誤解率の集計表(b-2)
*誤解率の算出方法はこちら
誤解率順 (降順)
順位 | 誤解ID | 語 | 誤解 | 誤解率(%) |
1 | 73-1 | 脳死 | そう理解していた(=「植物状態」と同じことである) | 70.2 |
2 | 79-1 | 貧血 | そう理解していた(=急に立ち上がったときに立ちくらみを起こしたり,長時間立っていたときにめまいがすること) | 67.6 |
3 | 4-2 | インスリン | インスリン注射を始めると一生続けなければならない | 60.5 |
4 | 23-1 | がん | 高齢者のがんは進行が遅い | 60.2 |
5 | 7-2 | インフルエンザ | インフルエンザ菌によって感染する病気のことである | 53.6 |
6 | 5-3 | 院内感染 | 見舞客にもうつることがよくある | 52.0 |
7 | 67-3 | 糖尿病 | 甘いものの取り過ぎで起きる病気 | 47.9 |
8 | 48-2 | ショック | 急な刺激を受けること | 46.5 |
9 | 17-1 | 潰瘍 | 胃や十二指腸などの内臓が痛くなる病気 | 46.4 |
10 | 85-4 | メタボリックシンドローム | 腹回りの測定値で決まるものである | 43.2 |
11 | 97-2 | MRI | CTに比べて、すべてにおいて優れた検査である | 41.3 |
12 | 5-2 | 院内感染 | 院内感染のすべての責任は、病院にある | 40.5 |
13 | 85-3 | メタボリックシンドローム | 太っていることである | 39.0 |
14 | 13-2 | 炎症 | 炎症はすべて、できるだけ早く治した方がよい | 38.2 |
15 | 34-4 | グループホーム | 老人同士が助け合って暮らす施設 | 35.2 |
16 | 22-1 | 川崎病 | 川崎市周辺で発生した公害病である | 35.0 |
17 | 71-1 | 熱中症 | 暑い夏だけに起きる病気である | 34.7 |
18 | 82-3 | ホスピス | ホスピスは一般の病棟に比べて費用が非常に高い | 34.4 |
19 | 69-1 | 頓服 | 鎮痛剤(痛み止め)のこと | 34.1 |
20 | 69-3 | 頓服 | 解熱剤(熱さまし)のこと | 33.4 |
21 | 85-2 | メタボリックシンドローム | 生活習慣病予防のための健康への意識のことをさす言葉である | 33.1 |
22 | 83-4 | ポリープ | ポリープはすべて、早めに取った方がよい | 32.6 |
23 | 49-2 | 自律神経失調症 | 神経の病気だから、肉体的な不調の原因ではない | 32.0 |
24 | 37-2 | 血糖 | 血糖値さえ下げていれば糖尿病の合併症の心配はない | 31.9 |
25 | 53-1 | 腎不全 | そう理解していた(=腎臓の働きが十分ではないが,まだ危険ではない) | 31.1 |
26 | 8-1 | ウイルス | ウイルスには、抗生剤がよく効く | 30.9 |
27 | 40-1 | 抗生剤 | 抗生剤は、ウイルスにも効く | 29.9 |
28 | 30-1 | 狭心症 | そう理解していた(=心電図に異常がなければ,狭心症ではない) | 29.1 |
29 | 54-1 | 髄膜炎 | 高熱が原因で、炎症が起きる | 28.9 |
30 | 48-1 | ショック | びっくりすること | 28.8 |
31 | 61-3 | 尊厳死 | 「安楽死」と同じことである | 28.7 |
32 | 10-6 | うつ病 | 心の問題なのだから、気の持ちようで治る | 28.5 |
33 | 43-1 | コンプライアンス | 医師が法令を守って治療すること | 27.4 |
34 | 75-4 | 敗血症 | 重い症状になると、助かる見込みはない | 27.4 |
35 | 55-3 | ステロイド | どんな場合でも少量を使用する方がいい | 27.3 |
36 | 15-2 | 介護老人保健施設 | マンションの賃貸料金並みの費用がかかる | 27.2 |
37 | 80-3 | 副作用 | 漢方薬は副作用がない | 27.0 |
38 | 63-1 | 対症療法 | 「タイショリョウホウ」と聞いて、「対処療法」だと思った | 26.8 |
