第1回 会話・談話研究シンポジウム 「日本語教育の新展開 (1) ―談話研究の可能性―」

プロジェクト名,リーダー名
日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明
石黒 圭 (国立国語研究所 日本語教育研究領域 教授)
班名,リーダー名
日本語学習者の日本語使用の解明
宇佐美 まゆみ (国立国語研究所 日本語教育研究領域 教授)
主催
国立国語研究所 日本語教育研究領域
共催
言語社会心理学研究会
開催期日
平成29年7月10日 (月) 13:00~17:00
開催場所
国立国語研究所 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内
申し込み方法

お申し込み先 : 受付は締め切りました。お申し込みありがとうございました。
締切 : 7月5日 (水)

参加費 : 無料

開催案内

このたび,第1回 会話・談話研究シンポジウム「日本語教育の新展開 (1) ―談話研究の可能性―」を国立国語研究所にて行うことになりましたのでお知らせします。皆様のご参加をお待ちしております。

講師・講義テーマ

  • 宇佐美 まゆみ (国立国語研究所)
    「日本語教育になぜ談話研究が必要なのか?」
  • 南 雅彦 (サンフランシスコ州立大学)
    「比較文化心理学の視点から眺めた文化と言語教育 ―異文化の中での談話のインタラクションから―」
  • 楊 秀娥 (中山大学)
    「日本語ピア・リーディングにおける批判的読みの活性化」

講義概要

国立国語研究所日本語教育研究領域の「日本語使用班」では,日本語のコミュニケーション能力の解明と養成を企図して,日本語の自然なやりとりを分析する「談話研究」に力を入れています。今回のシンポジウムでは,サンフランシスコ州立大学の南雅彦先生,中山大学の楊秀娥先生,そして,国立国語研究所からは,宇佐美まゆみ先生がパネリストとなって,それぞれ,「比較文化的観点」,「非母語話者の観点」,そして,「母語話者の観点」から,談話研究の可能性と日本語教育の今後の展開について考えます。談話研究,自然会話コーパス,教室談話コーパス,そしてそれらを日本語教育にいかに生かすかについて興味のある方は,是非,奮ってご参加ください。
また,本シンポジウムに先駆けては,7月8日,9日に国際シンポジウム「第10回日本語実用言語学国際会議」が開催されます。合わせて,是非,ご参加ください。

プログラム

13:00 開会挨拶

13:10~14:00「日本語教育になぜ談話研究が必要なのか?」 宇佐美 まゆみ (国立国語研究所)

14:10~15:00「比較文化心理学の視点から眺めた文化と言語教育 ―異文化の中での談話のインタラクションから―」 南 雅彦 (サンフランシスコ州立大学)

15:10~16:00「日本語ピア・リーディングにおける批判的読みの活性化」 楊 秀娥 (中山大学)

16:10~16:40パネリスト間,フロアとの討論,質疑応答
コーディネーター : 石黒 圭 (国立国語研究所)

16:40~16:50 全体の総括

16:50 閉会挨拶