出版物
(プロジェクト共同研究者名の五十音順)
青木博史
- 青木博史 『語形成から見た日本語文法史』, ひつじ書房, 2010年11月
- 青木博史 「名詞の機能語化―形式名詞を中心に―」『日本語学』29巻11号, 明治書院, pp.40-47, 2010年9月
- 青木博史 「動詞重複構文の展開」月本雅幸他編『古典語研究の焦点』, 武蔵野書院, pp.203-222, 2010年1月
伊藤たかね
- 伊藤たかね 「形態論・レキシコン」『言語処理学事典』 言語処理学会編, 共立出版, pp. 594-615, 2009年
上原聡
- 金普仁・上原聡 「韓日語の引用を表す連体形式の対照研究:nun/la-nunと「という」を中心に」『日本言語文化』第16輯, 韓國日本言語文化學會, pp.85-105, 2010年4月
- 上原聡・Kingkarn Thepkanjana. 「タイ語における結果構文」小野尚之(編)『結果構文のタイポロジー』, ひつじ書房, pp.365-406, 2009年11月
小野尚之
- 小野尚之(編著)『結果構文のタイポロジー』, ひつじ書房, 487pp, 2009年11月
- 小野尚之 A Lexical Resource View of Motion and Resultative Constructions, Morphology and Lexicon Forum , oral presentation, 国立国語研究所, 2010年7月
- 小野尚之 Two modes of argument selection in nominals, 20th Japanese/Korean Linguistics Conference, oral presentation, Oxford University, Oxford, U.K., 2010年10月1-3.
影山太郎
- Taro Kageyama “Diversity and Uniformity of Grammar: When Ungrammatical Expressions Become Grammatical” Journal of Japanese Linguistics 28.(印刷中)
- 影山太郎(編)『レキシコンフォーラム No.6』ひつじ書房(印刷中)
- 影山太郎「語彙的な複合動詞と補助動詞」『レキシコンフォーラム No. 6』ひつじ書房(印刷中)2012年
- 影山太郎・沈力(編)『日中理論言語学の新展望3:語彙と品詞』くろしお出版 2012年
- 影山太郎・沈力(編)『日中理論言語学の新展望2:意味と構文』くろしお出版 2012年
- 影山太郎・沈力「付加詞主語構文の属性叙述機能」,影山太郎・沈力(編)『日中理論言語学の新展望2;意味と構文』 27–65. くろしお出版 2012年
- 影山太郎(編著)『属性叙述の世界』くろしお出版 2012年
- 影山太郎「属性叙述の文法的意義」,影山太郎(編)『属性叙述の世界』3–35. くろしお出版 2012年
- 影山太郎「〈共同研究プロジェクト紹介〉デキゴトの叙述とモノの叙述」 『国語研プロジェクトレビュー』6: 17-25 2011年
- 影山太郎(編著)『日英対照 名詞の意味と構文』, 大修館書店, 2011年11月, ISBN: 4469245682(表紙写真)
- 影山太郎「動詞の文法から名詞の文法へ」『日本語学』29巻11号, 明治書院, pp.16-23, 2010年9月
- 影山太郎「日本語形態論における漢語の特異性」, 大島弘子ほか(編)『漢語の言語学』, くろしお出版, pp.1-17, 2010年9月
- Taro Kageyama, Variation between endocentric and exocentric word structures, Lingua 120, pp. 2405-2423, 2010年7月
- 影山太郎 「移動の距離とアスペクト限定」影山太郎編『レキシコンフォーラム No.5』, pp.99-135, 2010年6月
- 影山太郎(編)『レキシコンフォーラム No. 5』, ひつじ書房, 2010年6月
- 影山太郎 「複合語のタイポロジーと日本語の特質」,『国語研プロジェクトレビュー 』1巻 1号, pp. 5-27, 2010年5月
- 影山太郎 言語学と機械翻訳をつなぐ語彙意味論 , 第1回産業日本語研究会・シンポジウム 招待講演, 東京大学, 2010年2月
- 影山太郎「語彙情報と結果述語のタイポロジー」小野尚之 編『結果構文のタイポロジー』, ひつじ書房, pp.33-65, 2009年11月
岸本秀樹
- Hideki Kishimoto. Locative alternation and verb compounding in Japanese, Angella Ralli, Geert Booij, Sergio Scalise, Athanasios Karasimos(eds.) Proceedings of 7th Mediterranean Morphology Meeting, pp.38-62, University of Patras, 2010年
- Hideki Kishimoto. The semantic basis of dative case marking in Japanese. 『神戸言語学論叢』第7号, pp. 19-38, 2010年
- 岸本秀樹 「否定辞移動と否定の作用域」加藤泰彦・吉村あき子・今仁生美(編)『否定と言語理論』, 開拓社, pp. 27-50, 2010年
- 岸本秀樹「受身の意味を表す「受ける」の語彙概念構造」 影山太郎(編)『レキシコンフォーラム No.5』, ひつじ書房, pp. 201-218, 2010年
- 岸本秀樹「統語的複合動詞の格と移動」, 日本英語学会第28回大会口頭発表, 2010年11月13-14日
喜多壮太郎
- Bohnemeyer, J., Enfield, N., Essegbey, J., & Kita, S. (in press). The Macro-Event property: The segmentation of motion paths and causal chains. In J. Bohnemeyer, R. Tomlin & E. Pederson (Eds.), Event representation in language and cognition. Cambridge: Cambridge University Press.
