プログラム詳細
プログラム
1日目 : 2020年12月19日 (土)
13:45~開室
14:00~14:10開会あいさつ
南 雅彦 (サンフランシスコ州立大学)
14:10~17:30シンポジウム 「さまざまな角度から見た日本語のコミュニケーション」
(オンライン開催になったため,時差を考慮して発表順を変更しました。)
- 14:10~14:20
趣旨説明
野田 尚史 (国立国語研究所) - 14:20~14:45
「食べ物に対する態度はどのように作り上げられるか ―食の会話を例にして―」
ポリー・ザトラウスキー (ミネソタ大学) - 14:45~15:10
「コミュニケーションを重視した日本語教科書の開発 ―内容と活動の設計―」
曹 大峰 (北京外国語大学) - 15:10~15:35
「手話相互行為における日本語と日本手話の関係 ―『日本手話話し言葉コーパス』からみた言語使用―」
坊農 真弓 (国立情報学研究所) - 15:35~15:55
休憩 - 15:55~16:20
「国語教育はコミュニケーションの教育なのか ―日本語教育との比較から―」
森 篤嗣 (京都外国語大学) - 16:20~16:45
「相互民主的なアイデンティティ・エコシステムと外国語教育 ―ポスト・コミュニカティブ言語教育―」
マルチェッラ・マリオッティ (ヴェネツィア・カフォスカリ大学) - 16:45~17:30
ディスカッション
2日目 : 2020年12月20日 (日)
9:45~開室
10:00~11:40【口頭発表1 : 日本語または英語】
会場a
- 10:00~10:30
"A corpus-based approach to the difference between Japanese compound verbs and verbal compound nouns: Revisiting the coextensiveness condition"
CHEN Yiting (Tokyo University of Agriculture and Technology) - 10:35~11:05
"Reexamining Japanese youth language"
CAO Yuning (Stanford University, grad student)
会場b
- 10:00~10:30
「日本語学習者による事態把握の主観性 ―I-JAS のストーリー描写における情意・評価表現の分析―」
矢吹 ソウ 典子 (ヨーク大学),奥野 由紀子 (東京都立大学) - 10:35~11:05
「ストーリー展開部での接続表現 : 日本語学習者コーパスを用いた中国語母語話者と韓国語母語話者の比較研究」
砂川 有里子 (筑波大学 名誉教授) - 11:10~11:40
「非漢字圏 JLL 児童の漢字表記抽象語の理解力 ―音声言語と漢字表記との関わりからの考察―」
島田 友絵 (華東師範大学)
会場c
- 10:00~10:30
「リモート時代の日本語教授法作りに向けて : テクノロジーと教師の役割」
相川 孝子 (マサチューセッツ工科大学) - 10:35~11:05
「体験談における接続助詞カラとノデの内在的評価装置としての機能 ―現れ方と構造的特徴から生成されるニュアンスという観点からの検証―」
小玉 安恵 (San Jose State University) - 11:10~11:40
「日本語「やばい」と韓国語“daebak”の対照研究」
髙 雅妃 (神戸学院大学)
11:40~12:10昼食
12:10~13:10【ポスターセッション : 日本語または英語】
前半 12:10~12:40
- 「三者会話場面における JSL 中国人日本語学習者のコミュニケーション・ストラテジー使用に関する一考察」
韋 恩琦 (神戸大学大学院生) - 「距離中立的用法に関する日韓語の指示詞コとi (이) の対照分析 : 共同注意の観点から」
李 康元 (名古屋大学大学院生),堀江 薫 (名古屋大学) - 「多読のための語彙レベルテスト : 教室内外の学習者支援の一助として」
中野 てい子 (尚美学園大学),原田 照子 (EF International Language Schools),三上 京子 (元国際交流基金派遣日本語上級専門家),山形 美保子 (元朝日カルチャーセンター),酒井 眞智子 (元日本語教師),宮崎 妙子 (千駄ヶ谷日本語教育研究所),草野 宗子 (早稲田大学),今井 美登里 (東京学芸大学) - 「非漢字圏初級学習者が漢字学習に求めるもの ―タイピングを中心に―」
宮原 温子 (早稲田大学),藤森 景子 (早稲田大学) - 「「日本語話題別会話コーパス : J-TOCC」の構築」
中俣 尚己 (京都教育大学),太田 陽子 (一橋大学),加藤 恵梨 (大手前大学),澤田 浩子 (筑波大学),清水 由貴子 (聖心女子大学),森 篤嗣 (京都外国語大学) - 「接触場面を創り出すプロセスにおける問題の調整の分類 ―昭和女子大学とテンプル大学ジャパンキャンパスの学科における交流を対象に―」
大場 美和子 (昭和女子大学),松橋 由佳 (テンプル大学),山本 晶子 (昭和女子大学),山口 麻子 (テンプル大学),丹下 暖子 (昭和女子大学) - 「ろう児のための日本手話引き日本語基本動詞辞典の開発」
庵 功雄 (一橋大学),玉田 雅己 (バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター),増原 裕之 (バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター),大塚 優 (バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター),岡 典栄 (明晴学園),森田 明 (明晴学園),安東 明珠花 (東京大学) - 「相談場面における「独話的発話」を契機とする発話の連鎖 ―発話と視線の関係をめぐって―」
立見 洸貴 (名古屋大学大学院生)
後半 12:40~13:10
- "How broad should be the vocabulary knowledge to write effectively practice nursing records?"
