第25回「ことば」フォーラム
- 当日記録 全体PDF(0.3MB)
- 配布資料 全体PDF(1.2MB)
- 開催報告 (広報紙「国語研の窓」の記事にジャンプします)
開催概要
国立国語研究所は,2005年2月1日に,北区から立川市へ移転しました。今回は,研究成果の一部を紹介し,今後の展望を示したいと考えます。
当日はあわせて一般施設公開(3時30分~5時)を行います。
日 時:2005年5月14日(土)午後1時30分 (1時開場)~3時30分
場 所:国立国語研究所立川新庁舎2階講堂
プログラム
「国立国語研究所の使命」 杉戸 清樹(国立国語研究所長)
「『日本語話し言葉コーパス』とその応用」 前川 喜久雄(国立国語研究所)
皆さんは,「話し言葉のデータベース」と聞いてどんなことを想像しますか。国語研究所では,自然な話し言葉を録音して集め,それに言葉の研究のための情報をつけた『日本語話し言葉コーパス』を開発しました。今回は,その特徴を紹介し,話し言葉研究の現状と将来の課題についてお話しします。
「自治体と住民のコミュニケーションを円滑にする工夫」 吉岡 泰夫(国立国語研究所)
自治体と住民が協力して,行政サービスをより良くするには,お互いの「分かりやすい言葉で伝える工夫」や「円滑なコミュニケーションを図る工夫」が大切です。国語研究所では,このような言葉やコミュニケーションの工夫について,住民と自治体の双方を対象にした全国調査を実施しました。その結果を発表し,御参加の皆さんと話し合います。