第9回 連濁の言語学
受講申込みは締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。
第8回,第9回の講義内容は同じです。
内容
連濁という日本語独特の形態音素的現象は,近年世界中の言語学者に知れ渡り,英語でさえ (Japanese) rendaku と呼ばれるようになってきた。しかし,どんな単語が連濁するかという問題になると,傾向は色々あるが,包括的な規則はない。本講座では,連濁の起源および現在状態を多面的に考察する。
- 日程 : 平成24年8月9日 (木)
- 「連濁の起源と現状」
90分 (10:00~11:30) - 「ライマンの連濁研究」
90分 (12:30~14:00) - 「様々な制限や傾向」
90分 (14:10~15:40) - 「心理言語実験の結果解釈」
90分 (15:50~17:20)
- 「連濁の起源と現状」
講師
- ティモシー・J・バンス 国立国語研究所 教授 (理論・構造研究系)
1979年にシカゴ大学で博士号を取得し,30年間にわたって米国各地の大学に勤めて,2010年に国立国語研究所に移った。専門は,音韻論と音声学。
主な著書に『An Introduction to Japanese Phonology』(1987年 SUNY Press),『The Sounds of Japanese』(2008年 Cambridge University Press) など。
会場
- 駅前のぞみビル 6階会議室 (宮城県仙台市青葉区中央三丁目6番22号)
アクセス : JR東北本線 仙台駅 徒歩3分 (アクセス情報)
定員
20名 (予定)
受講料
無料
参加申込
受講申込みは締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。
- 平成24年7月22日 (日) 締切。
- 応募者が定員を超えた場合は,大学院生の方を優先とします。
- 受講者には7月24日 (火) までに連絡いたします。
- 申込後,受付確認の自動配信メールを送信します。
- 24時間以内に自動配信メールが届かない場合は,受付が完了していない可能性がありますので,下記 (国立国語研究所 管理部研究推進課) までお問い合わせ願います。
受講に関するお問い合わせはこちらへ
国立国語研究所 管理部研究推進課
TEL 042-540-4489
FAX 042-540-4334
e-mail kenkyu-shien@ninjal.ac.jp