第8回「ことば」フォーラム
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- 配布資料 全体PDF(2.5MB)
- 開催報告 (広報紙「国語研の窓」の記事にジャンプします)
開催概要
ここ4〜5年の間に電子メールや携帯電話によるメールが急速に普及し,わたしたちの日常生活に溶け込んできました。この新しい「伝達手段」は家庭や職場でのコミュニケーションにどのような影響を与えつつあるのでしょうか。さまざまな具体例を交えてご紹介します。
・メールを使い始めると,いろいろと「作法」に迷う場合が出てきます。例えば,初めての人にいきなりメールを送って失礼にならないだろうか?メールに「拝啓」「敬具」や時候のあいさつは必要なのか?顔文字や絵文字にはどういう役割があるのか?このような疑問は,メールに対する共通理解がまだ発展途上であることを意味しています。
・ メールにはどのような特徴があり,それを生かすにはどのように利用したらよいのか,「手紙・電話・ファクシミリ」などのこれまでの伝達手段と比較しながら考えてみます。
また,電子メール・携帯メールの発達によって,わたしたちのコミュニケーションの現場はどのように変わってきているのでしょうか。コミュニケーションに対する意識の変化を,最新の研究成果や新聞記事をもとに考えていきます。
便利で豊かな言語生活のために,メールの活用はますます重要になってくるでしょう。現在,電子メール・携帯メールを使っていらっしゃらない方もぜひこの機会にフォーラムに参加して,新しい世界に触れてみてください。
日 時:平成14年1月19日(土) 午後2〜4時
場 所:立川市女性総合センター アイムホール
(JR中央線・青梅線 立川駅北口徒歩6分)
対 象:中学生以上
パネリスト
三宅 和子 (東洋大学) 池田 理恵子,加藤 安彦,杉本 明子 (国立国語研究所)
定員200名・入場無料 事前のお申し込みは要りません。