39 | 36-1 | 血栓 | そう理解していた(=血管の中にできる脂肪のかたまり) | 26.7 |
40 | 34-5 | グループホーム | 「ケアハウス」「ケアホーム」などと呼ばれる施設と同じである | 26.1 |
41 | 80-2 | 副作用 | 副作用のある薬は、いつでも途中で服用を止めたり、量を減らしたりしてよい | 26.1 |
42 | 74-6 | ノロウイルス | 石けんや消毒用アルコールで殺すことができる | 25.6 |
43 | 10-9 | うつ病 | うつ病になるのは、精神的に弱いからである | 25.2 |
44 | 1-2 | 悪性腫瘍 | がんと似たようなものだが、がんよりは危険性は少ない | 24.8 |
45 | 83-1 | ポリープ | ポリープは、悪性のものではない | 24.1 |
46 | 48-3 | ショック | ひどく悲しんだり落ち込んだりすること | 23.9 |
47 | 59-4 | ぜん息 | ぜん息の原因はすべてアレルギーである | 23.9 |
48 | 67-4 | 糖尿病 | 食事制限さえすれば治る | 23.8 |
49 | 18-2 | 化学療法 | 放射線を使った治療法のことだと思った | 23.7 |
50 | 46-3 | 腫瘍 | 良性の腫瘍は絶対にがんにならない | 23.6 |
51 | 59-7 | ぜん息 | ぜん息の薬は発作の起こったときだけ服用すればよい | 23.5 |
52 | 93-3 | CT | ペースメーカーをつけていてはできない検査である | 22.9 |
53 | 8-2 | ウイルス | 細菌と同じものである | 22.6 |
54 | 46-1 | 腫瘍 | がんと同じものである | 22.6 |
55 | 89-1 | 臨床試験 | 効果や毒性も全くわからない薬物を投与する人体実験のようなもの | 22.2 |
56 | 47-1 | 腫瘍マーカー | 正常値であればがんではない | 22.1 |
57 | 7-4 | インフルエンザ | ワクチンを打っていればかからない | 21.7 |
58 | 77-3 | 白血病 | 白血病にかかると助かる見込みが全くない | 20.7 |
59 | 46-2 | 腫瘍 | 良性の腫瘍であっても、大体の場合やがてがんになる | 20.5 |
60 | 99-3 | PET | CTやMRIに比べて、すべての点においてすぐれた検査 | 20.4 |
61 | 68-2 | 動脈硬化 | 若い人には起こらない | 19.9 |
62 | 89-2 | 臨床試験 | 無料で薬を投与してもらえるもの | 19.8 |
63 | 25-2 | 肝硬変 | お酒を飲まなければ肝硬変にはならない | 19.7 |
64 | 61-2 | 尊厳死 | 苦痛を訴えている患者に同情して、その患者を楽に死なせること | 19.1 |
65 | 18-1 | 化学療法 | 「カガクリョウホウ」と聞いて、「科学療法=科学的な治療法」だと思った | 18.9 |
66 | 9-5 | うっ血 | 顔がほてったり足がむくんだりすることである | 18.3 |
67 | 55-5 | ステロイド | ぜん息患者が使う吸入ステロイド薬も、ほかのステロイドと同じ程度の副作用がある | 18.3 |
68 | 18-4 | 化学療法 | 化学療法は、手術ができない患者に対して行われる | 18.1 |
69 | 15-3 | 介護老人保健施設 | 個室ではなく相部屋で団体生活をする | 17.7 |
70 | 1-3 | 悪性腫瘍 | がんと似たようなものだが、がんよりさらに危険性が大きい | 17.5 |
71 | 47-5 | 腫瘍マーカー | 腫瘍マーカーの数値はがんの進行度を表す | 17.5 |
72 | 57-2 | セカンドオピニオン | セカンドオピニオンを受けた先では、意見を聞くだけでなく、その場で治療や手術まで受けられる | 17.2 |
73 | 13-1 | 炎症 | 炎症はすべて、からだにとって有害なものである | 16.5 |
74 | 8-4 | ウイルス | ウイルスに感染した後でも、ワクチンを接種すれば治る | 16.4 |
75 | 55-2 | ステロイド | 麻薬と同じぐらいに作用が強烈だ | 16.2 |
