第18回「ことば」フォーラム

開催概要

情報化時代の漢字問題について,皆さんと一緒に考える機会を作り,豊かな文字生活のきっかけを提供します。また,国立国語研究所・情報処理学会・日本規格協会の3者連合が,経済産業省の委託を受けて開発に取り組んでいる「電子政府の文字情報基盤」について,国語学や認知科学の観点から解説を行い,あわせて外字問題に対応するヒントを紹介します。

日 時:2003年11月6日(木)午後1時~2時30分
場 所:東京国際フォーラム「第5回図書館総合展」
     ホールB7フォーラム第3会場(東京都千代田区丸の内351)
共 催:(株)紀伊國屋書店
後 援:日本書籍出版協会・日本規格協会・情報処理学会

プログラム

「図書情報検索における外字対応」 横山 詔一 (国立国語研究所)
Web版 『日本書籍総目録』(Books.or.jp:日本書籍出版協会)の外字対応について,実演をまじえて解説します。また,早稲田大学図書館の協力により,同館の目録情報を文字コードの相違によらず 「日本語のまま」 海外に提供する方法を紹介します。

「電子政府の文字基盤を支える学術研究」 笹原 宏之 (国立国語研究所)
外字問題の解決を目指して,電子政府の文字情報基盤が整備されつつあります。これは,どのような学術的研究にもとづいて作られているのか,分かりやすく解説します。

第18回ポスター
(クリックするとポスター画像を拡大します。)