ニホンゴ探検2017 ― 1日研究員になろう!
多数のご来場ありがとうございました! > 当日の様子はこちら
国立国語研究所では,児童・生徒・一般の方に研究所を公開し,日本語の魅力と不思議に触れられる一般公開イベントを開催します。夏休みの自由研究のテーマにもピッタリです。
- 日時 : 平成29年7月15日 (土) 11:30~16:00
- 会場 : 国立国語研究所 (立川市緑町10-2 | 交通案内 )
- 参加費無料・申込不要
- ポスター・開催概要 [ PDF | 1,170KB ]
- 対象年齢 : 小学生以上 (大人の方でもお楽しみいただけます。)
お願い
- 飲食可能なスペースはありますが,昼食の販売はありません。
- 駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
- イベント中に撮影した写真や映像を研究所の広報のために利用する場合がありますので,あらかじめご了承ください。
研究員証作成コーナー
研究所に来たら,まず「1日研究員」として,研究員証を作りましょう。
ことばのミニ講義 (2階講堂)
国語研の研究者がことばに関するミニ講義を行います。1回30分の手軽に受講できる講義です。
前回のミニ講義はこちらで見ることができます。
「ん!?」 原田 走一郎 (はらだ そういちろう) 特任助教 【共同企画 : 青井 隼人 特任助教】 <13:20~13:50>
いろは歌に入っても最後,五十音図でも別枠の文字「ん」。このミニ講義ではいつも仲間外れにされてしまうなんだかカワイソウな「ん」にスポットを当ててみましょう。
いろいろな単語に含まれる「ん」を発音してみたり,英語や方言の「ん」と比べてみたりすることで,皆さんが知らなかった「ん」の顔が発見できるかもしれません。
ふだんなにげなく使っていることばをじっくり観察することをとおして,ことばそのものの魅力に迫ります。
「コトバはこころをうつしだす鏡 ~「上下」というけれど「下上」といわないのはなぜ~」 影山 太郎 (かげやま たろう) 所長 <14:00~14:30>
「上」と「下」をくっつけると「上下」となり,「下上」はおかしいですね。「これ」と「あれ」をくっつけると「これあれ」ではなく,「あれこれ」となります。
こういうことは国語の授業で習わないのに,だれでもわかります。学校で習わなくてもわかるのはどうしてでしょうか?
英語でも「上」と「下」をつなげると「アップ・アンド・ダウン」 (up and down) となり,日本語と同じです。でも,「あれこれ」は,日本語と逆に this and that (これあれ) となるのです!ふしぎですね。
コトバをとおして,人間のこころ (頭のなか) を探検してみます。
日本語かかりうけゲーム <11:30~16:00>
文の中には,「係る」ことばと「受ける」ことばがあります。ゲームをしながら日本語のかかりうけをマスターしてしまいましょう!
辞書引きコーナー <11:30~16:00>
無限に広がる意味の世界を,辞書を使って探検しよう! 目指せ辞書引きの達人!!
にほんご☆スタンプラリークイズ <11:30~16:00>
国語研オリジナルクイズを解いてスタンプを集めよう! 全問正解で賞品ゲット!!
れきみんワークショップ <11:30~16:00>
立川市歴史民俗資料館 (れきみん) の学芸員さんが,国語研に来てくれます。いろいろなモノにふれて,どんどん質問してみよう!
ことばシアター <11:30~16:00>
国語研が制作した,日本語・ことばについての映像作品を上映します。
お問い合わせ先
国立国語研究所 (代表)
Tel : 042-540-4300
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