76 | 69-2 | 頓服 | 包装紙にくるんだ薬のこと | 16.2 |
77 | 65-3 | 治験 | その人に合っているか試験的に治療をしてみること | 16.0 |
78 | 40-3 | 抗生剤 | 抗生剤は、ウイルス性のインフルエンザにも効く | 15.9 |
79 | 16-3 | ガイドライン | 例外なくすべての人にとって最善の治療を示すものである | 15.7 |
80 | 74-5 | ノロウイルス | 抵抗力の弱い、子どもやお年寄りにしか感染しない | 15.7 |
81 | 15-5 | 介護老人保健施設 | 医療の設備は備わっていない | 15.1 |
82 | 57-1 | セカンドオピニオン | セカンドオピニオンを申し出ることは、主治医に対して失礼なことである | 15.1 |
83 | 76-1 | 肺水腫 | そう理解していた(=肺に腫瘍ができること) | 15.1 |
84 | 50-2 | 心筋梗塞 | すぐに死んでしまう助からない病気だ | 14.9 |
85 | 59-1 | ぜん息 | ぜん息は病名ではなく、病状を表す | 14.3 |
86 | 65-2 | 治験 | 無料で薬を投与してもらえるもの | 14.2 |
87 | 75-6 | 敗血症 | 赤血球や白血球が壊れて少なくなる病気 | 14.1 |
88 | 42-2 | 誤嚥 | 異物を飲み込んでしまうことである | 13.9 |
89 | 55-1 | ステロイド | 一度使うとやめられなくなる | 13.8 |
90 | 40-4 | 抗生剤 | 抗生剤を飲めばすぐに熱が下がる | 13.5 |
91 | 27-3 | 緩和ケア | 特別な知識や技術を持った医師団によって、緩和ケア病棟で行われる、特殊な医療である | 13.3 |
92 | 55-4 | ステロイド | スポーツ選手などが使う筋肉増強剤のステロイドと病院で治療のために使うステロイドは同じものである | 13.1 |
93 | 13-3 | 炎症 | 炎症は完全に止めたり、抑えたりする方がいい | 13.0 |
94 | 47-3 | 腫瘍マーカー | 数値が高い方が悪いがんである | 12.9 |
95 | 71-2 | 熱中症 | 体力がある人や若い人はかかりにくい病気である | 12.7 |
96 | 27-2 | 緩和ケア | 治療をあきらめたときに行われる医療である | 12.5 |
97 | 59-5 | ぜん息 | ぜん息で死ぬことはない | 12.5 |
98 | 77-1 | 白血病 | 白血病はがんの一種ではない | 12.5 |
99 | 8-3 | ウイルス | ウイルスに感染すると必ず病気になる | 12.3 |
100 | 40-5 | 抗生剤 | 抗生剤を使えばどんな細菌でも退治できる | 12.3 |
101 | 10-7 | うつ病 | 失恋や仕事の失敗など、普通に経験する憂うつな気持ちの延長である | 12.1 |
102 | 74-3 | ノロウイルス | 風邪のウイルスの一種である | 12.1 |
103 | 4-1 | インスリン | インスリンを打つようになったら糖尿病は重症で、先が短い | 12.0 |
104 | 66-4 | 統合失調症 | 精神力の弱い人がかかる病気 | 12.0 |
105 | 39-1 | 膠原病 | 「コウゲンビョウ」と聞いて、高原の病気、つまり山に登った時などに、酸素が足りなくなって頭痛などの症状を引き起こす病気(高山病)のことだと思った | 11.6 |
106 | 98-1 | MRSA | どんな薬も効かない細菌のことである | 11.5 |
107 | 71-3 | 熱中症 | 室内にいるとかからない病気である | 11.2 |
108 | 15-4 | 介護老人保健施設 | 認知症になったら出て行かなければならない | 10.9 |
109 | 64-1 | 耐性 | そう理解していた(=人が病気や薬の副作用などに耐える性質) | 10.9 |
110 | 74-4 | ノロウイルス | インフルエンザウイルスの一種である | 10.9 |
111 | 80-1 | 副作用 | 副作用のある薬はすべて使うべきでない | 10.9 |
112 | 57-3 | セカンドオピニオン | 自分にとって都合のよい診断をしてくれる医師が見つかるまで、多くの医師の意見を聞く方がよい | 10.8 |
