
論文
- 野田尚史,高澤美由紀 (2020.7) 「スペイン語アルファベットによる日本語音声表記」『国立国語研究所論集』 19, 139-166.
- デロワ中村弥生 (2021.1) 「「とりたて」の作用から見えてくる品詞・表現間の連続性 : フランス語との対照分析を通して」『国立国語研究所論集』 20, 79-94.
ブックチャプター
- 野田尚史(2021.2)「日本語の文の主題と言語類型論」窪薗晴夫,野田尚史,プラシャント・パルデシ,松本曜(編)『日本語研究と言語理論から見た言語類型論』74−97. 開拓社.
- 井戸美里(2021.2)「日本語のとりたて表現と言語類型論」窪薗 晴夫,野田 尚史,プラシャント パルデシ,松本 曜(編)『日本語研究と言語理論から見た言語類型論』98−124. 開拓社.
- 山本秀樹(2021.2)「日本語の語順と言語類型論」窪薗晴夫,野田尚史,プラシャント パルデシ,松本曜(編)『日本語研究と言語理論から見た言語類型論』125−150. 開拓社.
研究発表
- 野田尚史 (2020.10) 「日本語学習者の配慮の表現・行動から出発するコミュニケーションの対照研究」NINJALシンポジウム「言語コミュニケーションの多様性」, 国立国語研究所.
- 原真由子 (2021.2) 「インドネシア語のとりたて表現」Prosody and Grammar Festa 5, オンライン.
- 林徹 (2021.3) 「観察できなかったデータ:ベルリンのトルコ移民系生徒へのアンケートを材料として」2020年度ユーラシア言語研究コンソーシアム年次総会, オンライン.(京都大学文学研究科附属羽田記念館)
- 筒井友弥 (2021.2) 「度数詞nurの対応訳に関する一考察」京都外国語大学ドイツ語学科研究会(Weg)第21回研究発表会, オンライン.(京都外国語大学)
- 今村泰也 (2020.11) 「日本語とヒンディー語のとりたて表現の対照」3rd Annual Conference on Japanese Language Education in South Asia (JLESA’20-21), オンライン.(インド)
講習・チュートリアル
- 野田尚史 (2020.10) 「読解における日本語の難しさ」NINJAL日本語学講習会, オンライン.(インド)
- 茂木俊伸 (2021.3) 「「とりたて」論のまとまりと広がり」大東文化大学外国語学会日本語部会言語学勉強会, オンライン.
一般向けの講演・セミナー
- デロワ中村弥生 (2020.11)「フランスにおける日本語研究と日本語教育」創価大学日本語日本文学会, 創価大学.
研究発表会等の企画・運営
- シンポジウム「日本語文法研究のフロンティア ―日本の言語・方言の対照研究を中心に―」(第1回)2021.3.6, オンライン. (企画・運営・司会・共同企画)
- シンポジウム 「日本語文法研究のフロンティア ―日本の言語・方言の対照研究を中心に―」(第2回) 2021.3.21, オンライン. (企画・運営・司会・共同企画)
2019
論文
- 狩俣繁久 (2020.3) 「沖縄語那覇方言の焦点助詞と情報構造」『南島文化』42, 99–108.
