ざらざら
<どう使う?>
- 砂がざらざらと落ちた。
- 風が強い日は,床がざらざらになる。
- おばあちゃんの手はざらざらだ。
⇒{反対の意味のことば}: 赤ちゃんの肌はすべすべだ。 - 砂が入って口の中がざらざらする。
- ざらざらしたほうが紙の表だ。
<文例>
- 4歳の子供が公園の砂場で遊んで帰ってきた。ズボンがよごれているので着替えさせようとしたら,砂がざらざらと落ちてきた。
<もっとくわしく> - 家の目の前が海岸なので,風の強い日は家の床がざらざらになる。
<もっとくわしく> - 今年80歳になる祖母は,若いころからずっと畑仕事をしてきた。それで,孫たちに,「おばあちゃんの手はざらざらだね」と言われている。
<もっとくわしく> - 学校の校庭でサッカーの練習をした。風が吹くたびに砂が目や口に入るので,目はごろごろするし,口の中もざらざらして気持ち悪かった。
<もっとくわしく> - この紙は,さわってみてざらざらしたほうが裏,つるつるしたほうが表になっている。
<もっとくわしく>
<会話を読んでみよう>
- [牧場で,小学生の女の子が2人の会話] A:みっちゃん(女の子)B:女の子
A:きゃー。牛に,なめられたー。
B:みっちゃん。大丈夫?
A:うん。ほら見て!牛の舌って,ざらざらしてるの。気持ち悪かった。
B:あ,本当だ。牛の舌って,大きくてざらざらなんだね。
- [公園から帰るおばあちゃんと子ども] A:おばあちゃん B:5歳位の女の子
A:ともちゃん。もう遅いよ。おばあちゃんと帰ろう。ほら,手をつないでね。
B:うん。あー,おばあちゃんの手って,ざらざらだね。
A:そうだね。おばあちゃんも,昔はともちゃんと同じで,きれいな手だったんだよ。
B:えー?わたしの手も,大きくなったら,ざらざらになるの?やだー。
- [会社の事務所で] A:アルバイト(女の子) B:社員
A:紙のざらざらしている方が裏だから。こっち,紙の表に名前を書いてね。
B:えーっと,これが表ですよね。
A:違うよ,さわってみて。ざらざらしてるでしょう。これは裏。
B:えー?この紙,どちらも同じですよ。