- Kantartzis, K., Mutsumi, I., & Kita, S. (accepted). Japanese sound symbolism facilitates word learning in English speaking children. Cognitive Science
- Kita, S., Kantarzis, K., & Imai, M. Children learn sound symbolic words better: Evolutionary vestige of sound symbolic protolanguage. In A. D. M. Smith, M. Schouwstra, B. de Boer & K. Smith (Eds.), The evolution of language: Proceedings of the 8th International Conference on the Evolution of Language (EVOLANG8) , Singapore: World Scientific, pp. 206-213, 2010年.
- Iwasaki, N., Brown, L., Kita, S., & Vinson, D., A comparison of Japanese and Korean speaker' production of mimetic words. Paper presented at the 20th Japanese/Korean Linguistics Conference, 2010年, October 1 - 3
- Kita, S., Kantartzis, K., & Imai, M, Children learn sound symbolic words better: Evolutionary vestige of sound symbolic protolanguage, Paper presented at the The 8th international conference on the Evolution of Language, Utrecht, the Netherlands, 2010年, April 14-17
- Kita, S., Özyürek, A., Allen, S., & Ishizuka, T., Early links between iconic gestures and sound symbolic words: Evidence for multimodal protolanguage, Paper presented at the The 8th International Conference on the Evolution of Language, Utrecht, the Netherlands, 2010年, April 14-17
- Kita, S., & Kantartzis, KStimuli for comparing sound symbolism of change across different domains: Preliminary report on English , (invited talk). Paper presented at the Workshop "Universals of sound symbolism" at Max Planck Institute for Psycholinguistics, Nijmegen, the Netherlands, 2009年, February 26-27
栗林 裕
- Kuribayashi, Yuu. Turkological studies in Japan -Past and Present- . Orhon Yazıtlarının Bulunuşundan 120 Yıl Sonra Türklük Bilimi ve 21. Yüzyıl konulu 3. Uluslararası Türkiyat Araştırmaları Sempozyumu. Ankara: Türk Dil Kurumu. pp.523-530, 2011年
- 栗林裕「トルコ語の語彙の意味と構文の意味」「アジア言語の研究 -最新の報告-」京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化研究センター, 口頭発表, 平成23年2月19日 2011年
- 栗林 裕「トルコ語の自動詞と他動詞」西光義弘・プラシャント パルデシ編『自動詞・他動詞の対照』, 東京:くろしお出版, pp.69-90, 2010年
- 栗林 裕『チュルク語南西グループの構造と記述 –トルコ語の語形成と周辺言語の言語接触 –』, 東京:くろしお出版, ISBN : 978-4-87424-506-4 xiii+349 p., 2010年
- Kuribayashi, Yuu. Japonya’daki Türkoloji Araştırmalarının Geçmişi, Bugünü ve Yeni Arayışları. 26-27 Eylül 2010, Dil Bayramı: oral presentation, Türk Dil Kurumu, Ankara, 2010年