- 野田尚史,島津浩美 (2019.7) 「中国語漢字による日本語音声表記」『国立国語研究所論集』17, 75–100.(DOI: 10.15084/00002225)
ブックチャプター
- Hisashi Noda (2019.6) El tema en las oraciones del español y el japonés. Toshihiro Takagaki (ed.) Exploraciones de la lingüística contrastiva español-japonés. 131–150. Ediciones Universidad Autónoma de Madrid (Publications Service of the Universidad Autónoma de Madrid). (ISBN: 9788483446775)
- 野田尚史 (2019.4) 「限定を表すとりたて表現が使われる場面と主体性・主観性―日本語とスペイン語の対照研究―」澤田治美,仁田義雄,山梨正明(編)『場面と主体性・主観性』17-38. ひつじ書房. (ISBN: 9784894768444)
- 井戸美里 (2019.10) 「[名詞句]なんて〜ない」におけるモダリティとしての否定述部」竹沢幸一, 本間 伸輔, 田川拓海, 石田尊, 松岡幹就, 島田雅晴(編)『日本語統語論研究の広がり 記述と理論の往還』249-266. くろしお出版. (ISBN: 9784874248119)
- 林徹 (2019.11) 「トルコ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』219-236. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 野田尚史 (2019.11) 「とりたて表現の対照研究の方法」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』3-20. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- デロワ中村弥生 (2019.11) 「フランス語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』293-310. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 岸本秀樹 (2019.11) 「シンハラ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』201-218. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 大澤 舞 (2019.11) 「英語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』257-273. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 筒井友弥 (2019.11) 「ドイツ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』275-291. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 茂木俊伸 (2019.11) 「とりたて表現の研究動向」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』21-38. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 原真由子 (2019.11) 「インドネシア語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』145-162. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- ユラ・マテラ (2019.11) 「チェコ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』311-327. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 桐生和幸 (2019.11) 「ネワール語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』183-199. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 今村泰也,プラシャント・パルデシ (2019.11) 「ヒンディー語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』165-181. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 狩俣繁久 (2019.11) 「琉球語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』77-94. くろしお出版.(ISBN: 9784874248126)
- 井上優 (2019.11) 「中国語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』111-128. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 小柳智一 (2019.11) 「日本語のとりたて表現の歴史」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』41-58. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 峰岸真琴 (2019.11) 「タイ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』129-144. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 中西久実子 (2019.11) 「日本語学習者のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』59-75. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 鄭相哲 (2019.11) 「韓国語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』97-110. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 岸本秀樹 (2019.11) 「シンハラ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』201-218. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 米田信子 (2019.11) 「ヘレロ語のとりたて表現」野田尚史(編)『日本語と世界の言語のとりたて表現』237-253. くろしお出版. (ISBN: 9784874248126)
- 井戸美里 (2019.11) 「「そんなに」「あまり」の非否定節における分布と意味」澤田治,岸本秀樹,今仁生美(編)『極性表現の構造・意味・機能』336-335. 開拓社. (ISBN: 9784758922807)
- 野田尚史 (2020.3) 「主題・とりたて表現とモダリティの呼応―日本語とスペイン語の対照研究―」田窪行則,野田尚史(編)『データに基づく日本語のモダリティ研究』179-197. くろしお出版. (ISBN: 9784874248287)
- 筒井友弥 (2020.3) 「度数詞nurとalleinの意味的スケールに関する一考察」田中雅敏・筒井友弥・橋本将(編) 『学際的科学としての言語学研究 吉田光演教授退職記念論集』ひつじ書房.
研究発表
- Nakamura-Delloye, Yayoi (2019.6) Valeurs sémantico-pragmatiques des particules de mise en relief paradigmatique (Semantic-pragmatic values of paradigmatic focusing particles). Les 32es Journées de Linguistique d’Asie Orientale (the 32nd Paris meeting on East Asian languages). Institut national des langues et civilisations orientales (INALCO), Paris (フランス) .
- 筒井友弥 (2019.9) Über die Skala der Gradpartikeln nur und allein (About the scale of the focus particles nur and allein). 日本独文学会第47回語学ゼミナール. コープイン京都 .
- Ido, Misato (2019.9) The distribution and meaning of the Japanese evaluative particle nanka. Workshop on modality and related matters. 国立国語研究所(ポスター発表).
- 野田尚史 (2019.5) 「現代語から出発する古代語との対照文法の可能性」日本語学会2019年度春季大会, 甲南大学.
- 野田尚史,井戸美里 (2019.7) 「日本語と世界の言語のとりたて表現」国立国語研究所 オープンハウス2019, 国立国語研究所(ポスター発表).
- 野田尚史 (2019.7) 「日本語と世界の言語のとりたて表現」国立国語研究所共同研究プロジェクト「対照言語学の観点から見た日本語の音声と文法」研究発表会, 石川県政記念 しいのき迎賓館.
- デロワ中村弥生 (2019.7) 「フランス語のとりたて表現」国立国語研究所共同研究プロジェクト「対照言語学の観点から見た日本語の音声と文法」研究発表会, 石川県政記念 しいのき迎賓館.
- 野田尚史 (2019.11) 「理想的な日本語学習用辞書を求めて―母語話者と非母語話者の協力の必要性―」上海外国語大学創立70周年記念「新しい時代における日本言語文学研究フォーラム」, 上海外国語大学, 上海中国.
