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だぶだぶ
だぶだぶ
<どう使う?>
1.
兄の制服を着てみたら
だぶだぶ
だった。
⇒{ 似た意味のことば}:弟の服を着てみたら
きちきち
だ。
2.
だぶだぶ
のズボンが流行する。
3.
お腹の肉が
だぶだぶ
している。
⇒{ 似た意味のことば}:お腹の肉が
ぶよぶよ
している。
4.
水を飲みすぎてお腹が
だぶだぶ
になった。
⇒{ 似た意味のことば}:水を飲みすぎでお腹が
たぷたぷ
だ。
5.
バケツの中の水が
だぶだぶ
と揺れる。
文例
1.
小学校のとき,中学に通っている兄の制服がかっこいいと思って着てみた。でも,
だぶだぶ
で全然かっこよくなかった。
<もっとくわしく>
サイズの大きすぎる洋服を着ると,そでやすそも長すぎるし,胸やおなかの回りもとてもゆるい感じになります。このように,服のほうが身体よりずっと大きくて合わないとき,服が
だぶだぶ
だと言います。
2.
何年か前は,
ぴったり
したズボンが流行したが,最近は
だぶだぶ
のズボンが人気になっているようだ。
<もっとくわしく>
だぶだぶ
のズボンというのは,ズボンの太さが,腰まわりや太もものサイズ,また足の太さよりもずっと太く,とてもゆるい感じのするズボンです。
3.
父は若いときはやせてスマートだったが,50歳をすぎてから中年太りでお腹の肉が
だぶだぶ
してきた。
<もっとくわしく>
若いときにやせていた男の人も,40歳から50歳をすぎるころになると,だんだん太ってきます。それで,お腹のまわりにぜい肉がついて
だぶだぶ
してきますから,若いときに着ていた服などもサイズが合わなくなってきます。
4.
暑い日に,のどがとてもかわいたので,水をがぶがぶ飲んでいたら,お腹が
だぶだぶ
になって苦しかった。
<もっとくわしく>
水やジュース,ビールなどを一度にたくさん飲むと,胃の中が飲んだものでいっぱいになり,胃がふくらんでお腹が
だぶだぶ
になります。お腹が
だぶだぶ
のときは,何かほかのものを飲んだり食べたりするのは苦しくなります。
5.
大そうじの日,バケツに水をたくさん入れて運んだら,バケツの中の水が
だぶだぶ
と揺れてこぼれそうになった。
<もっとくわしく>
バケツに水をたくさん入れて,それを持って歩こうとすると,バケツの中の水が
だぶだぶ
とゆれます。もし水がバケツの上までいっぱいに入っていると,歩くたびにバケツの水がゆれて水がこぼれてしまうかもしれません。
<会話を読んでみよう>
1)
[居酒屋で] A:会社員(男性) B:Aの同僚(女性)
A:
あー,飲みすぎておなかが
だぶだぶ
だよ。
B:
当たり前でしょう。飲み放題だからって,あんなに飲むんだもん。
A:
いやあ,飲み放題だとさ,つい,たくさん飲まないと損かなあって思って・・・。
B:
もうそれ以上飲んで酔っ払っても,知らないからね。
2)
[デパートの試着室で] A:娘 B:母
A:
どう?似合ってる?
B:
それかなり
だぶだぶ
じゃない。もっと小さいのにしなさいよ。
A:
お母さん,今はこういう
だぶだぶ
のファッションがはやってるの。知らないの?
3)
[登校中に道で] A,B:中学生
A:
見て,あのダックスフント,おなかが
だぶだぶ
して,地面につきそう。
B:
本当だ。子供が生まれるのかな?重そうだね。
A:
いや,あの犬はああいう体型なんだよ。それにしても,ちょっと太りすぎだね。
まんがを読もう!
1.
大きすぎは [だぶだぶ]
(c) 2004-2007
National Institute for Japanese Language and Linguistics