113 | 5-1 | 院内感染 | MRSA(退治する薬が効かなくなるぶどう状に集まる丸い細菌)によるものだけを、院内感染という | 10.6 |
114 | 41-1 | 抗体 | そう理解していた(薬が効かなくなった体) | 10.6 |
115 | 10-10 | うつ病 | 一度かかったら、以前のように仕事はできない | 10.4 |
116 | 17-3 | 潰瘍 | シコリのこと | 10.3 |
117 | 23-2 | がん | がんにかかると、必ず死ぬ | 10.1 |
118 | 39-3 | 膠原病 | かかると死んでしまうこわい病気である | 10.1 |
119 | 9-2 | うっ血 | 「充血」と同じものである | 9.8 |
120 | 16-2 | ガイドライン | ガイドラインには必ず従わなければならない | 9.7 |
121 | 82-1 | ホスピス | ホスピスでは何も治療をしない | 9.7 |
122 | 17-2 | 潰瘍 | 胃酸がたくさん出る状態 | 9.6 |
123 | 19-2 | かかりつけ医 | かかりつけ医とは、個人的に契約を交わした医師や医院のことである | 9.6 |
124 | 85-5 | メタボリックシンドローム | 総コレステロール値が低ければ心配ない | 9.6 |
125 | 13-4 | 炎症 | 炎症はからだの表面にだけできる | 9.5 |
126 | 97-1 | MRI | どんな病気にも有用で、どんな病気でも検査できる | 9.4 |
127 | 14-1 | 黄だん | ミカン、ニンジン等を食べ過ぎて、からだの色が黄色くなること | 9.3 |
128 | 65-1 | 治験 | 効果や毒性もわからない薬物を投与する人体実験で、恐ろしいもの | 9.3 |
129 | 4-3 | インスリン | インスリンは注射だけでなく、飲み薬もある | 9.1 |
130 | 45-2 | 重篤 | 「危篤」よりも重い病状 | 9.0 |
131 | 62-3 | ターミナルケア | 病気の治療はもう行わない | 9.0 |
132 | 70-2 | 肉腫 | 肉腫ができると、必ず死ぬ | 8.9 |
133 | 34-1 | グループホーム | 認知症の治療施設である | 8.8 |
134 | 19-1 | かかりつけ医 | かかりつけ医では満足な診療が受けられないかもしれないので、最初から大きな病院で診てもらった方がいい | 8.7 |
135 | 101-1 | 術後合併症 | そう理解していた(=手術や検査などに引き続いて起こる病気は,手術ミスなどすべて医師の過失に原因がある) | 8.6 |
136 | 48-4 | ショック | 一時的なもので心配はいらない | 8.5 |
137 | 66-1 | 統合失調症 | 治らない病気 | 8.5 |
138 | 67-2 | 糖尿病 | 食べ過ぎだけが原因の病気 | 8.5 |
139 | 93-2 | CT | 妊娠していてもできる検査である | 8.5 |
140 | 47-6 | 腫瘍マーカー | 腫瘍マーカーは検査の試薬のことである | 8.4 |
141 | 75-5 | 敗血症 | 健康な人でも、血液に細菌が入ると、すぐに敗血症になる | 8.4 |
142 | 28-1 | 既往歴 | これまでに他の病院に通った経歴のこと | 8.1 |
143 | 28-3 | 既往歴 | 虫垂炎(盲腸)のような、簡単な手術で治った病気は既往歴に含まれない | 8.1 |
144 | 32-1 | クオリティーオブライフ | 命の最期をどう迎えるかということ | 8.1 |
145 | 70-1 | 肉腫 | 肉腫は良性なので、命を落とす危険はない | 8.1 |
146 | 7-1 | インフルエンザ | 普通の風邪が重症になったもののことである | 7.9 |
147 | 62-2 | ターミナルケア | 末期がんの患者だけに対する医療である | 7.9 |
148 | 43-2 | コンプライアンス | 患者が病院の規則を守ること | 7.7 |
149 | 11-1 | 壊死 | そう理解していた(=人の死に方の一種) | 7.6 |
150 | 14-2 | 黄だん | 黄色い斑点(はんてん)やあざのこと | 7.6 |
