第40回 「コーパスを使った方言研究」

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内容

第40回「コーパスを使った方言研究」
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近年,大量の言語データの整備と言語コーパスの構築が世界各国で進み,それに基づく言語研究が新たな展開を見せている。方言研究の分野でも大規模なデータの構築とそれに基づく分析により,新たな展開が期待される。そのような研究の基盤となるものとして,国立国語研究所では2019年5月に『日本語諸方言コーパス (COJADS) 』モニター版を公開した。現在,50地点,約34時間分の音声データとテキストデータを公開し,オンラインでの検索を提供している。本講座では,コーパスを活用することにより方言研究がどのように展開していくのか,また,コーパスを使う際の注意点等について,COJADS を使いながら講義する。講座の最後には,受講生による COJADS を使ったデータの検索,分析実習を行う。

日程

  • 2021年3月7日 (日) 9:30~16:40
    1. 9:30~11:00
      諸方言コーパスの構築方法について
    2. 11:10~12:40
      諸方言コーパスの活用方法について
    3. 13:30~15:00
      諸方言コーパスを使った研究例
    4. 15:10~16:40
      諸方言コーパスを使った実習

講師

  • 木部 暢子 国立国語研究所 教授 (言語変異研究領域)
    鹿児島大学法文学部学部長を経て,2010年から現職。
    専門は日本方言学,音韻論,音声学。主に日本語のバリエーションについて研究している。主な著書に 『西南部九州二型アクセントの研究』 (2000),『そうだったんだ!日本語 じゃっで方言なおもしとか』 (2013),『方言学入門』 (共編著,2013),『明解方言学辞典』 (編著,2019) など。

会場

Web開催 (Zoom を使用)

定員

20名 (予定)

受講料

無料

参加申込

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  • 2021年2月26日 (金) 締切。定員に達し次第,募集を締切る場合があります。
  • 応募者が定員を超えた場合は,大学院生の方を優先とします。
  • 申込後,受付確認メールを送信します。
    2日以内に受付確認メールが届かない場合は,受付が完了していない可能性がありますので,下記 (国立国語研究所 管理部 研究推進課) までお問い合わせ願います。
  • 受講前にコーパス検索アプリケーション中納言『日本語諸方言コーパス (COJADS) 』の利用登録をしておいてください。
    https://ccd.ninjal.ac.jp/

受講に関するお問い合わせはこちらへ

国立国語研究所 管理部 研究推進課
E-mail : ninjal-events[at]ninjal.ac.jp[at]を@に置き換えてください。
Tel. : 042-540-4353