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研究目的と計画

研究目的

豊富な先行研究に基づき,連濁に関する知識を深めるために,様々な観点から考察する必要がある。 国内・海外の共同研究者と協力し,先端研究も含めて各分野の成果を可能な限り包括的に,容易に利用できる形で提供する。

研究計画

  1. 連濁の由来と史的変化を調べるには,歴史言語学の従来の方法(特に内的再建)が主要になる。 清濁が明瞭に区別されていなく,解釈が難しい文献もあるので,表記法の研究も不可欠である。
  2. ここ数十年連濁の理論的分析が活発に行なわれ,一般言語学の理論を慎重に応用するのが本プロジェクトの主な目的の1つである。
  3. 理論的研究や歴史的研究を補足するために,心理言語学研究も必要である (簡単なアンケート調査から反応時間等を計る機械的実験まで)。
  4. 連濁に地域差があると頻繁に主張されているが,具体的にどういう相違点があるかを明らかにするために,方言の研究が必要である。伝統的な方言に堪能である母語話者が少ないので,方言辞典や調査記録が中心になる。
  5. 連濁研究史は,参考文献一覧を作成しながら行なうべきである。博物館や図書館の記録保管所に保存されている物も役立つであろう。(例えば,アメリカ合衆国マサチューセッツ大学にある「ライマン・コレクション」の収集品: 手紙、書籍、写真など)

共同研究者(所属)

浅井淳(大同大学),伊原睦子(千葉大学),Mark IRWIN(山形大学),中澤信幸(山形大学),Ian WILSON (会津大学),伊藤順子(カリフォルニア大学サンタクルーズ校),Armin MESTER(カリフォルニア大学サンタクルーズ校),宮下瑞生(モンタナ大学),大野和敏(マカオ大学),玉岡賀津雄(名古屋大学),Nicolas TRANTER(シェフィールド大学),川原繁人(慶應義塾大学),三間英樹(神戸市外国語大学),太田聡(山口大学),高山知昭(金沢大学),鈴木豊(文京学院大学),Paul A. Lyddon(神田外国語大学),田端敏幸(千葉大学),金子恵美子(会津大学),Kie ZURAW (カリフォルニア大学ロサンゼルス校),杉本貴代(常葉大学),戸田綾子(京都外国語大学),西村康平(いわき明星大学),渡邊靖史(国際教養大学),Laurence LABRUNE(ボルドー第3大学),上野善道(東京大学)

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