東アジアにおける日本語観国際センサス

東アジアにおける日本語観国際センサス
韓国、中国、シンガポールおよび国内の研究者を招き、東アジアにおける日本語の現状についてシンポジウムを開催します。
日 時: 2000年9月20日(水)13時30分~18時
場 所: 国立国語研究所 5階 講堂
参加方法: 会場準備の都合上、下記の連絡先まで電子メールまたはFAXでお申し込みください。入場無料です。
連絡先: 国立国語研究所国際シンポジウム事務局 佐々木倫子(ささき みちこ)
E-mail: msasaki@kokken.go.jp
FAX: 03-3906-3530
交通:

〒115-8620 東京都北区西が丘3-9-14 〈交通〉
都営地下鉄三田線 板橋本町駅下車 徒歩10分 
JR赤羽駅西口より国際興業バス 西が丘競技場行 終点下車 徒歩1分 
JR埼京線十条駅下車 徒歩20分

発題者・
コメンテイター:
李 漢燮 (韓国高麗大學校)
姜 錫祐 (韓国カトリック大學校)
劉 志明 (中国社会科学院)
葛 駿鋒 (元シンガポール国立大学)
林 知己夫(統計数理研究所 名誉教授)
鈴木 達三(帝京平成大学)
江川 清 (国立国語研究所)
米田 正人(国立国語研究所)
菅井 英明(国立国語研究所)

いま東アジアで日本語がどのように使われ、どのように受け入れられているのでしょうか。調査事例をもとに本パネルでは以下の三つの議題について、それぞれの現状確認、原因追求、そして将来の展望を議論いたします。フロアからの声を通して日本語観についての認識を共有したいと思いますので、意見交換に奮ってご参加ください。
(1) 韓国、中国、シンガポール、台湾の漢字使用圏では日本語が英語に次ぐ第二外国としての地位を確立しつつあるようです。このことはどう認識されるべきでしょうか。
(2) 日本語観および日本人に対するイメージは四地域で異なる様相を呈しています。日本語の第二外国語としての地位が既に確立されている、またはこれから確立されるのであれば、これらのイメージと第二外国語としての日本語の地位とはどのような関係にあるのでしょうか。
(3) 日本人との接触方法、日本語使用の状況が四地域で異なっています。これらの差が日本語観および日本人のイメージにどのような影響を与えているのでしょうか。また将来、四地域のグローバル化により観光、経済、学術交流の機会が増加し、日本人との接触方法も変化すると思われますが、これが日本語観および日本人のイメージにどう影響を与え得るのでしょうか。
プログラム: 13:00  開場
13:30~ 開会、あいさつ
13:40~ 日本調査の分析
      韓国調査の分析
       中国調査の分析
       シンガポール調査の分析
       各国分析に対するコメント
      <コーヒーブレイク>
15:50~ パネル討論    
       総合コメント
18:00  閉会
参加方法: 会場準備の都合上、9月19日までに電子メールまたはファックスにてお申し込みください。 (参加無料)
シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。(会費3000円)