新プロ「日本語」研究班3 1997年(平成9年)4月
心理学モノグラフNo.26「表記と記憶」横山詔一著 日本心理学会 97ページ
<目次>
まえがき
第1章 問題提起と方向付け
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 本研究の枠組み
Ⅱ-1. 目的
Ⅱ-2. 表記形態とイメージ価の記号論的関係
Ⅲ 表記形態が記憶に及ぼす影響についての諸研究
Ⅲ-1. 形態情報の長期保持
Ⅲ-2. 日本語表記とエピソード記憶-再生と再認-
Ⅲ-3. 日本語表記と潜在記憶-単語同定-
Ⅳ 記憶におけるイメージの機能についての諸研究
Ⅳ-1. イメージ価
Ⅳ-2. イメージ価が記憶成績に及ぼす影響
Ⅳ-3. 2重符号化説と命題説
Ⅳ-4. 文字イメージと潜在記憶
第2章 実験仮説の設定
第3章 表記形態が偶発記憶に及ぼす影響
Ⅰ 目的
Ⅱ 実験材料の吟味
Ⅱ-1. 刺激項目の選択
Ⅱ-2. 言語的所属間の相関
Ⅲ 処理水準別の検討
Ⅲ-1. 実験1: 音韻レベル
Ⅲ-2. 実験2: 意味レベル
Ⅳ 音読処理項目の再生
Ⅳ-1. 実験3: 直後再生
Ⅳ-2. 実験4: 遅延再生
第4章 表記形態が意図的記憶に及ぼす影響
Ⅰ 目的
Ⅱ 実験的検討
Ⅱ-1. 実験5: 直後再生
Ⅱ-2. 実験6: 遅延再生
Ⅲ モデルの提唱
第5章 表記の熟知性とイメージ価の関係
Ⅰ 目的
Ⅱ 実験的検討
Ⅱ-1. 刺激項目の検討
Ⅱ-2. 実験7: 片仮名4音節の単語のイメージ化の測定
Ⅱ-3. 実験8: 表記の熟知性がイメージ価に及ぼす影響
第6章 表記の熟知性が偶発記憶に及ぼす影響
Ⅰ 目的
Ⅱ 音読処理項目の再生
Ⅱ-1. 実験9: 直後再生
Ⅱ-2. 実験10: 遅延再生
Ⅱ-3. 実験11: 音読速度の測定
Ⅲ 形態処理項目ならびに意味処理項目の再生
Ⅲ-1. 実験12: 形態処理項目の再生
Ⅲ-2. 実験13: 意味処理項目の再生
第7章 総括的討論と要約
Ⅰ 総括的討論
Ⅱ 要約
引用文献
SUMMARY Orthography and Free Recall