第8回 連濁の言語学

受講申込みは締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。

第8回,第9回の講義内容は同じです。

内容

連濁という日本語独特の形態音素的現象は,近年世界中の言語学者に知れ渡り,英語でさえ (Japanese) rendaku と呼ばれるようになってきた。しかし,どんな単語が連濁するかという問題になると,傾向は色々あるが,包括的な規則はない。本講座では,連濁の起源および現在状態を多面的に考察する。

連濁の言語学
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  • 日程 : 平成24年7月26日 (木)
    1. 「連濁の起源と現状」
      90分 (10:00~11:30)
    2. 「ライマンの連濁研究」
      90分 (12:30~14:00)
    3. 「様々な制限や傾向」
      90分 (14:10~15:40)
    4. 「心理言語実験の結果解釈」
      90分 (15:50~17:20)

講師

  • ティモシー・J・バンス 国立国語研究所 教授 (理論・構造研究系)
    1979年にシカゴ大学で博士号を取得し,30年間にわたって米国各地の大学に勤めて,2010年に国立国語研究所に移った。専門は,音韻論と音声学。
    主な著書に『An Introduction to Japanese Phonology』(1987年 SUNY Press),『The Sounds of Japanese』(2008年 Cambridge University Press)など。

会場

  • キャンパス・イノベーションセンター東京 2階多目的室1 (東京都港区芝浦3-3-6)

定員

20名 (予定)

受講料

無料

参加申込

受講申込みは締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。

  • 平成24年7月8日 (日) 締切。
  • 応募者が定員を超えた場合は,大学院生の方を優先とします。
  • 受講者には7月10日 (火) までに連絡いたします。
  • 申込後,受付確認の自動配信メールを送信します。
  • 24時間以内に自動配信メールが届かない場合は,受付が完了していない可能性がありますので,下記 (国立国語研究所 管理部研究推進課) までお問い合わせ願います。

受講に関するお問い合わせはこちらへ

国立国語研究所 管理部研究推進課
TEL 042-540-4489
FAX 042-540-4334
e-mail kenkyu-shien@ninjal.ac.jp