第18回「言語生活のロジスティック回帰分析入門」
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内容
言語変化のデータをロジスティック回帰分析で解析する「実用的な」方法を解説します。エクセルや統計解析ソフト SPSS を用いた解析手順のマニュアルを配布し,講師が敬語意識や共通語化の実時間変化などの解析を初心者向けに演示します。 (今回は,R は使いません。)
ここで用いるデータは (1)言語生活の実態を探る目的で国立国語研究所と統計数理研究所が数十年にわたって収集してきた「実時間」の変化データ,(2)カナダのトロント大学 Chambers 教授の研究チームがネットで公開しているカナダ英語の「見かけ上の時間」における変化データなどです。
本講座ではパソコンを使っての演習はありません。
日程
- 平成27年9月1日 (火) 9:30~16:50
- 9:30~10:30
カナダ英語の見かけ上の時間における変化を解析する 60分 - 10:40~12:20
敬語意識の実時間変化を解析する 100分 - 13:20~15:00
共通語化の実時間変化を解析する 100分 - 15:10~16:50
ロジスティック回帰分析とは何か 100分
- 9:30~10:30
講師
- 横山 詔一 国立国語研究所 教授 (理論・構造研究系)
上越教育大学助手,国立国語研究所主任研究官,グループ長を経て,2009年から現職。専門は心理学。
日本教育工学会論文賞 (日本教育工学会,1997) ,徳川宗賢賞 (優秀賞) (社会言語科学会,2010) を受賞。
主な著書は『現代日本語の異体字―漢字環境学序説』 (共著,三省堂,2003),『記憶・思考・脳』 (共著,新曜社,2007) ,『日本語文字・表記の難しさとおもしろさ』 (共編,彩流社,2014) など。
現在,東京大学大学院客員教授。
会場
一橋大学一橋講堂 特別会議室101 (学術総合センター 1階)
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
- 交通案内
東京メトロ 半蔵門線,都営地下鉄 三田線・新宿線 「神保町」駅 A9出口 徒歩5分
東京メトロ 東西線 「竹橋」駅 1b出口 徒歩4分
定員
10名 (予定)
受講料
無料
参加申込
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- 応募者が定員を超えた場合は,大学院生の方を優先します。
- 受講者には8月7日 (金) までに連絡します。
- 申込後,受付確認の自動配信メールを送信します。
24時間以内に自動配信メールが届かない場合は,受付が完了していない可能性がありますので,下記 (国立国語研究所 管理部 研究推進課) へお問い合わせください。
受講に関するお問い合わせ
国立国語研究所 管理部 研究推進課
Tel. : 042-540-4374
E-mail : ninjal-events[at]ninjal.ac.jp