平成元年7月の学術審議会建議「学術研究振輿のための新たな方策について―学術の新しい展 開のためのプログラム―」に基づいて,平成2年度から実施されている大型プロジェクト研究 のことを,「新プログラム研究」,または「新プロ」という。平成5年度現在,10課題が採 択され研究が行われていたが,平成6年度,新たに2課題が採択された。研究期間はすべて5 年である。
この新プログラム研究は,各種の組織,施策,予算の弾力的な運用等で推進される点に特徴が あり,具体的には以下の3点を統合した形で運用されている。
- 1 文部省科学研究費補助金(創成的基礎研究費)の交付
- 2 日本学術振興会・特別研究員の活用
- 3 施設設立のための特別会計(ただし,国語研は-般会計に属するため,3の適用は受 けない)