先駆的名論文翻訳シリーズ

ここに収録された論文は、日本語で出版された論文から、日本語学的・言語学的にパイオニア的価値を持ち、評価がほぼ確立した日本語論文を英訳したものである。選定にあたっては国立国語研究所所員から、日本語学・一般言語学的に貢献度が大きい論文、および、日本国内や日本語の専門家以外にも広く読んでほしい論文候補をあげてもらい、推薦の多いものを選択した。翻訳は英語を母語とし、当該分野を専門とする言語学者にお願いした。また、英文の校正に際してもこれらの言語学者、および、この分野を専門とする国立国語研究所所員にお願いした。

本プロジェクトは、人間文化研究機構機構長裁量経費の補助を受けている。2018年度よりこれまでに計12本の論文が国立国語研究所学術情報リポジトリに登録された。今後もこのプロジェクトを継続し、優れた先駆的論文を選定し翻訳、公開をしていく予定である。

ここに収録された論文は、日本語で出版された論文から、日本語学的・言語学的にパイオニア的価値を持ち、評価がほぼ確立した日本語論文を英訳したものである。選定にあたっては国立国語研究所所員から、日本語学・一般言語学的に貢献度が大きい論文、および、日本国内や日本語の専門家以外にも広く読んでほしい論文候補をあげてもらい、推薦の多いものを選択した。翻訳は英語を母語とし、当該分野を専門とする言語学者にお願いした。また、英文の校正に際してもこれらの言語学者、および、この分野を専門とする国立国語研究所所員にお願いした。

本プロジェクトは、人間文化研究機構機構長裁量経費の補助を受けている。2018年度よりこれまでに計12本の論文が国立国語研究所学術情報リポジトリに登録された。今後もこのプロジェクトを継続し、優れた先駆的論文を選定し翻訳、公開をしていく予定である。

A Classification of Japanese Verbs
NEW金田一春彦
国語動詞の一分類A Classification of Japanese Verbs
翻訳Stephen Wright HORN
校正John Haig (ハワイ大学マノア校)
原著金田一春彦, 1950, 「国語動詞の一分類」, 日本言語学会『言語研究』15,pp.48-63.
On the Accent of Japanese from the Phonological Point of  View
服部四郎
音韻論から見た国語のアクセントOn the Accent of Japanese from the Phonological Point of View
翻訳Wayne Lawrence (オークランド大学)
校正John Haig (ハワイ大学マノア校)
原著服部四郎, 1954,「音韻論から見た国語のアクセント」, 國學院大學國語研究會『国語研究』2, pp. 2-50.
The “Self” Versus “Other” Perspective and Grammatical Theory
渡辺実
「わがこと・ひとごと」の観点と文法論The “Self” Versus “Other” Perspective and Grammatical Theory
翻訳John Haig (ハワイ大学マノア校)
校正Stephen Wright HORN
原著渡辺実, 1991,「「わがこと・ひとごと」の観点と文法論」, 国語学会『国語学』165,pp.1-14.
What is an N-pattern Accent System?
上野善道
N型アクセントとは何かWhat is an N-pattern Accent System?
翻訳Wayne Lawrence (オークランド大学)
校正Timothy J. Vance (公立小松大学)
原著上野善道, 2012,「N型アクセントとは何か」, 日本音声学会『音声研究』16(1), 44-62.
A New View of Accentuation and the Annotation of Accentuation
宮田幸一
新しいアクセント観とアクセント表記法A New View of Accentuation and the Annotation of Accentuation
翻訳Wayne Lawrence (オークランド大学)
校正Timothy J. Vance (公立小松大学)
原著宮田幸一「新しいアクセント観とアクセント表記法」三宅武郎(編)『音声の研究』1, pp.18-22, 音声学協会, 1927
国語仮名遣研究史の一発見―石塚龍麿の仮名遣奥山路について―
橋本進吉
国語仮名遣研究史の一発見―石塚龍麿の仮名遣奥山路について―A Discovery in the History of Research on Japanese Kana Orthography: Ishizuka Tatsumaro’s Kanazukai oku no yamamichi
翻訳Timothy J. Vance (公立小松大学)
校正Wayne Lawrence (オークランド大学)
原著橋本進吉「国語仮名遣研究史上の一発見―石塚龍麿の仮名遣奥山路について―」『文字及び仮名遣の研究』,pp.123-163,岩波書店,1949(『帝国文学』,pp.23-11,1922より再録)
現代諸方言の比較から観た平安朝アクセント
金田一春彦
現代諸方言の比較から観た平安朝アクセントHeian Period Accentuation as Viewed from Comparison of Modern Dialects: Especially bimoraic nouns
翻訳Wayne Lawrence (オークランド大学)
校正Timothy J. Vance (公立小松大学)
原著金田一春彦「現代諸方言の比較から観た平安朝アクセント」『方言』7 (6), 1937
附属語と附属形式
服部四郎
附属語と附属形式Dependent Words and Dependent Forms
翻訳Matthew Zisk (山形大学)
校正John Haig (ハワイ大学)
原著服部四郎「附属語と附属形式」『言語研究』15, 1950
作用性用言反発の法則
石垣謙二
作用性用言反発の法則The Principle of Repulsion between Active Inflecting Words
翻訳Stephen Wright HORN (国立国語研究所)
校正John Haig (ハワイ大学)
原著石垣謙二「作用性用言反発の法則」『助詞の歴史的研究』岩波書店, 1955
“日本諸方言アクセントの系譜”試論―「類の統合」と「地理的分布」から見る―
徳川宗賢
“日本諸方言アクセントの系譜”試論―「類の統合」と「地理的分布」から見る―An Attempt at a Family Tree of Japanese Dialect Accentuation: As viewed from “class mergers” and “geographical distribution”
翻訳Wayne Lawrence (オークランド大学)
校正Timothy J. Vance (公立小松大学)
原著徳川宗賢「“日本諸方言アクセントの系譜”試論―「類の統合」と「地理的分布」から見る―」『学習院大学国語国文学会誌』6, 1962
述語文の構造
南不二男
述語文の構造The Structure of Predicate Sentences
翻訳John Haig (ハワイ大学)
校正Stephen Wright HORN (国立国語研究所)
原著南不二男「述語文の構造」『国語研究』18, pp.1-19, 1964
臨時一語の構造
林四郎
臨時一語の構造The Structure of Provisional Words
翻訳John Haig (ハワイ大学)
校正Stephen Wright HORN (国立国語研究所)
原著林四郎「臨時一語の構造」『国語学』131, pp.15-26, 1982

更新履歴

2019/11/01
サイト公開
2020/09/16
宮田幸一「新しいアクセント観とアクセント表記法」追加
2021/03/02
追加
      
 服部四郎「音韻論から見た国語のアクセント」
      
 渡辺実「「わがこと・ひとごと」の観点と文法論」
      
 上野善道「N型アクセントとは何か」
2021/06/29
追加 金田一春彦「国語動詞の一分類」
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