全国方言分布調査(FPJD)

 国立国語研究所の共同研究プロジェクト「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」で実施した全国方言分布調査の結果を公表します。
 このプロジェクトの目的は、日本語の方言分布がどのようにしてできたのかを解明することにあります。方言分布を実時間間隔で経年比較することは、直接的かつもっとも端的な方法です。日本の方言学は、国立国語研究所編『日本言語地図』『方言文法全国地図』をはじめ、方言分布のデータを大量に蓄積してきました。これらと比較するデータを得るため、2010年〜2015年にかけて、全国554地点において、100名の研究者が共同で調査を実施しました。話者の条件は、原則として、70歳以上、長期にわたる移動がないものとしており、過去の調査から大きく外れないようにしています。この調査結果をもとに方言分布の実時間経年比較が可能となり、また、21世紀初頭における日本全国の方言分布の状況を把握することができます。
 略称のFPJDは、プロジェクトの英語名称Field Research Project to Analyze the Formation Process of Japanese Dialectsに基づきます。

 今後、公表内容を広げていくとともに、必要に応じて更新も行う予定です。


●全国方言分布調査(FPJD)調査結果・新日本言語地図(NLJ)データ

 全国方言分布調査の調査結果がダウンロードできます。『新日本言語地図(NLJ)』(朝倉書店)で地図化した項目には、地図番号と地図見出しデータを付与しています。
 学術・教育での利用においては、自由に利用可能です。利用に際しては、国立国語研究所の共同研究「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」の成果に基づくことを明記してください。
 ファイル形式は、エクセルファイルです。文字はユニコードを用いています。ダウンロードファイルはZIPファイルに格納されています。

全国方言分布調査(FPJD)調査結果のダウンロード(ZIPファイル:14.1MB)


●全国方言分布調査(FPJD)調査項目

 全国方言分布調査の調査項目の一覧です。各項目で用いた質問文、分類、準備調査との関係、『日本言語地図』(LAJ)・『方言文法全国地図』(GAJ)との対応、項目のねらい等を記しています。
 ファイル形式は、エクセルファイルです。ダウンロードファイルはZIPファイルに格納されています。

全国方言分布調査(FPJD)調査項目のダウンロード(ZIPファイル:60KB)


●FPJD調査者コード

 調査結果ファイルの調査者コードと調査者氏名の対応データです。

FPJD調査者コード氏名対応


●地点属性

 各調査地点の属性データ(話者の生年、性別等を含む)は、ウェブでは公表しません。必要とされる場合は、以下を明記の上、こちらにメールで連絡をお願いします。

1. 氏名
2. 所属先
3. 職
4. 利用目的


●準備調査 調査票と調査結果

 全国方言分布調査に先立ち、2009年に実施した準備調査で用いた調査票と調査結果です。
 準備調査ではアクセントも報告されていました。回答語形の欄にはアクセント表記を削除した語形をあげ、アクセント表記が報告されている場合はアクセント注記の欄にあげています。ファイル形式はエクセルファイル、文字はユニコードを用いています。ダウンロードファイルはZIPファイルに格納されています。

全国方言分布調査 準備調査用 調査票(PDF)

全国方言分布調査 準備調査結果のダウンロード(ZIPファイル:0.97MB)


更新日
2017年1月17日