「病院の言葉」を分かりやすくする提案

病院で使われている言葉を分かりやすく言い換えたり説明したりする 具体的な工夫について提案します。

設立趣意書

延命治療

→表の見方・データ利用に関する注意

できごと
(カレンダー調査の問4)
注意していること,工夫していること。その理由
(リクルート調査の問2,カレンダー調査の問5)
  延命治療は、行えば必ず延命できるというものではなく、行っても救命できないことがある。これを前提に、病状や年齢、既往などから改善の可能性がどのくらいあるかを推定し、適応について判断するわけだが、その具体的内容は専門的にならざるをえず、いつも相手がどのくらい理解されているのか心配。
  一部の患者および家族は病気が全て治るものと考えている。そういった非常に基本的な説明をしてから上記の言葉を使用するようにしている。
  人によってイメージが異なるので、具体的に心臓マッサージや人工呼吸器などの行為を説明し、最後にたとえ話として、「自分なら自分の親に対してこう選択するかもしれない」とお勧めを付け加えることがある。

*本ページの「病院の言葉」にかかわる調査データを引用する場合は,必ず出典を明示してください。

©2008 The National Institute for Japanese Language