- 栗林裕「チュルク語の関係節化と他動性」第2回「北方諸言語の類型論的比較研究」研究会, 口頭発表, 東京外国語大学 本郷サテライト, 平成22年9月18日 2010年
- 栗林裕「チュルク語動詞の形態的派生関係」「アジア言語の研究 -最新の報告-」京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化研究センター, 口頭発表, 平成22年2月13日 2010年
呉人 惠
- 呉人 惠「コリャーク語の-Nvoが表わす始動アスペクトと習慣アスペクト」『北海道立北方民族博物館研究紀要』19, pp.43-55, 2010年
- 呉人 惠「時間的安定性から見たコリャーク語の形容詞事象叙述文」呉人惠編『環北太平洋の言語』15,pp.31-44
- 呉人 惠「コリャーク語の属性叙述-主題化のメカニズムを中心に」『言語研究』138,pp.115-147, 2010年
- 呉人 惠「コリャーク語の属性叙述-主題化のメカニズムを中心に-AA研共同研究プロジェクト「北方諸言語の類型論的比較研究」第一回研究会口頭発表, 東京外国語大学本郷サテライト, 2010年5月29日
- 呉人 惠 Property and Event Predication in the Koryak Language:An Argument for a New Predication Type Theory, The Second Conference in Linguistics within the Birgit Rausing Language Program, HUMANITIES OF THE LESSER-KNOWN, Centre for Languages and Literature, Lund University, Sweden (Poster Session), September.11st, 2010)
- 呉人 惠「コリャーク語の属性叙述形式とその特異な統語操作」国立国語研究所共同研究会プロジェクト「日本語レキシコンの文法的・意味的・形態的特性」研究発表会口頭発表, 2010年9月5日
小林英樹
- 小林英樹「漢語サ変動詞の意味・用法の記述的研究—「引率(する)」、「随行(する)」などをめぐって—」『群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編』59, pp.1-8, 2010年
- 小林英樹 「漢語サ変動詞の意味・用法の記述的研究—「修理(する)」、「修復(する)」などをめぐって—」『語学と文学』46, pp.1-10, 2010年
- 小林英樹 「語彙(理論・現代)」『日本語の研究』6巻3号, 日本語学会, pp.43-50, 2010年
斎藤倫明
- 斎藤倫明「複合語に見られる間接的な受身的関係について」『国語と国文学』1046号, 東京大学国語国文学会, pp.1-14, 2011年1月
- 斎藤倫明「複合語の語構成要素間に見られる受身的関係について」『文化』74-1/2, 東北大学文学研究科, pp.1-19, 2010年9月
- 斎藤倫明「複合語の語構成要素間に見られる使役的関係について」『国語語彙史の研究』29, 和泉書院, pp.261-274, 2010年3月
- 斎藤倫明「語彙史としての語構成史」『シリーズ日本語史2 語彙史』, 岩波書店, pp.35-72, 2009年11月
杉岡洋子
- Yoko Sugioka. Nominalization affixes and the multi-modular nature of word formation. in Yuasa,E. et al. (eds) Jerry Sadock, Pragmatics, and Autolexical Syntax. (to appear) , John Benjamins.
- 杉岡洋子「語の仕組みを探る」大津由起雄(編著)『はじめて学ぶ言語学』, 大修館書店, pp.35-56, 2009年10月
- 杉岡洋子「複合語の統語と意味 -- 語形成の多モジュール性を考える」第84回ドイツ語文法理論研究会(招待講演), 慶応義塾大学, 2010年5月30日
玉岡賀津雄
- Tamaoka, K., & Taft M. The sensitivity of native Japanese speakers to On and Kun kanji readings. Reading and Writing 23, pp.957-968, 2010年
- Tamaoka, K., Lim, H., Miyaoka, Y., & Kiyama, S. Effects of gender-identity and gender-congruence on levels of politeness among young Japanese and Koreans. Journal of Asian Pacific Communication 20, pp.23-45, 2010年
- Tamaoka, K., & Ikeda, F. Whiskey, or Bhiskey?: Influence of first-element and dialect region sequential voicing of shoochuu. 『言語研究』137, pp.65-80, 2010年
