「病院の言葉」を分かりやすくする提案

病院で使われている言葉を分かりやすく言い換えたり説明したりする 具体的な工夫について提案します。

設立趣意書
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誤解率の集計表(b-1)

*誤解率の算出方法はこちら

誤解ID順

誤解ID 誤解 誤解率(%)
1-1悪性腫瘍がんとは全く違うものである4.3
1-2悪性腫瘍がんと似たようなものだが、がんよりは危険性は少ない24.8
1-3悪性腫瘍がんと似たようなものだが、がんよりさらに危険性が大きい17.5
4-1インスリンインスリンを打つようになったら糖尿病は重症で、先が短い12.0
4-2インスリンインスリン注射を始めると一生続けなければならない60.5
4-3インスリンインスリンは注射だけでなく、飲み薬もある9.1
5-1院内感染MRSA(退治する薬が効かなくなるぶどう状に集まる丸い細菌)によるものだけを、院内感染という10.6
5-2院内感染院内感染のすべての責任は、病院にある40.5
5-3院内感染見舞客にもうつることがよくある52.0
7-1インフルエンザ普通の風邪が重症になったもののことである7.9
7-2インフルエンザインフルエンザ菌によって感染する病気のことである53.6
7-3インフルエンザインフルエンザには解熱剤を使ってはいけない6.8
7-4インフルエンザワクチンを打っていればかからない21.7
8-1ウイルスウイルスには、抗生剤がよく効く30.9
8-2ウイルス細菌と同じものである22.6
8-3ウイルスウイルスに感染すると必ず病気になる12.3
8-4ウイルスウイルスに感染した後でも、ワクチンを接種すれば治る16.4
9-1うっ血「胸水」と同じものである0.7
9-2うっ血「充血」と同じものである9.8
9-3うっ血血を吐くことである2.4
9-4うっ血血の流れが増えることである2.3
9-5うっ血顔がほてったり足がむくんだりすることである18.3
10-6うつ病心の問題なのだから、気の持ちようで治る28.5
10-7うつ病失恋や仕事の失敗など、普通に経験する憂うつな気持ちの延長である12.1
10-8うつ病風邪と一緒で、薬を飲んで休めばすぐによくなる2.8
10-9うつ病うつ病になるのは、精神的に弱いからである25.2
10-10うつ病一度かかったら、以前のように仕事はできない10.4
10-11うつ病遺伝による病気である3.3
11-1壊死そう理解していた(=人の死に方の一種)7.6
13-1炎症炎症はすべて、からだにとって有害なものである16.5
13-2炎症炎症はすべて、できるだけ早く治した方がよい38.2
13-3炎症炎症は完全に止めたり、抑えたりする方がいい13.0
13-4炎症炎症はからだの表面にだけできる9.5
14-1黄だんミカン、ニンジン等を食べ過ぎて、からだの色が黄色くなること9.3
14-2黄だん黄色い斑点(はんてん)やあざのこと7.6
14-3黄だん肝臓や血液の病気ではなく皮膚の病気である4.9
15-1介護老人保健施設介護認定を受ければ無料で入れる4.7
15-2介護老人保健施設マンションの賃貸料金並みの費用がかかる27.2
15-3介護老人保健施設個室ではなく相部屋で団体生活をする17.7
15-4介護老人保健施設認知症になったら出て行かなければならない10.9
15-5介護老人保健施設医療の設備は備わっていない15.1
16-1ガイドライン医師がガイドラインを持ち出すのは、新しく薬を出す口実である2.4
16-2ガイドラインガイドラインには必ず従わなければならない9.7
16-3ガイドライン例外なくすべての人にとって最善の治療を示すものである15.7
17-1潰瘍胃や十二指腸などの内臓が痛くなる病気46.4
17-2潰瘍胃酸がたくさん出る状態9.6
17-3潰瘍シコリのこと10.3
18-1化学療法「カガクリョウホウ」と聞いて、「科学療法=科学的な治療法」だと思った18.9
18-2化学療法放射線を使った治療法のことだと思った23.7
18-3化学療法化学療法を選択したら、手術は受けられない1.6
