言海見出し語データ Ver.202510 について

2025年10月28日
文責：小野春菜

言海見出し語データ Ver.202510 は、『言海』（1889-1891年刊）の見出し語、語種、品詞、『日本国語大辞典第二版』の見出し情報などの諸情報を記載したものです。

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底本について
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大槻文彦 編『言海 : 日本辞書』第1-4冊,大槻文彦,1889-1891.
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/992954

判読し難い箇所の解読には、初版複製本および稿本の影印本（大修館書店、1979年）を利用しました。

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項目一覧
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[A] 整理番号
[B] 見出し語
[C] 見出し語（漢字表記）
[D] 語種
[E] 品詞
[F] 位相注記
[G] 和ノ通用字・和漢通用字
[H] 漢ノ通用字
[I] 底本所在
[J] 底本画像
[K] 日国ID

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項目の説明
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[A] 整理番号
『言海』見出し語の出現順に連番を振りました。

[B] 見出し語
『言海』見出し語の仮名表記です。
『言海』の見出し語表記に準じて、和語・漢語は平仮名で、外来語（『言海』では「唐音ノ語、其他ノ外国語」）は片仮名で記載しました。

[C] 見出し語（漢字表記）
『言海』見出し語（仮名表記）の直下にある漢字表記です。
漢字表記が複数ある場合は「;」（半角セミコロン）で区切りました。
漢字はJIS X 0213:2004の範囲内で入力し、JIS X 0213:2004で表現できないものはUnicode文字を入力し、Unicodeでも表現できないものは〓（U+3013）を用いて表現しました。

[D] 語種
『言海』「索引指南」の十二（活字ノ用ヰ方）に基づいて、語種を記載しました。
本データにおける語種の略称は、以下のとおりです。

和	和語
漢	漢語
外	外来語
和漢	和語と漢語の混種語
和外	和語と外来語の混種語
漢外	漢語と外来語の混種語　
和漢外	和語と漢語と外来語の混種語

[E] 品詞
品詞と、用言活用の種類です。
『言海』「索引指南」の「畧語ノ解」と対応します。
『言海』の品詞体系や文法体系の詳細は「語法指南」を参照してください。

本データにおける品詞や用言活用の略称は、以下のとおりです。出現順は「畧語ノ解」に則ります。

名	名詞
代	代名詞
數	数詞
動	動詞（用言、作用言、活語）
自動・規・一	自動詞、規則動詞、第一類（四段活用）
自動・規・二	自動詞、規則動詞、第二類（下二段活用）
自動・規・三	自動詞、規則動詞、第三類（中二段活用）
自動・規・四	自動詞、規則動詞、第四類（上一段活用）
自動・規・四・變	自動詞、規則動詞、第四類、変体（下一段活用）
自動・不規・一	自動詞、不規則動詞、第一類（カ行変格）
自動・不規・二	自動詞、不規則動詞、第二類（サ行変格）
自動・不規・三	自動詞、不規則動詞、第三類（ナ行変格）
自動・不規・四	自動詞、不規則動詞、第一類（ラ行変格）
他動・規・一	他動詞、規則動詞、第一類（四段活用）
他動・規・二	他動詞、規則動詞、第二類（下二段活用）
他動・規・三	他動詞、規則動詞、第三類（中二段活用）
他動・規・四	他動詞、規則動詞、第四類（上一段活用）
他動・規・四・變	他動詞、規則動詞、第四類、変体（下一段活用）
他動・不規・一	他動詞、不規則動詞、第一類（カ行変格）
他動・不規・二	他動詞、不規則動詞、第二類（サ行変格）
他動・不規・三	他動詞、不規則動詞、第三類（ナ行変格）
他動・不規・四	他動詞、不規則動詞、第一類（ラ行変格）
自他・規・一	自他両用、規則動詞、第一類（四段活用）
形	形容詞
形・一	形容詞、第一類（ク活用）
形・二	形容詞、第二類（シク活用）
助動	助動詞
副	副詞
接	接続詞
辭	てにをは（助詞）
感	感動詞
接頭	接頭語
接尾	接尾語
發語	発語
枕	枕詞
句	句

[F] 位相注記
『言海』見出し語の位相（古語・訛語等）を示す注記です。
『言海』「索引指南」の「種種ノ標」と対応します。
「古キ語、或ハ、多クハ用ヰヌ語」（始め波括弧「{」をつける）には「古」、「訛語、或ハ、俚語」（ダブルダガー「‡」をつける）には「訛」を記載しました。

[G] 和ノ通用字・和漢通用字
『言海』見出し語（漢字表記）の通用字の種類を表します。
「和ノ通用字」（一重傍線を引く）は「和用」、「和漢通用字」（二重傍線を引く）は「和漢用」と記載しました。

[H] 漢ノ通用字
『言海』では、語釈文中の漢字表記に二重傍線を引き、「漢ノ通用字」を記載する場合があります。
本データでは、参考として、語義の違いを問わず、一つの見出し語に記載されている「漢ノ通用字」を列挙しました（「漢ノ通用字」が複数ある場合は「;」で区切りました）。
数字を付している場合は、複数ある語義番号の該当箇所に「漢ノ通用字」があることを示します。

[I] 底本所在
『言海』見出し語の底本内の所在を、ページ番号と段数との組み合わせで示します。
ページ番号は4桁の数字、段数は、1段目を「a」、2段目を「b」、3段目を「c」で表しました。
例えば、底本の辞書本文384ページ1段目は「0384a」となります。