151 | 98-2 | MRSA | 「院内感染」(病院内で細菌やウイルスによる病気にかかること)は、すべてMRSAによるものである | 7.4 |
152 | 69-4 | 頓服 | 症状が出たら何度でも飲んでよい | 7.3 |
153 | 83-2 | ポリープ | ポリープは、がんとほとんど同じものである | 7.3 |
154 | 69-5 | 頓服 | 症状が出ない場合も、決まった時間に飲む | 6.9 |
155 | 99-1 | PET | がんの有る無しが100%わかる検査 | 6.9 |
156 | 7-3 | インフルエンザ | インフルエンザには解熱剤を使ってはいけない | 6.8 |
157 | 40-2 | 抗生剤 | 抗生剤は、どんな風邪にも効く | 6.6 |
158 | 50-1 | 心筋梗塞 | 少し休めば治る | 6.6 |
159 | 59-6 | ぜん息 | 子どものぜん息は、すべて自然に治る | 6.6 |
160 | 63-3 | 対症療法 | おざなりな治療法で、気休めにすぎない | 6.6 |
161 | 38-2 | 抗がん剤 | 抗がん剤は、どんながんにも効く | 6.5 |
162 | 47-2 | 腫瘍マーカー | 基準値よりも高ければ必ずがんである | 6.4 |
163 | 42-1 | 誤嚥 | むせることである | 6.3 |
164 | 34-3 | グループホーム | 認知症の人ならだれでも入れる | 6.2 |
165 | 68-1 | 動脈硬化 | 動脈は硬くなっても、血液の流れは変わらない | 6.1 |
166 | 82-2 | ホスピス | ホスピスに一度入ったら家へは帰れない | 6.1 |
167 | 67-1 | 糖尿病 | 血液の病気でなく尿の病気 | 6.0 |
168 | 38-1 | 抗がん剤 | 抗がん剤を使えば、大体のがんは完全に治すことができる | 5.9 |
169 | 56-2 | 生検 | 「セイケン」と聞いて、「精検=精密検査」だと思った | 5.8 |
170 | 47-4 | 腫瘍マーカー | 数値が低い状態が続いているのは、がんが良い状態を保っているからだ | 5.7 |
171 | 59-11 | せん妄 | 「せん妄」は、病気の名前である | 5.7 |
172 | 78-3 | 日和見感染 | 人ごみなどで知らないうちに病気をもらうこと | 5.5 |
173 | 65-5 | 治験 | 治療の効き目の意味だと思った | 5.3 |
174 | 87-1 | 予後 | 「予後○○年」と言う場合、その期間に必ず死ぬということである | 5.3 |
175 | 28-2 | 既往歴 | 風邪のような、だれもがよくかかる病気も既往歴には含まれる | 5.2 |
176 | 78-2 | 日和見感染 | 病院内で別の菌をもらうこと | 5.2 |
177 | 23-3 | がん | がんの原因になる物質がからだに入ってくると、必ずがんになる | 5.0 |
178 | 14-3 | 黄だん | 肝臓や血液の病気ではなく皮膚の病気である | 4.9 |
179 | 45-1 | 重篤 | 「重症」よりも軽い症状 | 4.8 |
180 | 61-1 | 尊厳死 | 致死薬などで死期を早めること | 4.8 |
181 | 15-1 | 介護老人保健施設 | 介護認定を受ければ無料で入れる | 4.7 |
182 | 25-1 | 肝硬変 | 痛みなどがなければあまり危険ではない | 4.6 |
183 | 39-2 | 膠原病 | 「コウゲンビョウ」と聞いて、「抗原病」のことだと思った | 4.6 |
184 | 96-1 | HbA1c | ヘモグロビンと同じものである | 4.5 |
185 | 38-3 | 抗がん剤 | 抗がん剤は、助かる見込みのない末期がんの患者にだけ用いられる | 4.4 |
186 | 1-1 | 悪性腫瘍 | がんとは全く違うものである | 4.3 |
187 | 66-5 | 統合失調症 | 遺伝による病気 | 4.3 |
188 | 37-1 | 血糖 | 油ものは、血糖値を上げない | 4.2 |
189 | 23-4 | がん | 長く置いた食品や腐った食べ物はがんを引き起こす | 4.1 |
