第11回 「方言のフィールド調査法」

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内容

方言のフィールドワークを行うために必要な理論と実践について学ぶ。今回は特に,自然談話 (テキスト) の収集・利用とアクセント調査をテーマとして集中的に行う。具体的には以下のようなトピックを扱う。

「方言のフィールド調査法」
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自然談話の収集・利用

  • テキストデータと調査票調査の違い : それぞれの利点・欠点
  • テキストのジャンル
  • テキストを収集するテクニック (映像・画像ツールの効果的利用など)
  • テキストを書き起こすツール (Transcriber, Toolbox)
  • ミニ・プロジェクト (テキスト収集から分析まで受講生が行い,プレゼンする)

アクセント調査

  • 話者の探し方
  • アクセント調査の目的と具体的な手法
  • ミニ・プロジェクト (方言アクセントの調査を疑似体験し,分析内容を受講生がプレゼンする)

講習スケジュール

  • 平成25年3月8日 (金)
    1. テキスト分析法・講義 1 90分 (10:00~11:30)
    2. テキスト分析法・講義 2 90分 (11:40~13:10)
    3. テキスト分析法・講義 3 90分 (14:10~15:40)
    4. アクセント調査法・講義 4 90分 (16:00~17:30)
  • 平成25年3月9日 (土)
    1. テキスト分析法・実践190分 (10:00~11:30)
    2. テキスト分析法・実践 2 90分 (11:40~13:10)
    3. テキスト分析法・実践 3 90分 (14:10~15:40)
    4. アクセント調査法・実践 4 90分 (16:00~17:30)

講師

  • 下地 理則 (九州大学准教授 / 国立国語研究所 客員准教授)
    主な研究テーマはフィールドワークにもとづく個別言語の記述をベースとしつつ,個別言語の実証的データーから通言語的・理論的一般化を行う言語類型論を専門とする。専門は琉球語,言語類型論。
    主な著書にAn introduction to Ryukyuan Languages (co-edited with Thomas Pellard) (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 2011) など。
  • アシスタント : 小川 晋史
    国立国語研究所 プロジェクト研究員

会場

九州大学 西新プラザ (中会議室)
814-0002 福岡県福岡市早良区西新2丁目16-23

アクセス
福岡空港から地下鉄「姪浜」行き乗車 約20分
博多駅から地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分
→ いずれも「西新」駅下車,⑦番出口より徒歩約10分

定員

10名 (予定)

受講料

無料

参加申込

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  • 応募者が定員を超えた場合は,大学院生の方を優先とします。
  • 申込後,受付確認の自動配信メールを送信します。
  • 24時間以内に自動配信メールが届かない場合は,受付が完了していない可能性がありますので,下記 (国立国語研究所 管理部研究推進課) までお問い合わせ願います。

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国立国語研究所 管理部研究推進課
TEL 042-540-4374
FAX 042-540-4334