18-4化学療法化学療法は、手術ができない患者に対して行われる18.1
19-1かかりつけ医かかりつけ医では満足な診療が受けられないかもしれないので、最初から大きな病院で診てもらった方がいい8.7
19-2かかりつけ医かかりつけ医とは、個人的に契約を交わした医師や医院のことである9.6
19-3かかりつけ医必ず全員がかかりつけ医を持っているはずだ3.0
22-1川崎病川崎市周辺で発生した公害病である35.0
22-2川崎病大人になると完治する軽い病気である3.3
23-1がん高齢者のがんは進行が遅い60.2
23-2がんがんにかかると、必ず死ぬ10.1
23-3がんがんの原因になる物質がからだに入ってくると、必ずがんになる5.0
23-4がん長く置いた食品や腐った食べ物はがんを引き起こす4.1
23-5がんがんは人にうつる0.5
23-6がん自然食を食べていればがんにならない3.8
24-1寛解病気が完全に治った状態のこと2.8
24-2寛解病気はもう永遠に治らないということ0.7
24-3寛解「カンカイ」と聞いて、「完快」と思った0.7
25-1肝硬変痛みなどがなければあまり危険ではない4.6
25-2肝硬変お酒を飲まなければ肝硬変にはならない19.7
27-1緩和ケア緩和ケアは、何も治療をしない医療である1.8
27-2緩和ケア治療をあきらめたときに行われる医療である12.5
27-3緩和ケア特別な知識や技術を持った医師団によって、緩和ケア病棟で行われる、特殊な医療である13.3
27-4緩和ケア緩和ケアを受ければ、病気がすべて治る0.1
28-1既往歴これまでに他の病院に通った経歴のこと8.1
28-2既往歴風邪のような、だれもがよくかかる病気も既往歴には含まれる5.2
28-3既往歴虫垂炎(盲腸)のような、簡単な手術で治った病気は既往歴に含まれない8.1
30-1狭心症そう理解していた(=心電図に異常がなければ,狭心症ではない)29.1
32-1クオリティーオブライフ命の最期をどう迎えるかということ8.1
32-2クオリティーオブライフ平均寿命や識字率、国民一人当たりのGDP(国内総生産)など、人々の生活の質を測る指標2.0
32-3クオリティーオブライフ年収や消費など、家庭の生活水準を測る指標3.0
33-1クリニカルパス保険証のことだと思っていた0.2
33-2クリニカルパス通院証のことだと思っていた0.8
33-3クリニカルパス「パス」と聞いて、電車やバスなどのパスだと思った0.1
34-1グループホーム認知症の治療施設である8.8
34-2グループホーム最期のときを迎えるための場である2.7
34-3グループホーム認知症の人ならだれでも入れる6.2
34-4グループホーム老人同士が助け合って暮らす施設35.2
34-5グループホーム「ケアハウス」「ケアホーム」などと呼ばれる施設と同じである26.1
36-1血栓そう理解していた(=血管の中にできる脂肪のかたまり)26.7
37-1血糖油ものは、血糖値を上げない4.2
37-2血糖血糖値さえ下げていれば糖尿病の合併症の心配はない31.9
38-1抗がん剤抗がん剤を使えば、大体のがんは完全に治すことができる5.9
38-2抗がん剤抗がん剤は、どんながんにも効く6.5
38-3抗がん剤抗がん剤は、助かる見込みのない末期がんの患者にだけ用いられる4.4
39-1膠原病「コウゲンビョウ」と聞いて、高原の病気、つまり山に登った時などに、酸素が足りなくなって頭痛などの症状を引き起こす病気(高山病)のことだと思った11.6
39-2膠原病「コウゲンビョウ」と聞いて、「抗原病」のことだと思った4.6
39-3膠原病かかると死んでしまうこわい病気である10.1
39-4膠原病うつる病気である2.6
40-1抗生剤抗生剤は、ウイルスにも効く29.9
40-2抗生剤抗生剤は、どんな風邪にも効く6.6
40-3抗生剤抗生剤は、ウイルス性のインフルエンザにも効く15.9
40-4抗生剤抗生剤を飲めばすぐに熱が下がる13.5
40-5抗生剤抗生剤を使えばどんな細菌でも退治できる12.3
41-1抗体そう理解していた(薬が効かなくなった体)10.6
42-1誤嚥むせることである6.3
42-2誤嚥異物を飲み込んでしまうことである13.9
