[[観察支援ツール FishWatchr/Mini]]
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* はじめに [#bb4869ea]
本ページは,FishWatchr Mini を使った実践の管理者向けに,以下の情報を提供します。
- ブラウザを確認する
- 時刻の設定を確認する
- グループを作成する
- ボタンなどの設定をカスタマイズし,保存・配布する
- グループ全員の観察結果をダウンロードする
* ブラウザの確認 [#r1bc9fb0]
- FishWatchr Mini では,次のブラウザを推奨しています。
-- Firefox
-- Safari
-- Google Chrome
-- Microsoft Edge
- なお,Microsoft Internet Explorer では,FishWatchr Mini は動作しません。
* 時刻設定の確認 [#g3b3d331]
#ref(./fwm_nict.png,right,wrap,around,40%)
FishWatchr Mini を使うためのデバイス(スマートフォン,タブレット,PCなど)の時刻は,正確に設定して下さい。時刻が正確でないと,観察時間がずれたり,ビデオファイルとの同期できなくなったりします。
+ デバイスがネットワークにつながっている場合は,OSの時刻設定を「自動」や「ネットワーク時刻設定」にしてください。
+ 実践前には,情報通信研究機構が提供している[[日本標準時の提供サイト>https://www.nict.go.jp/JST/JST5.html]]で,デバイスの時刻を確認して下さい。
+ (1)を行った上で,「地域標準時との差」が1秒以上ある場合は,デバイスを再起動してみてください。
#clear
* カスタマイズと設定の保存 [#x2683204]
ボタンなどの設定をFishWatchr Miniサーバに保存し,学習者に適用させることができます。
** カスタマイズ [#gf7941bc]
- [[設定方法>../observation]]を参考に,ボタンなどを設定して下さい。
- 保存対象の項目は,次のとおりです。
-- グループ名
-- 観察ボタンの設定
-- 観察モード
-- オートセーブ
-- 外れ値検出(グラフ)
-- 時間表示(グラフ)
** 設定の保存 [#w9c4d0a4]
#ref(./fwm_nict.png,right,wrap,around,40%)
- グループ名の末尾に $ をつけて,「保存」ボタンを押すと,サーバに現在の設定が保存されます。
-- すでに同名のグループ名が登録されている場合,保存できません。別のグループ名を試して下さい。
- 設定を含め,サーバへデータを保存する際は,次の点に注意して下さい。
-- 一度保存した設定は約180日保存され,基本的に変更や削除はできません。
-- グループ名を知っていれば,誰でも使うことができます。
#clear
** 保存した設定の利用 [#p87ea6b9]
- FishWatchr Miniの設定保存機能で設定を保存した場合,次のURLで,FishWatchr Mini を利用して下さい(グループ名test999で保存した場合)。
https://csd.ninjal.ac.jp/f/m.html?config=test999
- 自分で設定ファイルを作り,ネットワーク上に置いてある場合は,次のようにしてください(http://www.test.com/fwsettings.jsonの場合)。
https://csd.ninjal.ac.jp/f/m.html?config=http://www.test.com/fwsettings.json
- 自分で設定ファイルを作る場合は,[[設定ファイルの例>http://www.teachothers.org/index.php?FishWatchr_Mini%2Fconfigs]]を参照して下さい。
// * 準備の流れ [#p7b6675f]
// + ボタンなど設定を行います。
// + 設定が終わったら,サーバに設定を保存します。
// + 保存した設定を読み込みます。
// * 各種の設定 [#p2ee8f7e]
// ** グループ名をつける [#z6f26489]
// - グループ名は英数字です。
// - 一度保存したグループ名は変更できません。
// - 保存した設定は180日間サーバ上に保存されます。
// - すでに使われているグループ名を使用できません。
// - サーバ上に保存されているデータは,グループ名を知っていれば,誰でも参照することができます。
// ** ボタンを設定する [#sd304983]
// - 「ボタン」タブでボタンの設定をしてください。
// - グループでの発表練習を観察する場合のボタン設定の例を次に示します。
// -- 左の列は話者,右の列は評価用のラベルを設定しています。
// -- 例えば,「太郎」の発表が「すごくよい」といった情報を入力することができます。
// ** オートセーブの設定をする [#sf23dc85]
// - 観察結果は,基本的に利用者のPC,スマートフォンに保存されます。
// - 観察結果をサーバに保存する場合は,明示的に保存処理を実行する必要があります。
// - 観察が終了した時(観察終了ボタンを押した時),自動的に結果をサーバに保存します。
// * 設定の保存 [#sbd66f25]
// - 「ユーザ名」タブの「保存」ボタンを押すと,現在の設定情報がサーバに保存されます。
// * 設定の利用 [#p086bc4c]
// - サーバ上に保存されている設定を利用するには,次のようにしてサイトにアクセスしてください。