第5回 「日本語新発見 ―世界から見た日本語―」

開催概要

世界には多くの言語があります。これら多くの言語と日本語を比べてみると,これまで気がつかなかった日本語の新しい面が見えてきたり,意外な言語が日本語と同じ特徴をもっていることを発見したりします。日本語を外から見ることで,日本語をもういちど見直してみましょう。

  • 日時 : 平成24年3月24日(土)13:00~17:30
  • 対象 : 一般
  • 場所 : 一橋記念講堂 (東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター) [ 会場への経路 (PDF)
  • 主催 : 国立国語研究所

プログラム

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開会あいさつ

影山 太郎 (かげやま たろう) 国立国語研究所長

基調講演

  • 「世界の言語から見た日本語・日本語から見た世界の言語」
    角田 太作 (つのだ たさく) 国立国語研究所 言語対照研究系 教授

パネルディスカッション : 「『太郎は明日大阪に行く予定です』が言える言語と言えない言語―人魚構文の世界」

  • 講演
    • 「近くて遠い,遠くて近い,フィリピンのことば タガログ語と日本語」
      片桐 真澄 (かたぎり ますみ) 岡山大学大学院
    • 「日本語と韓国語,どこが似ている,どこが違う」
      金 廷珉 (きむ じょんみん) 韓国・慶一大学
    • 「アイヌ語は日本語に似たようなものか?」
      アンナ・ブガエワ 早稲田大学
    • 「日本語に特有と言われる現象はアフリカにもある:シダーマ語(エチオピア)の場合」
      河内 一博 (かわち かずひろ) 防衛大学校
  • 討論

    角田 太作,アンナ・ブガエワ,河内 一博,片桐 真澄,金 廷珉
    司会 : ジョン・ホイットマン (国立国語研究所 言語対照研究系)

当日配布資料

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お問い合わせ先

国立国語研究所 管理部 研究推進課
Tel. : 042-540-4374
FAX : 042-540-4334