第28回「ことば」フォーラム

開催概要

最近,「コンプライアンス」「ノーマライゼーション」などといった難しい外来語が新聞や広報紙に使われていて,意味がよく分からないといった声が聞かれます。その一方,「コップ」「バス」「カレンダー」などのように,私たちの言語生活にとって欠くことのできない外来語も数多くあります。
そもそも,外来語とはどういう言葉なのでしょうか。それらは日本語の中でどういう役割を持っているのでしょうか。今回のフォーラムでは,外来語の「過去・現在・未来」という視点から,その長所と短所,日本語の中に定着する仕組み,将来像などについて,皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

日 時:2005年11月5日(土) 午後1時30分(1時開場)~4時
場 所:名古屋国際センター 別棟ホール(名古屋市中村区那古野1-47-1)
後 援:名古屋国際センター・NHK名古屋放送局・中日新聞社

プログラム

第28回ポスター
(クリックするとポスター画像を拡大します。)

暮らしの中の外来語―その<光>と<陰>―strong>
杉戸 清樹 (国立国語研究所長)

小説の中の外来語
清水 義範 (作家)

外来語をとりかこむもの―外来人,外来もの,外来文化を考える―
水谷 修 (名古屋外国語大学長)