42-3誤嚥食材を細かく刻めば予防できる3.5
42-4誤嚥飲み物(流動物)については起こらない3.0
43-1コンプライアンス医師が法令を守って治療すること27.4
43-2コンプライアンス患者が病院の規則を守ること7.7
44-1集学的治療大学病院での治療3.7
44-2集学的治療権威のある医師を集めて行う治療1.7
44-3集学的治療医学以外の学問を使った治療1.1
45-1重篤「重症」よりも軽い症状4.8
45-2重篤「危篤」よりも重い病状9.0
46-1腫瘍がんと同じものである22.6
46-2腫瘍良性の腫瘍であっても、大体の場合やがてがんになる20.5
46-3腫瘍良性の腫瘍は絶対にがんにならない23.6
47-1腫瘍マーカー正常値であればがんではない22.1
47-2腫瘍マーカー基準値よりも高ければ必ずがんである6.4
47-3腫瘍マーカー数値が高い方が悪いがんである12.9
47-4腫瘍マーカー数値が低い状態が続いているのは、がんが良い状態を保っているからだ5.7
47-5腫瘍マーカー腫瘍マーカーの数値はがんの進行度を表す17.5
47-6腫瘍マーカー腫瘍マーカーは検査の試薬のことである8.4
47-7腫瘍マーカー一つの検査結果ですべてのがんが判定できる3.1
48-1ショックびっくりすること28.8
48-2ショック急な刺激を受けること46.5
48-3ショックひどく悲しんだり落ち込んだりすること23.9
48-4ショック一時的なもので心配はいらない8.5
49-1自律神経失調症この症状の人は、怠けている人である2.0
49-2自律神経失調症神経の病気だから、肉体的な不調の原因ではない32.0
50-1心筋梗塞少し休めば治る6.6
50-2心筋梗塞すぐに死んでしまう助からない病気だ14.9
52-1振戦「シンセン」と聞いて、「新鮮=新しくて気持ちのいいこと」だと思った0.3
52-2振戦「シンセン」と聞いて、「深浅=病気の程度の深さ、浅さのこと」だと思った0.2
53-1腎不全そう理解していた(=腎臓の働きが十分ではないが,まだ危険ではない)31.1
54-1髄膜炎高熱が原因で、炎症が起きる28.9
54-2髄膜炎髄膜炎は人にうつりやすい1.0
55-1ステロイド一度使うとやめられなくなる13.8
55-2ステロイド麻薬と同じぐらいに作用が強烈だ16.2
55-3ステロイドどんな場合でも少量を使用する方がいい27.3
55-4ステロイドスポーツ選手などが使う筋肉増強剤のステロイドと病院で治療のために使うステロイドは同じものである13.1
55-5ステロイドぜん息患者が使う吸入ステロイド薬も、ほかのステロイドと同じ程度の副作用がある18.3
56-1生検「セイケン」と聞いて、「正検=正しい方法による正確な検査」だと思った1.7
56-2生検「セイケン」と聞いて、「精検=精密検査」だと思った5.8
57-1セカンドオピニオンセカンドオピニオンを申し出ることは、主治医に対して失礼なことである15.1
57-2セカンドオピニオンセカンドオピニオンを受けた先では、意見を聞くだけでなく、その場で治療や手術まで受けられる17.2
57-3セカンドオピニオン自分にとって都合のよい診断をしてくれる医師が見つかるまで、多くの医師の意見を聞く方がよい10.8
57-4セカンドオピニオン主治医がセカンドオピニオンを勧めるのは、自分の診療に自信がないからだ2.4
59-1ぜん息ぜん息は病名ではなく、病状を表す14.3
59-2ぜん息ぜん息は咳によって人にうつる2.1
59-3ぜん息ぜん息は心の病である0.6
59-4ぜん息ぜん息の原因はすべてアレルギーである23.9
59-5ぜん息ぜん息で死ぬことはない12.5
59-6ぜん息子どものぜん息は、すべて自然に治る6.6
59-7ぜん息ぜん息の薬は発作の起こったときだけ服用すればよい23.5
59-8せん妄認知症と同じである1.8
59-9せん妄われを忘れて、ただぼうっとしている状態のことである1.9
59-10せん妄言葉やふるまいの混乱は長く続く3.3
59-11せん妄「せん妄」は、病気の名前である5.7
61-1尊厳死致死薬などで死期を早めること4.8
61-2尊厳死苦痛を訴えている患者に同情して、その患者を楽に死なせること19.1