190 | 87-2 | 予後 | 「予後○○年」と言う場合、その期間に必ずよくなるということである | 3.9 |
191 | 23-6 | がん | 自然食を食べていればがんにならない | 3.8 |
192 | 75-3 | 敗血症 | 「ハイケツショウ」と聞いて、「肺血症=肺に血が入った病気」だと思った | 3.8 |
193 | 99-2 | PET | がんのことなら何でもわかる検査 | 3.8 |
194 | 44-1 | 集学的治療 | 大学病院での治療 | 3.7 |
195 | 98-3 | MRSA | 健康な人でも感染するとすぐに発症する | 3.7 |
196 | 42-3 | 誤嚥 | 食材を細かく刻めば予防できる | 3.5 |
197 | 10-11 | うつ病 | 遺伝による病気である | 3.3 |
198 | 22-2 | 川崎病 | 大人になると完治する軽い病気である | 3.3 |
199 | 59-10 | せん妄 | 言葉やふるまいの混乱は長く続く | 3.3 |
200 | 62-1 | ターミナルケア | 死にゆく人を単に見守るだけの医療である | 3.3 |
201 | 47-7 | 腫瘍マーカー | 一つの検査結果ですべてのがんが判定できる | 3.1 |
202 | 81-1 | プライマリーケア | プライマリーケアは一時的な診療しかしない | 3.1 |
203 | 19-3 | かかりつけ医 | 必ず全員がかかりつけ医を持っているはずだ | 3.0 |
204 | 32-3 | クオリティーオブライフ | 年収や消費など、家庭の生活水準を測る指標 | 3.0 |
205 | 42-4 | 誤嚥 | 飲み物(流動物)については起こらない | 3.0 |
206 | 10-8 | うつ病 | 風邪と一緒で、薬を飲んで休めばすぐによくなる | 2.8 |
207 | 24-1 | 寛解 | 病気が完全に治った状態のこと | 2.8 |
208 | 34-2 | グループホーム | 最期のときを迎えるための場である | 2.7 |
209 | 39-4 | 膠原病 | うつる病気である | 2.6 |
210 | 9-3 | うっ血 | 血を吐くことである | 2.4 |
211 | 16-1 | ガイドライン | 医師がガイドラインを持ち出すのは、新しく薬を出す口実である | 2.4 |
212 | 57-4 | セカンドオピニオン | 主治医がセカンドオピニオンを勧めるのは、自分の診療に自信がないからだ | 2.4 |
213 | 63-2 | 対症療法 | 「タイショウリョウホウ」と聞いて、「対象療法」だと思った | 2.4 |
214 | 9-4 | うっ血 | 血の流れが増えることである | 2.3 |
215 | 66-3 | 統合失調症 | 脳の機能が全くだめになった病気 | 2.2 |
216 | 83-3 | ポリープ | ポリープのすべてが、がんになる | 2.2 |
217 | 59-2 | ぜん息 | ぜん息は咳によって人にうつる | 2.1 |
218 | 92-2 | COPD | 肺気腫や慢性気管支炎はCOPDとは別の病気である | 2.1 |
219 | 32-2 | クオリティーオブライフ | 平均寿命や識字率、国民一人当たりのGDP(国内総生産)など、人々の生活の質を測る指標 | 2.0 |
220 | 49-1 | 自律神経失調症 | この症状の人は、怠けている人である | 2.0 |
221 | 59-9 | せん妄 | われを忘れて、ただぼうっとしている状態のことである | 1.9 |
222 | 27-1 | 緩和ケア | 緩和ケアは、何も治療をしない医療である | 1.8 |
223 | 59-8 | せん妄 | 認知症と同じである | 1.8 |
224 | 96-2 | HbA1c | 検査の2~3日前から節制すれば、いい値が出る | 1.8 |
225 | 44-2 | 集学的治療 | 権威のある医師を集めて行う治療 | 1.7 |
226 | 56-1 | 生検 | 「セイケン」と聞いて、「正検=正しい方法による正確な検査」だと思った | 1.7 |
227 | 100-1 | QOL | 命の最期をどう迎えるかということ | 1.7 |
228 | 18-3 | 化学療法 | 化学療法を選択したら、手術は受けられない | 1.6 |
