会話分析式トランスクリプト

会話分析式トランスクリプトVer.202304

第5回会話分析中級(以上)者セミナー(2023年3月23日~25日開催)において串田秀也氏が作成した会話分析式トランスクリプト(会話ID:K002_004,K005_024,K005_033,T024_001)を串田氏の協力を得て【こちらの有償版配布サイト】から公開します。

データの一部がトランスクライブされていないものもあります。串田氏が聞こえたとおりに記載しているため、CEJCの公開トランスクリプトとは異なっている部分もあります。脚注のほとんどは、CEJCの公開トランスクリプトにおいて「@」を付して記されている注記を脚注エリアに移したものですが、串田氏が新たにつけ加えた注記もあります。

トランスクリプトで用いている記号のほとんどは、Gail Jeffersonによって開発され、会話分析の分野で標準的に用いられている記号です。これらの記号については、たとえば、串田秀也・平本毅・林誠 (2017)『会話分析入門』勁草書房を参照してください。それ以外の記号としては、以下のものを用いています。


*文字* *で挟まれた部分は、喉を絞った声(いわゆる「りきみ声」を含む)で発せられている。
#文字# #で挟まれた部分は、かすれ声や無声音で発せられている。
文字 網掛けは、公開された音声・動画ファイルにおいて消音されている箇所。
[[文字]] 二重角括弧は、公開された音声・動画ファイルの消音区間内でオーバーラップが開始または終了しているため、正確なオーバーラップの開始・終了位置が分からないことを表す。


【利用上の注意】


『日本語日常会話コーパス』有償版の契約者は本会話分析式トランスクリプトを研究に利用することができます。 本会話分析式トランスクリプトを活用した研究成果を発表する場合、また転載・引用する場合には、 『日本語日常会話コーパス』を利用した成果であることを明記して適宜【こちらの文献】を参照するとともに、 本会話分析式トランスクリプトであることを記し、このウェブサイトのURLを出典として記載してください。 トランスクリプトは研究目的に促して加筆修正して使っていただいて構いません。その場合も出典の明記と加筆修正したことへの言及をお願いします。