凡  例

  1. 対象とした外来語を五十音順に掲げる。
  2. 語ごとに提示する情報の構成は次のとおりである。なお,(*) の項目は,すべての語について提示し,(+) の項目は必要に応じて提示する。
  3. 外来語には見出し語形を掲げる。その表記は,「外来語の表記」(平成3年内閣告示・内閣訓令)による。
  4. 理解度は外来語の上に,国民各層に対する調査の結果に基づいて,語の理解度の段階を示す。その語の「意味が分かる」と答えた人の比率を,星印を用いて次のように表示する。国民全体と60歳以上とに分けて掲げる。
    ★☆☆☆25%未満
    ★★☆☆25%以上 50%未満
    ★★★☆50%以上 75%未満
    ★★★★75%以上
  5. 言い換え語は,外来語を言い換えるのに最も適当だと考えられる語を掲げる。意味区分のあるものは,1,2…と区分し,区分ごとに言い換え語を掲げる。言い換え語は,あくまでも実際に日本語の中で使われている外来語に対するものであり,原語の意味用法をそのまま反映しているわけではない。
  6. 用例は,外来語の使用例の典型的なものについて,その外来語の上に言い換え語を示す形で掲げる。使用例は,白書・新聞などの実例から採る。用例の外来語表記は,見出し表記に合わせて修正した場合がある。
  7. 意味説明は,意味や概念を簡潔に分かりやすく提示し,括弧書き・注記・文中展開などの方法で,外来語に対する説明として用いることのできる形で掲げる。
  8. 手引きは,言い換え語欄に言い換え語を並記した場合の使い分けの目安やその他の言い換え語例を使うべき場合などについて解説する。また,その外来語や,言い換えに当たっての,留意点を掲げる。
  9. その他の言い換え語例は,言い換え語に示した語以外で,文脈や場面により,最適となる言い換え語がある場合に掲げる。それらの使い分けなどが問題になる場合は,手引きに記す。
  10. 複合語例は,その外来語を含んだ複合語で,よく用いられるもののうち,言い換え語に示した語を機械的に当てはめることができないものなど,特に必要なものについて,具体的な言い換え語とともに掲げる。

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最終更新日: 2006-03-13 (公開開始日: 2003-04-25)