[J] 底本画像
国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている『言海』の画像のURLを示しました。該当する見出し語を掲載するコマのURLです。
なお、記載内容が重複するコマ番号353と354（ともに底本の辞書本文558、559ページと対応）では、のどの見やすさからコマ番号354のURLを示しました。

[K] 日国ID
『言海』見出し語と対応するジャパンナレッジ収録『日本国語大辞典第二版』（略称「日国」。以下、『日本国語大辞典』と略記）の見出し語のIDです。
例えば、ジャパンナレッジLibで見出し語「げんかい【言海】」のURLは「https://japanknowledge.com/lib/display/?lid=200201613a96ci4ma93H」で、URLの末尾20桁「200201613a96ci4ma93H」が日国IDです。

一つの『言海』見出し語が、複数の『日本国語大辞典』見出し語と対応する場合は、「;」で区切って日国IDを列挙しました。
例）あきらめる -> 2002000bdf77giuX1QW0;2002000be00e7OE3IPui（あきら・める【明】、あきら・める【諦】）
　　いためる -> 2002003e843b4t8TkO4h;2002003e84d2vx7Wjz3N（いた・める【痛・傷】、いた・める【撓】）

『言海』見出し語と同語形の『日本国語大辞典』見出し語が空見出し（他の見出し語を参照する指示があり、語釈がない項目）の場合は、本見出し（参照先の語釈がある項目）の日国IDを示しました。
例）あどうつ（＝空見出し） -> 2002001a89d22WJB39Jv （あどを打つ）＝本見出し
　　あえる（＝空見出し） -> 2002002417507CRpf792 （あ・ゆ【肖】）＝本見出し

同語異語の判断は、語形、語釈、漢字表記によって行いました。
語形に違いがある場合は、語釈と漢字表記が同じであれば同一語と判断しました。
仮名遣い、長音表記、異体字、外来語表記は、表記上の違いとして同一語と判断しました。

語形の違いがあるが、同一語と判断したものとして、以下の例があります。
（1）漢語の促音化、音便化／非音便化によって語形が異なる場合
例）ぎよくくわん（玉冠） -> 20020129a78eexp08QeG（ぎょっ‐かん［ギョククヮン］【玉冠】）
　　みづぱな（水洟） -> 20020401a4d1rg0COasj（みずっ‐ぱな［みづっ‥］【水洟】）

（2）和語・漢語の清濁に差異がある場合
例）くしさし（梟） -> 2002013aa2b4il172W6L（くし‐ざし【串刺】）
　　じんじ（神事） -> 2002023606c99zFA31g5（しん‐じ【神事】）

『言海』見出し語と『日本国語大辞典』見出し語に単位認定の違いがあるが、同一語と判断したものとして、以下の例があります。
（3）『言海』は文語活用。『日本国語大辞典』は口語活用。
例）かみさぶ（神閑） -> 200200e83cb6CZo7B6YM（かみ‐さ・びる【神─】）
　　あいだてなし -> 200200028092P384TO6R（あいだて‐な・い）

（4）『言海』は活用形も採用する。『日本国語大辞典』は終止形のみ。
例）ひめ（秘） -> 20020392f8da3VWU7Bqi（ひ・める【秘】）
　　ませば -> 200203ee8b9a0VUNa8fs（まし）

（5）『言海』は漢語サ変動詞を採用する。『日本国語大辞典』は名詞の場合がある。
例）あつたうす（壓倒） -> 20020019571a5zJSDxd0（あっ‐とう［‥タウ］【圧倒】）
　　ぎやうてんす（迎天） -> 2002012428c7S7Z0Zn68（ぎょう‐てん［ギャウ‥］【仰天】）

（6）『言海』は状態性名詞に「に」「と」が後接し、副詞とする。『日本国語大辞典』は後接しない。
例）あしばやに（足早） -> 20020013cf7a115zWs31（あし‐ばや【足早】）
　　やつきと -> 200204378a719ww4269L（やっ‐き［ヤク‥］【躍起】）
　
（7）『言海』は情態副詞に「に」「と」が後接する。『日本国語大辞典』は後接しない場合がある。
例）こをろこをろに -> 20020182079aYh0lUp4N（こおろ‐こおろ）
　　くるりと（轉） -> 2002014abf7btLVHh7cb（くるり）

このほかにも、『言海』見出し語が『日本国語大辞典』見出し語と類似の語形であり、意味上の相違も認め難い場合は、同一語と判断しました。 
例）えんぞあはせ -> 20020084212e9hW25gun（えんしょ‐あわせ［‥あはせ］【艷書合】）
　　てんぼうがに（手棒蟹） -> 200202f1fd0f1675xmJO（てんぼ‐がに【手棒蟹】）　　

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注意事項
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本データは初版複製本の正誤表2種を反映しています。

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ライセンス
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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 4.0 国際（CC BY 4.0）
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed

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作成者等
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担当者
小野春菜、相田太一、森茂友悟、高田智和

協力者
田代千夏、橋本茉奈

言海見出し語データ ver.202510 は、人間文化研究機構広領域連携型機関研究プロジェクト「異分野融合による総合書物学の拡張的研究」国語研ユニット「古辞書類に基づく語彙資源の拡張と語彙・表記の史的変遷」（https://www.ninjal.ac.jp/research/cr-project/project-4/expansion-vocabulary/）、国立国語研究所共同研究プロジェクト「多様な語彙資源を統合した研究活用基盤の共創」（https://www.ninjal.ac.jp/research/cr-project/project-4/lexical-resources/）において作成しました。

