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《自由に動くことができない》
自動詞
中級 ★★
表記かかる、掛かる
動物や人がある事物の働きによって自由に動くことができない。
類義語つかまる、とらえられる
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慣用表現
息がかかる慣用句
有力者の支援や影響のもとにいる。
あの新入社員は社長の息がかかっている。
プルクハルト大尉は、評議会の息がかかっているとは言え、あくまでも尋常な軍人であり、こんな忍者じみた芸当のできる男ではない。(秋津透『要塞衛星ダモクレスの槍』、1990、9 文学)コーパス
エンジンがかかる慣用句
勢いづく。本調子になる。
午前中は仕事をする気になれなかったが、午後になってようやくエンジンがかかってきた。
じつは、中高一貫校の生徒たちのなかには中学時代の三年間、けっこう遊んでしまった連中が多い。しかし、そんな生徒たちも、高校生になると、いよいよエンジンがかかってくる。(和田秀樹/隂山英男『公立小中高から東大に入る本』、2004、3 社会科学)コーパス
(お)座敷がかかる慣用句
人から招かれる。
上司からお座敷がかかって一杯飲むことになった。
対談や座談の座敷がかからなくなったのは、料亭へ仕事に来たのか飲み喰いをしに来たのかまったくわからない、この汚い喰い意地を編集者たちに敬遠されたのが主な原因だが(後略)。(井上ひさし『吉里吉里人』、1981、9 文学)コーパス
お目にかかる慣用句
お会いする
先生にお目にかかれて光栄です。
宮様はこの日もその後も、いつもお目にかかるたびにお優しかった。(榊原 喜佐子『徳川慶喜家の子ども部屋』、1996、2 歴史コーパス
かさにかかる慣用句
1
優勢であることに乗じて攻めかかる。
かさにかかって、相手チームに攻めかかる。
先を争って、逃げる西軍の兵を追撃しはじめた。二百の西軍は、これをあしらいながら、退却する。嵩にかかった東軍は、杭瀬川を渡り、猛然として追撃した。(池波正太『真田太平記』、1984、9文学)コーパス
2
優位な立場や権力を利用して相手に高圧的な態度をとる。
彼女は私たちにかさにかかった態度をとり、命令口調で話した。
こちらが弱みを見せると、嵩にかかって来るタイプの人間です。一度、キッチリ攻撃・反論しておく事です。(Yahoo!知恵袋、2005、職業とキャリア)コーパス
口の端にかかる慣用句
うわさされる
昨夜の隣の家の夫婦喧嘩が近所の人たちの口の端にかかっている。
なしコーパス
心にかかる慣用句
気になる
田舎に一人で暮らす母のことが心にかかっている。
「伍子胥殿、なにかお心にかかることがおありかな?」 「連れの者のことが気になりまして…」(伴野朗『伍子胥』、2005、9 文学)コーパス
手にかかる慣用句
1
処理される
どんな難問でも専門家の手にかかればすぐに解決する。
エンジンが掛かるやいなや、プロのドライバーの手にかかったワゴン車は魔物のような速やかさで滑り出し、産業道路へ消えてしまった。(髙村薫『レディ・ジョーカー』、1997、9 文学)コーパス
2
殺される
東軍の最後の武将も敵の手にかかってしまった。
「ここをのがれて、名もなきものの手にかかるより、そなたのごとき勇士に討たれるが本望じゃ。いざ、首を討たれよ」と首を差しのべましたので、直実も心をはげまし、太刀をふりあげるとバッサリと首を討ちおとしました。(岡本和明『歴史に残る合戦』、2000、分類なし)コーパス
箸にも棒にもかからない慣用句
ひどすぎて、どうにもならない。
どれもこれも箸にも棒にもかからない駄作ばかりだ。
いわゆるいまどきの若い者をみていると、一時的にキャアキャア騒ぐことにかけては名人だが、恵まれた時代に甘やかされて育っているので、中には箸にも棒にもかからないようなグウタラ人間もいる。(鈴木健二『気くばりのすす』1982、1 哲学)コーパス
気にかかる慣用句
1
気になる
大学入試試験の結果が気にかかってしかたがない。
つい先程、栗山が磯江のインサイダー疑惑について口にしたが、これが気に掛かる。(山田智彦『銀行屋研次郎事故簿』1997,913)コーパス
2
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別紙に以下のようなツリー構造を描いて、このフォームと一緒に提出してください
執筆:加藤 恵梨 校閲:籾山 洋介