「病院の言葉」を分かりやすくする提案

病院で使われている言葉を分かりやすく言い換えたり説明したりする 具体的な工夫について提案します。

設立趣意書

重症

→表の見方・データ利用に関する注意

できごと
(カレンダー調査の問4)
注意していること,工夫していること。その理由
(リクルート調査の問2,カレンダー調査の問5)
  重症という言葉は聴いた人によってとらえ方が異なり、命にかかわるという意味で使ったにもかかわらず、なくなった際にこんなはずではなかったと言われた。
かなり、危険な状態であったが、上記の言葉では理解してもらえないようであった。 重症のほかにも、重篤、命の危険などと言葉を変えて何度か状態を説明する。
  死に至るような重篤な状況下で、危険・厳しい・重症などの言葉を使うが、家人の気持ちを考え「死」という言葉を出さずに説明しようとするために希望を持っている家人には充分に伝わりにくい気がする。
  「重症」という意味が理解されず、一刻を争うと説明した。
  なるべく平易な言葉で、わかりやすく説明すること。重症度を1,2,3,4段階に分けて、何段階かわかりやすく説明する。
  軽症に思わせないように理解させる。

*本ページの「病院の言葉」にかかわる調査データを引用する場合は,必ず出典を明示してください。

©2008 The National Institute for Japanese Language