「病院の言葉」を分かりやすくする提案

病院で使われている言葉を分かりやすく言い換えたり説明したりする 具体的な工夫について提案します。

設立趣意書

→表の見方・データ利用に関する注意

できごと
(カレンダー調査の問4)
注意していること,工夫していること。その理由
(リクルート調査の問2,カレンダー調査の問5)
小児血液・腫瘍領域において、年少時には告知をしていないことが多い。そのため、抗がん剤を投与するときにも、本人へは「くすり」という言い方をする。ご家族へ説明する際も、本人が同席している場合、「抗がん剤」ではなく、くすり、という言い方をする。そのため、「くすりの副作用です」と説明した場合、ご家族にとっては「抗がん剤」の副作用なのか、ほかの薬剤の副作用なのかが判明せず、けげんな顔をされることがある。 「治療のくすり」というと分かりやすいと思う。しかし、毎回「治療のくすり」というと長いので、つい「くすり」と省略してしまう。

*本ページの「病院の言葉」にかかわる調査データを引用する場合は,必ず出典を明示してください。

©2008 The National Institute for Japanese Language