- 今村泰也 (2020.2) 「ヒンディー語のとりたて表現」Prosody and Grammar Festa 4, 神戸大学.
講習・チュートリアル
- 野田尚史 (2020.2)「国立国語研究所日本語学講習会」ヤンゴン外国語大学. (ミャンマー)
- 野田 尚史 (2020.2)「日本語学講習会」ヤンゴン外国語大学. (ミャンマー)
- 野田尚史 (2020.2)「国立国語研究所日本語学講習会」マンダレー外国語大学. (ミャンマー)
2018
論文
- 井戸美里(2018.7)「「は」の後接から見るとりたて詞の否定呼応現象」『国立国語研究所論集』15: 43-54.
- 野田尚史(2018.9)「学習者は現実の日本語をどのように聞きとっているか?―背景知識の不足による聴解の難しさを中心に―」『BATJ Journal』19: 47-55.
- 野田尚史(2018.9)「日本語教育はどのように新しい日本語文法研究を創出するか―「聞く」「話す」「読む」「書く」ための文法の開拓―」『日本語文法』18-2: 45-61.
ブックチャプター
- Hisashi Noda(2019.3)El tema en las oraciones del español y el japonés (The theme in sentences of Spanish and Japanese) In: Toshihiro Takagaki (ed.) Estudios de lingüística contrastiva español-japonés (Studies in contrastive linguistics of Spanish and Japanese), 131-150. Universidad Autónoma de Madrid (Autonomous University of Madrid).
- 野田尚史(2018.11)「聴解・読解における日本語のバリエーションの難しさ」大島弘子(編)『フランス語を母語とする日本語学習者の誤用から考える』1-19. ひつじ書房.(ISBN: 9784894769250)
研究発表
- 野田尚史(2018.6)「従属節研究の課題」関西言語学会第43回大会.甲南大学.
- Yayoi NAKAMURA-DELLOYE(2018.06)”Les différents moyens syntaxiques pour une mise en relief paradigmatique — Étude contrastive français-japonais (Constructions for pardigmatic focalisation -French-Japanese constrastive analysis).” XXXIe Journées de Linguistique Asie orientale (31st Paris Meeting on East Asian Linguistics), Institut national des langues et civilisations orientales, France.
- Misato Ido(2018.11)”The meanings of dake and shika based on their maximality and polarity.” Japanese/Korean Linguistics conference 26, University of California, USA.
- 野田尚史(2019.2)「日本語の主題・焦点と言語類型論」 Prosody & Grammar Festa 3. 国立国語研究所.
- 井戸美里(2019.2)「日本語のとりたて表現と否定呼応」 Prosody & Grammar Festa 3. 国立国語研究所.
- 筒井友弥(2019.2)「ドイツ語のとりたて表現」 Prosody & Grammar Festa 3. 国立国語研究所.
一般向けの講演・セミナー
- 野田尚史(2018.8)「さまざまな日本語を分析する」日本語教師夏期集中セミナー. 長沼スクール 東京日本語学校.
- 野田尚史(2019.1)「グローバル人材の日本語能力」 Work in Kyushu シンポジウム「グローバル人材の採用・就職に求められる日本語のちから」. こくさいひろば.
講習・チュートリアル
- 野田尚史(2018.6)「日本語の文法」第28回NINJALチュートリアル. 中央大学校(ソウル), 韓国.
- 野田尚史(2018.12)「文の基本的な構造」国立国語研究所 日本語学講習会. Maharatta Chamber of Commerce, Industries, & Agriculture(プネー), インド.
- 野田尚史(2018.12)「主題・とりたて」国立国語研究所 日本語学講習会. Maharatta Chamber of Commerce, Industries, & Agriculture(プネー), インド.
- Yayoi NAKAMURA-DELLOYE(2019.3)”Structures d’apposition en japonais (Apposition structures in Japanese.)” Séminaire de l’équipe (Syntaxe et sémantique formelles des langues contemporaines d’Asie orientale : chinois, coréen, japonais et vietnamien) (Team seminar (Formal Syntax and Semantics of Contemporary East Asian Languages: Chinese, Korean, Japanese and Vietnamese)). The Centre for Linguistic Research on East Asian Languages (CRLAO), France.
