[[観察支援ツール FishWatchr/Mini]]
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* 1.概要 [#bb454a1d]
- 本ページでは,複数の観察者による観察結果を,同時に収録した映像・音声データ(以後,メディアデータ)とFishWatchrで同期する手順を示します。
-- これらの操作は,基本的に,管理者が行うことを想定しています。
-- 観察データの保存にはサーバ機能を使うことを前提に説明します。
* 2.必要機材 [#h5f1ffeb]
- 撮影機材
-- 実技を収録するために使用します。
- 管理者用FishWatchr Mini (以後,管理者用FWM)
-- 収録開始時刻の記録用に用います。
-- グループ名を決めて,設定してください。
-- 使用するデバイスの時刻は,正確に合わせておいて下さい。
- 観察者用FishWatchr Mini (以後,観察者用FWM)
-- [[観察(アノテーション)編>../observation]]を参考にデバイスを設定してください。
-- グループ名の設定は,管理者と同じものを使用してください。
-- オートセーブ機能はOnにしておいてください。
- FishWatchr (以後,FW)
-- メディアデータと観察データを同期させるために使用します。
* 3.実技の撮影 [#eb7fe4b2]
- 撮影の開始時刻(メディアデータの開始時点での時刻)をFWMで記録します。これは,メディアデータと観察データと同期するために必要です。
-- 撮影開始のタイミングで,時間記録ボタンを押すと,その時点での時刻が記録されます。
-- 記録結果は,サーバに保存してください。オートセーブ機能をオンにしておけば,時間記録ボタンを押したタイミングで,自動的に保存されます。
* 4.実技の観察 [#ac7692e8]
- 管理者は観察者に「観察が終了したら,必ず観察終了ボタンを押す」ように指導してください。
- 観察終了ボタンを押したタイミングで,自動的に観察結果がサーバに保存されます。
- 操作ミスやデバイスの問題で観察が中断してしまった場合,FWMを再起動するなどして,観察を再開して下さい。
* 5.メディアデータと観察結果の同期 [#b471cb5b]
以下の処理は,FWをインストールしたPC上で行います。
+ グループ名を指定して,観察結果のアーカイブファイルをダウンロードし,展開(解凍)してください。
-- アーカイブファイルは,次の構造を持ったzipファイルです。
--- txt/ ... 全観察結果(テキスト形式)
--- xml/ ... 全観察結果(FW の XML形式)
--- all_annotations.txt ... テキスト形式の観察結果をマージしたもの
+ xml フォルダに含まれる時間記録ファイルを確認して下さい。
-- _sys_timebase で始まるファイルが,開始時刻を記録したファイルです。
--- もし,複数の時間記録ファイルが存在する場合,同期する際に,最も古いファイルが利用されます。
--- 時間記録ファイルのファイル名は,開始時間を含んでいますので,不要な時間記録ファイルは削除して下さい。例えば,次の時間記録ファイルは,2016年11月28日15:20:50の開始時刻を記録したファイルです。
_sys_basetime_0_monday_4_20161128_152050_monday_4.xml
+ 収録したメディアファイルを,xml フォルダにコピーして下さい。
+ xml フォルダを起動しているFWにドラッグ&ドロップして下さい。これで,メディアデータと観察データとが同期した状態になります。
//-- オートセーブ機能をオンにしてください。
//--- 観察終了時に観察データはサーバに自動的に保存されます。
//--- オートセーブ機能を使わない場合は,観察終了時に各自データを保存するようにしてください。
//-- グループ名を決めて,FWMのグループ名欄に設定してください。サーバに保存された観察データはグループ単位でまとめてダウンロードすることができます。
//* FW + FWM [#j028e6fb]
//* FWで行う方法 [#l46e7464]