61-3尊厳死「安楽死」と同じことである28.7
62-1ターミナルケア死にゆく人を単に見守るだけの医療である3.3
62-2ターミナルケア末期がんの患者だけに対する医療である7.9
62-3ターミナルケア病気の治療はもう行わない9.0
63-1対症療法「タイショリョウホウ」と聞いて、「対処療法」だと思った26.8
63-2対症療法「タイショウリョウホウ」と聞いて、「対象療法」だと思った2.4
63-3対症療法おざなりな治療法で、気休めにすぎない6.6
64-1耐性そう理解していた(=人が病気や薬の副作用などに耐える性質)10.9
65-1治験効果や毒性もわからない薬物を投与する人体実験で、恐ろしいもの9.3
65-2治験無料で薬を投与してもらえるもの14.2
65-3治験その人に合っているか試験的に治療をしてみること16.0
65-4治験「チケン」と聞いて、「地検」「知見」「地券」など、医療とは関係のない別の言葉だと思った1.1
65-5治験治療の効き目の意味だと思った5.3
66-1統合失調症治らない病気8.5
66-2統合失調症一生病院で過ごさなければならない病気1.2
66-3統合失調症脳の機能が全くだめになった病気2.2
66-4統合失調症精神力の弱い人がかかる病気12.0
66-5統合失調症遺伝による病気4.3
66-6統合失調症怠けている人がかかる病気1.5
67-1糖尿病血液の病気でなく尿の病気6.0
67-2糖尿病食べ過ぎだけが原因の病気8.5
67-3糖尿病甘いものの取り過ぎで起きる病気47.9
67-4糖尿病食事制限さえすれば治る23.8
68-1動脈硬化動脈は硬くなっても、血液の流れは変わらない6.1
68-2動脈硬化若い人には起こらない19.9
69-1頓服鎮痛剤(痛み止め)のこと34.1
69-2頓服包装紙にくるんだ薬のこと16.2
69-3頓服解熱剤(熱さまし)のこと33.4
69-4頓服症状が出たら何度でも飲んでよい7.3
69-5頓服症状が出ない場合も、決まった時間に飲む6.9
70-1肉腫肉腫は良性なので、命を落とす危険はない8.1
70-2肉腫肉腫ができると、必ず死ぬ8.9
71-1熱中症暑い夏だけに起きる病気である34.7
71-2熱中症体力がある人や若い人はかかりにくい病気である12.7
71-3熱中症室内にいるとかからない病気である11.2
71-4熱中症何かに熱中し過ぎることで起きる病気である0.9
73-1脳死そう理解していた(=「植物状態」と同じことである)70.2
74-1ノロウイルス呪われたウイルスのことである0.5
74-2ノロウイルスのろい(発病するのが遅い)ウイルスのことである0.9
74-3ノロウイルス風邪のウイルスの一種である12.1
74-4ノロウイルスインフルエンザウイルスの一種である10.9
74-5ノロウイルス抵抗力の弱い、子どもやお年寄りにしか感染しない15.7
74-6ノロウイルス石けんや消毒用アルコールで殺すことができる25.6
75-1敗血症「ハイケツショウ」と聞いて、「肺穴症=肺に穴があいた病気」だと思った1.3
75-2敗血症「ハイケツショウ」と聞いて、「肺結晶=肺に結晶ができた病気」だと思った1.0
75-3敗血症「ハイケツショウ」と聞いて、「肺血症=肺に血が入った病気」だと思った3.8
75-4敗血症重い症状になると、助かる見込みはない27.4
75-5敗血症健康な人でも、血液に細菌が入ると、すぐに敗血症になる8.4
75-6敗血症赤血球や白血球が壊れて少なくなる病気14.1
76-1肺水腫そう理解していた(=肺に腫瘍ができること)15.1
77-1白血病白血病はがんの一種ではない12.5
77-2白血病白血病はうつる病気である1.2
77-3白血病白血病にかかると助かる見込みが全くない20.7
78-1日和見感染患者の病気が病院のスタッフにうつること0.9
78-2日和見感染病院内で別の菌をもらうこと5.2
78-3日和見感染人ごみなどで知らないうちに病気をもらうこと5.5
79-1貧血そう理解していた(=急に立ち上がったときに立ちくらみを起こしたり,長時間立っていたときにめまいがすること)67.6
