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慣用表現
葬式を出す慣用句
葬式を執り行う。
親が子どもの葬式を出すのはつらいだろう。
何ぞ形見のお品でも納めて、葬式を出しなされ。(杉本苑子著 『夜叉神堂の男』, 1990, 913)コーパス
手を出す慣用句
1
触る。奪う。
人のお金に手を出してはいけません。
禎蔵は茶には手を出さずに言った。(乙川優三郎著 『蔓の端々』, 2003, 913)コーパス
2
(一般的に悪いことを)始める。
下手にギャンブルに手を出すと危ない。
覚醒剤に手を出しているらしいぞ。 (白川道著 『海は涸いていた』, 1996, 913)コーパス
3
なぐる。
腹が立っても手を出したらだめだ。
先に手を出したのはうちの子だったそうで 先方にお詫びを致しました。(Yahoo!知恵袋, 2005, 子育て、出産)コーパス
(女性に)手を出す慣用句
女性を誘惑する。
俺の女に手を出したら、ただではすまないぞ。
カズは女と見れば手を出す男だ。(柴田よしき著 『少女達がいた街』, 1997, 913)コーパス
あごを出す慣用句
とても疲れる。
道が急なので登り出してすぐにあごを出した。
別山までの上りがきつく、顎を出してしまいましたが、その後は快調。(石井善子著 『明日のおもいで』, 2002, 049)コーパス
おくびにも出さない慣用句
(「おくび」は「げっぷ」のこと)隠してまったく分からないようにする。
本当は相手のことを知っているのに、おくびにも出さずに知らないふりをする。
お産に対する恐怖をおくびにも出さずケロリと答える。(久藤冬貴著 『ブルーローズ・ブルース』, 2003, 913)コーパス
助け舟[船]を出す慣用句
助ける。
質問に答えられなくて困っていたので助け舟を出してあげた。
ぼくが困り果てていると、寺尾のじいさんが助け船を出してくれた。(斉藤政喜著 『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅』, 1998, 291)コーパス
暇を出す慣用句
(強制的に)休暇を取らせる。
使用人はミスをしてしばらく暇を出された。
大型店が出来てから売上が落ち、従業員も徐々に減らし、つい先日は最後の従業員にも暇を出したばかりだ。 (小杉健治著 『父からの手紙』, 2003, 913)コーパス
顔を出す慣用句
1
人の集まるところに行く。
今度、時間があったらうちの研究会に顔を出してくれないか。
ちょっと事務室まで顔を出してくれ。 (檀一雄著 『火宅の人』, 2003, 913)コーパス
2
隠されていたものが現れる。
追い込まれるに従って、本性が顔を出した。
孤独は一人ぼっちの精神から生まれるのではなく、他への不信感から顔をだす。(松山善三著 『ああ人間山脈』, 1985, 188)コーパス
ぼろを出す慣用句
隠していた欠点を明らかにしてしまう。
せいぜいぼろを出さないように注意するんだな。
そんなふうじゃ、いくら教えても直ぐにボロを出すのが落ちだ。(丹地甫著 『ハマヒルガオ』, 2005, 913)コーパス
精を出す慣用句
がんばる。
これからより一層仕事に精を出して参ります。
結局、私にできることはアルバイトに精を出すことぐらいだった。 (吉永みち子著 『気がつけば騎手の女房』, 1989, 289)コーパス
執筆:今井 新悟 校閲:今井 新悟