利用ガイドライン

『日本語日常会話コーパス』モニター公開版には、 日常生活の中で交わされる様々な場面の会話の映像・音声データが収められています。 こうした貴重なデータの収集・公開は、 本コーパスが果たす学術的・教育的な意義にご理解くださった一般の方々のご協力があって実現したものです。 データには多くの個人情報が含まれているため、 不適切な方法でデータを管理・活用することによって、 調査にご協力いただいた方々が不利益を被るリスクがあります。 データの流出などの問題が生じた場合、 『日本語日常会話コーパス』の公開を停止する事態も生じかねません。 この点を十分ご理解いただいた上で、 利用許諾契約書および本ガイドラインに従い、 データの保管や研究利用、成果発表の方法などに関して細心の注意を払うようお願いします。



利用者の範囲

  • 『中納言』版は、ユーザ登録を行ったご本人のみ、検索システムをご利用いただけます。
  • ハードディスク版については以下の通りです。
    • 国立国語研究所と利用許諾契約を交わした者(申請書中の「利用者」)、及び、その利用者と同じ研究室・部署等に在籍する者が利用できます(ただし「利用者」が実際に管理可能な範囲に限ります)。
    • 科研費などの共同研究で利用するような場合は、データを利用する全てのメンバーが国立国語研究所と利用許諾契約を取り交わしてください。

利用期限

  • CEJCモニター版は、2022年3月31日までご利用いただけます。
  • ハードディスク版のご利用者については、以下の点にご注意ください。
    • 利用期限以降は複製を含めすべてのデータを削除してください。提供されたハードディスクドライブはそのまま利用して構いません。
    • 研究室・部署等に所属する職員・学生等が使用するコンピュータにデータを複製した場合、退職・卒業などにより研究室等利用の権利を失う際には、利用期限に関わらず、すみやかに当該コンピュータからデータを削除するようにしてください。

研究成果の公表


研究成果の報告

  • 研究成果の発表にあたり、事前あるいは随時の報告は不要とします。ただし、年1~2回程度、成果情報の収集をする予定です。その場合には期限内に回答してください。

利用目的の範囲・利用方法

  • CEJCモニター版の利用は研究教育の目的に限ります。この範囲であれば、ことばや会話の研究に限らず、音声・映像解析を含む幅広い分野の研究に活用して頂いて構いません。モニター公開版については商業利用は認めませんが、商品開発の可能性をさぐるために行う基礎研究は行うことができます。
  • 会話者や会話者以外の第三者の個人情報・プライバシー・著作権等の保護の観点から、次のような利用はしないようにしてください。
    • 会話の内容などを手掛りに、個人の特定に繋がる情報を探しあて、その情報を公開すること。ここでいう「公開」には、論文等での言及も含まれます。

      例)会話者が属していると予想される団体名やそのホームページのURLの公開
      例)会話者のものと予想されるSNSアカウントの公開
    • 映像・音声データに記録されている発話や行動などについて、事実関係の正誤や、思想・信条・生活スタイルなどの適否・賛否を、特定個人と結び付けて論じること。
    • 転記テキストに記されていない第三者の発話が音声データに入り込んでいた場合に、その発話内容について議論すること。

      例) 飲食店のメニュー・営業時間、店員の性別や人数などの情報を公開
    • その他、会話者や第三者の個人情報・プライバシー・著作権等を侵害するような扱いをすること。

授業や演習等での利用について(ハードディスク版をご利用の方)

  • 授業や演習などで、教員やスタッフが映像・音声を再生したり、教材資料に転記テキストや映像のサンプルを引用・掲載する場合には、「研究成果の公表」に準ずる扱いとします。
  • 演習などにおいて、受講生自身が映像・音声データを閲覧操作する等の利用をする場合には、次の通りとします。
    • 教員やスタッフが、データや受講生の管理を徹底できる限りにおいてその使用を認めます。少人数の演習などが考えられます。
    • 事前に次の情報をcejc-monitor [at] ninjal.ac.jp まで報告し許可を得てください。時間に余裕をもってご相談ください。

      組織名(学部学科レベルまで)・授業名・教員等責任者の氏名
      受講者の属性(学部生か大学院生か)・人数(概算可)
      利用目的や利用方法の概要
      データの取り扱いの具体的方法(下記を参考のこと)
    • 閲覧操作の対象とするデータは、当該の演習等に必要最低限の範囲に留めてください。
    • 受講生が占有するコンピュータにデータを複製して利用する場合、データが不用意に流出しないよう、当該コンピュータは、「データの管理」に記す対策を講じてください。また、演習等以外の目的でデータを使用することは禁止し、CEJCを利用する一連の演習等が終了した時点でデータをすべて削除してください。
    • 受講生以外もアクセス可能なコンピュータにデータのバックアップをとって利用する場合、1回の演習等が終わるたびにデータをすべて削除してください。また当該コンピュータは、「データの管理」2に記す対策を講じてください。
    • 教員やスタッフは、受講生に本利用ガイドラインに記す内容を周知し遵守させるようにしてください。
    • 受講者が、演習での発表やレポート等を越えて得られた成果を広く公表する場合には、国立国語研究所と利用許諾契約を交わす必要があります。学会発表や論文発表などがこれに相当します。

データの管理(ハードディスク版をご利用の方)

  • データを格納したハードディスクは、必ず鍵をかけた場所に保管してください。
  • 利用者のみが使用するコンピュータにデータを複製する場合、データが不用意に流出しないよう、当該コンピュータは、1) ログインに際し認証がかかっていること、2) サポート期限切れのOS・アプリケーションを使用していないこと、3) セキュリティ対策ソフトが正常に機能していること、4) ファイル交換ソフトがインストールされていないこと、5) 端末の盗難対策がなされていることなどを確認し、適切な対策を講じるようにしてください。
  • 研究室等での利用において複数人がデータを使用する場合、責任者を明確に定めた上で、次の対応を行ってください。
    • 研究室等での利用において複数人がデータを使用する場合、責任者を明確に定めた上で、次の対応を行ってください。
    • 研究室等での利用のために、所属する職員・学生等が使用するコンピュータにデータを複製する場合、あるいはファイルサーバなどネットワーク環境にデータを複製する場合には、データが不用意に流出しないよう、上記2に記す対応をとると同時に、権利を有するユーザ以外がアクセスできないように環境を整備するなど、適切な対策を講じるようにしてください。