80-1副作用副作用のある薬はすべて使うべきでない10.9
80-2副作用副作用のある薬は、いつでも途中で服用を止めたり、量を減らしたりしてよい26.1
80-3副作用漢方薬は副作用がない27.0
81-1プライマリーケアプライマリーケアは一時的な診療しかしない3.1
81-2プライマリーケアお年寄りのケアのことである1.4
81-3プライマリーケア病院にかからず、自宅で自分で行う治療のことである1.1
82-1ホスピスホスピスでは何も治療をしない9.7
82-2ホスピスホスピスに一度入ったら家へは帰れない6.1
82-3ホスピスホスピスは一般の病棟に比べて費用が非常に高い34.4
83-1ポリープポリープは、悪性のものではない24.1
83-2ポリープポリープは、がんとほとんど同じものである7.3
83-3ポリープポリープのすべてが、がんになる2.2
83-4ポリープポリープはすべて、早めに取った方がよい32.6
85-1メタボリックシンドローム「シンドローム」と聞いて、流行の音楽の曲名か、歌い手(グループ)名かと思った0.4
85-2メタボリックシンドローム生活習慣病予防のための健康への意識のことをさす言葉である33.1
85-3メタボリックシンドローム太っていることである39.0
85-4メタボリックシンドローム腹回りの測定値で決まるものである43.2
85-5メタボリックシンドローム総コレステロール値が低ければ心配ない9.6
87-1予後「予後○○年」と言う場合、その期間に必ず死ぬということである5.3
87-2予後「予後○○年」と言う場合、その期間に必ずよくなるということである3.9
89-1臨床試験効果や毒性も全くわからない薬物を投与する人体実験のようなもの22.2
89-2臨床試験無料で薬を投与してもらえるもの19.8
92-1COPD気管支ぜん息と全く同じことである1.5
92-2COPD肺気腫や慢性気管支炎はCOPDとは別の病気である2.1
93-1CT痛みをともなう検査である0.7
93-2CT妊娠していてもできる検査である8.5
93-3CTペースメーカーをつけていてはできない検査である22.9
96-1HbA1cヘモグロビンと同じものである4.5
96-2HbA1c検査の2~3日前から節制すれば、いい値が出る1.8
97-1MRIどんな病気にも有用で、どんな病気でも検査できる9.4
97-2MRICTに比べて、すべてにおいて優れた検査である41.3
97-3MRI痛みをともなう検査である1.0
98-1MRSAどんな薬も効かない細菌のことである11.5
98-2MRSA「院内感染」(病院内で細菌やウイルスによる病気にかかること)は、すべてMRSAによるものである7.4
98-3MRSA健康な人でも感染するとすぐに発症する3.7
99-1PETがんの有る無しが100%わかる検査6.9
99-2PETがんのことなら何でもわかる検査3.8
99-3PETCTやMRIに比べて、すべての点においてすぐれた検査20.4
100-1QOL命の最期をどう迎えるかということ1.7
100-2QOL平均寿命や識字率、国民一人当たりのGDP(国内総生産)など、人々の生活の質を測る指標0.9
100-3QOL年収や消費など、家庭の生活水準を測る指標0.3
101-1術後合併症そう理解していた(=手術や検査などに引き続いて起こる病気は,手術ミスなどすべて医師の過失に原因がある)8.6
誤解ID 誤解 誤解率A
20-1-1 合併症 1(ある病気と同時に起こる別の病気) 何かの病気と一緒に必ず起こる症状のことである 28.8
20-1-2 偶然に起こる症状のことである 31.1
20-2 合併症 2(手術や検査などに引き続いて起こる病気) そう理解していた(=手術や検査などに引き続いて起こる病気は,手術ミスなどすべて医師の過失に原因がある) 19.1

・誤解があると予想された言葉のみ質問をしました。
・20「合併症」は,二つの意味に分けて調査をしました。


国立国語研究所「病院の言葉」委員会
*調査データを引用する場合は,必ず出典を明示してください。

©2008 The National Institute for Japanese Language