229 | 66-6 | 統合失調症 | 怠けている人がかかる病気 | 1.5 |
230 | 92-1 | COPD | 気管支ぜん息と全く同じことである | 1.5 |
231 | 81-2 | プライマリーケア | お年寄りのケアのことである | 1.4 |
232 | 75-1 | 敗血症 | 「ハイケツショウ」と聞いて、「肺穴症=肺に穴があいた病気」だと思った | 1.3 |
233 | 66-2 | 統合失調症 | 一生病院で過ごさなければならない病気 | 1.2 |
234 | 77-2 | 白血病 | 白血病はうつる病気である | 1.2 |
235 | 44-3 | 集学的治療 | 医学以外の学問を使った治療 | 1.1 |
236 | 65-4 | 治験 | 「チケン」と聞いて、「地検」「知見」「地券」など、医療とは関係のない別の言葉だと思った | 1.1 |
237 | 81-3 | プライマリーケア | 病院にかからず、自宅で自分で行う治療のことである | 1.1 |
238 | 54-2 | 髄膜炎 | 髄膜炎は人にうつりやすい | 1.0 |
239 | 75-2 | 敗血症 | 「ハイケツショウ」と聞いて、「肺結晶=肺に結晶ができた病気」だと思った | 1.0 |
240 | 97-3 | MRI | 痛みをともなう検査である | 1.0 |
241 | 71-4 | 熱中症 | 何かに熱中し過ぎることで起きる病気である | 0.9 |
242 | 74-2 | ノロウイルス | のろい(発病するのが遅い)ウイルスのことである | 0.9 |
243 | 78-1 | 日和見感染 | 患者の病気が病院のスタッフにうつること | 0.9 |
244 | 100-2 | QOL | 平均寿命や識字率、国民一人当たりのGDP(国内総生産)など、人々の生活の質を測る指標 | 0.9 |
245 | 33-2 | クリニカルパス | 通院証のことだと思っていた | 0.8 |
246 | 9-1 | うっ血 | 「胸水」と同じものである | 0.7 |
247 | 24-2 | 寛解 | 病気はもう永遠に治らないということ | 0.7 |
248 | 24-3 | 寛解 | 「カンカイ」と聞いて、「完快」と思った | 0.7 |
249 | 93-1 | CT | 痛みをともなう検査である | 0.7 |
250 | 59-3 | ぜん息 | ぜん息は心の病である | 0.6 |
251 | 23-5 | がん | がんは人にうつる | 0.5 |
252 | 74-1 | ノロウイルス | 呪われたウイルスのことである | 0.5 |
253 | 85-1 | メタボリックシンドローム | 「シンドローム」と聞いて、流行の音楽の曲名か、歌い手(グループ)名かと思った | 0.4 |
254 | 52-1 | 振戦 | 「シンセン」と聞いて、「新鮮=新しくて気持ちのいいこと」だと思った | 0.3 |
255 | 100-3 | QOL | 年収や消費など、家庭の生活水準を測る指標 | 0.3 |
256 | 33-1 | クリニカルパス | 保険証のことだと思っていた | 0.2 |
257 | 52-2 | 振戦 | 「シンセン」と聞いて、「深浅=病気の程度の深さ、浅さのこと」だと思った | 0.2 |
258 | 27-4 | 緩和ケア | 緩和ケアを受ければ、病気がすべて治る | 0.1 |
259 | 33-3 | クリニカルパス | 「パス」と聞いて、電車やバスなどのパスだと思った | 0.1 |
順位 | 誤解ID | 語 | 誤解 | 誤解率A |
― | 20-1-1 | 合併症 1(ある病気と同時に起こる別の病気) | 何かの病気と一緒に必ず起こる症状のことである | 28.8 |
― | 20-1-2 | 偶然に起こる症状のことである | 31.1 | |
― | 20-2 | 合併症 2(手術や検査などに引き続いて起こる病気) | そう理解していた(=手術や検査などに引き続いて起こる病気は,手術ミスなどすべて医師の過失に原因がある) | 19.1 |
・誤解があると予想された言葉のみ質問をしました。
・20「合併症」は,二つの意味に分けて調査をしました。
国立国語研究所「病院の言葉」委員会
*調査データを引用する場合は,必ず出典を明示してください。