- 玉岡賀津雄・邱學瑾・宮岡弥生・木山幸子 「中国語を母語とする日本語学習者によるかき混ぜ語順の文理解―聴解能力で分けた上位・中位・下位群の比較―」『日本語文法』10巻1号, 日本文法学会, pp.1-17, 2010年
- Parrish, M. M, & Tamaoka, K. Overgeneralization of clitic and non-clitic negation: A study of Japanese EFL students' understanding of negative questions, Psychologia 53, pp.86-101, 2010年
- 柴崎秀子 ・玉岡賀津雄 「国語科教科書のテキストを基にした小・中学校の学年基準判定式の構築」『 日本教育工学会論文誌』, 33巻4号, pp.449-458, 2010年
- 小森和子・玉岡賀津雄「中国人日本語学習者の同形類義語の認知処理」 『レキシコンフォーラム』 5巻, ひつじ書房, pp.165-200, 2010年
- Tamaoka, K., Ihara, M., Murata, T., & Lim H. Effects of first-element phonological-length and etymological-type features on sequential voicing (rendaku) of second elements. Journal of Japanese Linguistics 25, pp.17-38, 2009年
- 大和祐子・玉岡賀津雄 「中国人日本語学習者の日本語漢字語の処理における母語の影響」『 ことばの科学』 22, 名古屋大学言語文化研究会, pp.117-135, 2009年
- 林炫情・玉岡賀津雄「韓国人大学生の先輩に対する「親族名称」と「実名」の使用に関する適切度を求める諸要因」 『ことばの科学』 22, 名古屋大学言語文化研究会, pp.137-149, 2009年
辻村成津子
- Tsujimura, Natsuko 「オノマトペ動詞の意味・項構造の一考察」 Kansai Linguistic Society 29, 2010年
- 辻村成津子 (2009) 「構文と語彙のゆれについて」由本陽子、岸本秀樹(編)『語彙の意味と文法』, くろしお出版, pp.415-431, 2009年
竝木崇康
- Takayasu, Namiki. Morphological variation in Japanese compounds: The case of hoodai and the notion of "compound-specific submeaning. Lingua 120, pp. 2367-2387, 2010年10月
- 竝木崇康 『単語の構造の秘密―日英語の造語法を探る―』言語・文化選書14, 開拓社, 2009年10月20日
仁田義雄
- 仁田義雄 『日本語文法の記述的研究を求めて』, ひつじ書房, 2010年10月
- 仁田義雄 「事態の類型と未来表示」『日本語文法』, 10巻2号, 日本文法学会, 2010年9月
- 仁田義雄 『語彙論的統語論の観点から』, ひつじ書房, 2010年5月
- 仁田義雄 『日本語のモダリティーとその周辺』, ひつじ書房, 2009年10月
prashant Pardeshi
- 西光義弘・prashant Pardeshi 『自動詞・他動詞の対照(シリーズ言語対照<外から見る日本語>)』4巻, くろしお出版, 2010年6月
- 堀江薫・prashant Pardeshi 『言語のタイポロジー 認知類型論のアプローチ5』(山梨正明編『講座認知言語学のフロンティア』5巻, 研究社, 2009年10月
◎益岡隆志
- 益岡隆志 「連体節構文における関係的意味」KLS 30, 関西言語学会, pp.316-326, 2010年6月
- 益岡隆志 「日本語の尊敬構文と内・外の視点」坪本篤朗他編『「内」と「外」の言語学』, 開拓社, pp.3-22, 2009年10月
◎松本 曜
- 秋田喜美・松本 曜・小原京子 「移動表現の類型論における直示的経路表現と様態語彙レパートリー」 『レキシコンフォーラム』5, pp.1-25., 2010年
- 松本 曜 「多義語における中心的意味とその典型性:概念的中心性と機能的中心性」, Sophia Linguistica 57, pp.89-99, 2010年
- 松本 曜 「多義性とカテゴリー構造」 澤田治美(編)『語・文と文法カテゴリーの意味』, ひつじ 現代の意味論講座第一巻, pp.23-43.ひつじ書房 2010年
由本陽子
- Yoko Yumoto. Variation in N-V compound verbs in Japanese, Lingua 120, pp. 2388-2404, 2010年9月
- 由本陽子「身体部分を表す名詞を結合した日本語の[N+V]複合語について」『言語文化共同研究プロジェクト2009 自然言語への理論的アプローチ』大阪大学言語文化研究科, pp.89-98, 2010年5月
- 由本陽子・王蓓淳「中国語複合動詞「改V」の形成と意味 -日本語の「V+かえる」「V+直す」との比較を参考に-」日本言語学会第139回大会, 口頭発表, 2009年11月1日, 神戸大学