専門日本語研究

日本語レベルが上級以上の学習者でも難しいのが、専門的な場面で用いられる日本語です。「専門日本語研究」では、ビジネス場面やアカデミック場面で必要になる専門的な日本語について調査しています。

「専門日本語研究」の中には、二つのプロジェクトがあります。「ビジネス日本語」と「アカデミック日本語」です。
プロジェクトの概要については、下記をご参照ください。それぞれの詳細については、左側のメニューから各ページへお進みください。

ビジネス日本語

「クラウドソーシング」の日本語の調査・分析をつうじて、これまで守秘義務の壁に阻まれてきたビジネス日本語の実態を明らかにする産学共同のプロジェクトです。わかりやすいビジネス文書の条件を言語学的に探り、その成果を作文力の養成につなげたいと考えています。

また、「クラウドソーシング」は、海外で日本語を学んだ経験のある元学習者への国境を越えた仕事の提供という面でも魅力あるシステムです。日本語母語話者・非母語話者を問わず、労使双方に貢献するために、日本語ビジネス文書に用いられる語彙リストや文型リストの公開も目指しています。

アカデミック日本語

商学、経済学、法学、社会学、国際政治学という社会科学の5分野から、学部生が学ぶべき文献を5~8冊、それぞれの分野の専門教員がバランスよく選んで作成した、社会科学全体及び各分野のコーパスデータです。

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