第12回 方言地図の基礎とGISの技法
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内容
方言は地理空間上でのことばの異なりです。ですから,それを具体的な地図の上で視覚化して扱うことができます。その際に地図にすることの意味と基本的な考え方を理解しておくことが欠かせません。そのような基礎を押さえた上で,GIS (地理情報システム) を用いた実習を通して,方言地図作成と方言分布分析技法の基本を習得します。なお,ソフトウェアはフリーGISソフトのMANDARAを利用します。
- 平成25年3月21日 (木)
- 方言分布の地理的性質
90分 (9:45~11:15) - 方言地図ならびに地理情報の基礎的概念とGIS
90分 (11:30~13:00) - 方言地図作成の準備と実際
90分 (13:45~15:15) - 方言分布の分析
90分 (15:30~17:00)
- 方言分布の地理的性質
- その他関連情報
- PCやインターネットに関する基礎的知識を有していること。
- 地図作成用のPC (ウィンドウズマシン) は必須であり,受講者が各自で持参すること。
- 受講者には,電子メールにより関連サイト等を通知する。通知に従い,ダウンロードやインストールを済ませておくこと。
講師
- 大西 拓一郎 国立国語研究所 教授 (時空間変異研究系)
専門は,方言学・言語地理学。富山県や長野県でフィールドワークを行いながら,全国各地の方言データも活用し,方言ならびに方言分布ができあがる要因・過程の解明に取り組んでいる。
主な著書は『現代方言の世界』 (2008年,朝倉書店) ,『方言学の技法』 (2007年,岩波書店,共著) ,『方言文法全国地図』2~6集 (1991~2006年,共編) など。
会場
- 国立国語研究所 2階 多目的室
東京都立川市緑町10-2 [ 交通案内 ]- 多摩モノレール高松駅から徒歩7分。
- JR立川駅から徒歩20分。
定員
30名 (予定)
受講料
無料
参加申込
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- 応募者が定員を超えた場合は,大学院生の方を優先とします。
- 受講者には事前に連絡いたします。
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国立国語研究所 管理部研究推進課
TEL 042-540-4374
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