YAMAMOTO Kazuaki (International University of Health and Welfare), ASAKAWA Shoko (Keio University), KATO Rintaro (International University of Health and Welfare) - 「「~てしかるべき」の意味・機能について」
井上 直美 (埼玉大学大学院生) - 「現代日本語における反応表現としての漢語「無理」」
東泉 裕子 (明治大学),高橋 圭子 (東洋大学) - 「職場の雑談にみられる「からかい」の相互行為 ―コンテクスト化の合図に着目して―」
髙橋 亜里沙 (千葉大学大学院生) - 「外国につながりのある生徒のための日本語 e-learning 環境の構築」
志村 ゆかり (一橋大学),豊田 哲也 (東邦大学),ビアルケ 千咲 (東京経済大学),永田 晶子 (イーストウェスト日本語学校),武 一美 (認定NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ),志賀 玲子 (東京経済大学),庵 功雄 (一橋大学) - 「投書における反対意見を表すストラテジー ―日本・中国語母語話者の比較―」
孫 守乾 (東京都立大学大学院生) - 「意見交換場面における中国人日本語学習者の「譲歩」はどのような特徴があるか ―日本語母語話者との比較を中心に―」
謝 カン月 (名古屋大学大学院生) - 「会話物語の導入箇所における談話標識の使用傾向」
張 未未 (早稲田大学大学院生)
13:20~15:00【口頭発表2 : 日本語】
会場a
- 13:20~13:50
「中国人社員と日本人上司の「面談」と「雑談」における相互理解の分析 ―外国人材へのキャリア教育のために―」
蒙 韞 (新潟大学) - 13:55~14:25
「なぜ不同意行為として理解可能なのか ―話し合い場面における「確認要求」に着目して―」
馮 佳誉 (関西学院大学大学院生) - 14:30~15:00
「応答としての「わかる」 ―相互行為と会話の展開に焦点を当てて―」
山本 綾 (昭和女子大学)
会場b
- 13:20~13:50
「中国語母語話者による日本語数量詞の産出と母語の影響 : 日本語・中国語双方向学習者コーパスからの知見」
張 正 (東京外国語大学),福田 翔 (富山大学),望月 圭子 (東京外国語大学) - 13:55~14:25
「日本語と中国語における「可能」と「達成」の境界 ―日本語の可能形式と中国語の方向補語の対応関係を中心に―」
黄 若白 (東京大学大学院生) - 14:30~15:00
「中国人日本語学習者の接続詞直後の読点使用の分析」
岩崎 拓也 (国立国語研究所)
会場c
- 13:20~13:50
「日中・日韓接触場面の SNS チャット会話の比較 ―送信の頻度と量,メッセージの構成に注目して―」
楊 虹 (鹿児島県立短期大学),倉田 芳弥 (聖学院大学) - 13:55~14:25
「日本語テキストにおけるフィラー的用法の形式の見直し」
百瀬 みのり (三重大学 / 神戸学院大学) - 14:30~15:00
「自然会話コーパスを元にした話題別語彙表の作成」
中俣 尚己 (京都教育大学)
15:10~16:50【口頭発表3 : 日本語】
会場a
- 15:10~15:40
「母語話者評価に基づくノダ形式の指導に関する提案」
市村 葉子 (福井工業高等専門学校),宇都木 昭 (名古屋大学) - 15:45~16:15
「アカデミックライティング指導のための学術論文コーパスと学習者コーパスの接続表現に見られる特徴分析」
ホドシチェク・ボル (大阪大学),阿辺川 武 (国立情報学研究所),仁科 喜久子 (東京工業大学 名誉教授),八木 豊 (株式会社ピコラボ),ベケシュ・アンドレイ (リュブリャナ大学 名誉教授) - 16:20~16:50
「日中両言語における痛を含む二字漢語の分類及び比較 ―辞書を調査資料として―」
華 迪聖 (東京都立大学大学院生)
会場b
- 15:10~15:40
「日本語学習者横断コーパス (I-JAS) に見られる多義語コロケーションの産出 ―動詞「する」「ある」に焦点を当てて―」
鈴木 綾乃 (横浜市立大学),大神 智春 (九州大学),森田 淳子 (東京工業大学),林 冨美子 (明治大学),麻生 廸子 (四天王寺大学) - 15:45~16:15
「JFL 環境における日本語学習者の接続助詞「~から」の発達過程 ―多言語母語の日本語学習者横断コーパス「I-JAS」の分析から―」
佐々木 藍子 (東京学芸大学大学院生) - 16:20~16:50
「L2 日本語話者の発話とジェスチャーによる様態表現 ―移動表現類型の異なる L1 英語話者の場合―」
岩﨑 典子 (南山大学),吉岡 慶子 (ライデン大学)
会場c
- 15:10~15:40
「コーパス分析システムを用いたアニメの分析 ―助詞の脱落に注目して―」
山本 裕子 (愛知淑徳大学) - 15:45~16:15
「どう話せば上品か ―NWJC『梵天』を利用した言説分析―」
西澤 萌希 (名古屋大学大学院生) - 16:20~16:50
「アクティブ・ラーニングを指向するオンライン日本語集中講座における演劇的手法の活用とその効果」
加藤 さやか (サラマンカ大学)
16:50~17:00閉会のあいさつ
田窪 行則 (国立国語研究所 所長)