第7回 「近代の日本語はこうしてできた」
参加申込みは締め切りました。多数のお申し込みをいただき,ありがとうございました。
開催概要
日本社会の近代化が進む明治時代から昭和時代初期は,新しい日本語への変革と変化の時代でもありました。このフォーラムでは,社会の近代化において言語に何が求められたのか,社会の変化とともに日本語はどう変わっていったのか,について考えます。標準語制定や言文一致を求める言語改革はどのように進められたのか,新しい語彙や表現法はどのように作り出され定着したのか,それらの重要な手段であった教育やメディアはどのような役割を果たしたのかなど,様々な角度から近代の日本語を見つめます。
- 日時 : 平成26年3月30日 (日) 13:00~17:00
- 場所 : 一橋大学 一橋講堂 (学術総合センター 2階) [ 交通案内]
- 聴講料 : 無料
- 定員 : 400名
- 主催 : 国立国語研究所
プログラム
開会あいさつ
影山 太郎 (かげやまたろう) 国立国語研究所長
講演
- 「標準語」制定を求めた時代の動き
清水 康行 (しみず やすゆき) 日本女子大学 教授 - “新しい女”の誕生とことば
小林 千草 (こばやし ちぐさ) 東海大学 特任教授 - 漢語が日本語に溶け込むとき
田中 牧郎(たなか まきろう) 国立国語研究所 准教授 - 新しい世界のことばとしての漢字表現
齋藤 希史 (さいとう まれし) 東京大学 教授 - 近代日本語における識字とメディア
土屋 礼子 (つちや れいこ) 早稲田大学 教授
パネルディスカッション
- パネリスト :
- 清水 康行,小林 千草,田中 牧郎,齋藤 希史,土屋 礼子
- 司会 :
- 小木曽 智信 (おぎそ としのぶ) 国立国語研究所 准教授
お問い合わせ先
- 国立国語研究所 管理部 研究推進課
- Tel. : 042-540-4374
FAX : 042-540-4334