研究発表会等の企画・運営
- NINJALシンポジウム「日本語文法研究のフロンティア―文法史研究・通時的対照研究を中心に―」. 国立国語研究所, 2019.1.13(企画・運営・司会・共同企画)
2017
論文
- 中西 久実子(2018.1)「なぜ「数量語+だけだ」は不自然になりやすいのか」『国立国語研究所論集』 14: 193-207.(ISSN:2186-1358)
- 大澤 舞(2018.2)「justの対人関係調整機能」『日本英語学会第35回大会研究発表論文集(JELS 35)』 35: 124-130.
図書・ブックチャプター
- 野田尚史(2017.12)「「基本文型」の再構築」庵功雄, 石黒圭, 丸山岳彦(編)『時間の流れと文章の組み立て―林言語学の再解釈―』49-69. ひつじ書房(ISBN: 4894768739)
- NAKAMURA-DELLOYE Yayoi(2017.6)”Phénomènes d’ellipse en japonais — Vue d’ensemble et analyses structurelles,Ellipsis in Japanese – Overview and structural analysis.” 30èmes Journées de linguistique d’Asie Orientale, the 30th Paris meeting on East Asian languages. Institut national des langues et civilisations orientales (INALCO).
学術発表
- 大澤 舞(2017.11)「justの対人関係調整機能」日本英語学会第35回大会. 東北大学, 2017年11月.
- 野田尚史(2018.1)「非母語話者が日本語を「聞く」「読む」ための文法」国立国語研究所シンポジウム「日本語文法研究のフロンティア―談話研究・対照研究・習得研究を中心に―」. 国立国語研究所, 2018年1月.野田 尚史2018.2)「日本語のとりたて表現と言語類型論」Prosody and Grammar Festa 2. 国立国語研究所, 2018年2月.
- デロワ 中村 弥生(2018.2)「フランス語のとりたて表現」Prosody and Grammar Festa 2. 国立国語研究所, 2018年2月.
2016
論文
- 野田 尚史(2016.10)「話しことばの動的な文法―日本語学習者が日本語を聞いたり話したりするために―」『日中言語研究と日本語教育』編集委員会(編)『日中言語研究と日本語教育』 9: 1-12. 好文出版.(ISSN: 18832687)
- 鄭 相哲(2016.12)「[-n kesita]のテキスト機能と意味」『テキスト言語学』 41: 245-267.(ISSN: 10897878)
- 鄭 相哲(2017.2)「反語文の情報構造について」『日本語文学』 76: 121-142.(ISSN: 12269301)
- 狩俣 繁久(2017.3)「琉球語那覇方言のduのとりたて性-琉球諸語に係り結びはあるか-」『琉球アジア文化論集』3: 25-41.(ISSN: 21888043)
- 米田 信子(2017.3)「ヘレロ語とスワヒリ語の限定を表すとりたて小辞に関する試論」『スワヒリ&アフリカ研究』28: 72-90.(ISSN: 09158758)
図書・ブックチャプター
- 野田 尚史(2016.5)「非母語話者の日本語理解のための文法」庵 功雄, 佐藤 琢三, 中俣 尚己(編)『日本語文法研究のフロンティア』 307-326. くろしお出版.(ISBN: 9784874247006)
口頭発表
- Yayoi Nakamura-Delloye(2016.7)La notion de toritate relève-t-elle vraiment des spécificités en japonais ? — Réflexion à partir d’études contrastives français-japonais —. Les 29ème journées de Linguistique d’Asie Orientale(Centre de recherches linguistiques sur l’Asie orientale-CNRS), EHESS, France, July 2016.
- 大澤 舞(2016.9)「日英語の「とりたて表現」について」筑波英語学若手研究会. 奈良女子大学, 2016年9月.
- 野田 尚史(2016.9)「限定を表すとりたて表現はどんなときに使われるか?―日本語とスペイン語の対照研究―」2016年日本語教育国際研究大会(Bali-ICJLE(2016)), Bali Nusa Dua Convention Center, Indonesia, September 2016.
研究発表会
- シンポジウム「日本語文法研究のフロンティア―形態論・意味論・統語論を中心に―」キャンパスプラザ京都. 2017.3.11.