国際シンポジウム 「古辞書研究の射程」

開催期日
平成30年8月25日 (土) ~ 平成30年8月26日 (日)
開催場所
国立国語研究所 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内
プロジェクト名,リーダー名
日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「平安時代漢字字書総合データベースによる研究基盤の確立」
池田 証壽 (北海道大学 教授)
国立国語研究所共同研究プロジェクト 「通時コーパスの構築と日本語史の新展開」
小木曽 智信 (国立国語研究所 言語変化研究領域 教授)
共催
人間文化研究機構共同研究プロジェクト 「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化」
高田 智和 (国立国語研究所 言語変化研究領域 准教授)
参加費・事前申し込み
不要

プログラム

2018年8月25日 (土)

開催挨拶

小木曽 智信 (国立国語研究所)

13:00~14:30セッション1 : 古辞書研究の展望1

司会 : 池田 証壽 (北海道大学)

  • 「古辞書研究の未来 ―開催の趣旨説明を兼ねて」
    池田 証壽 (北海道大学)
  • 「日本古代の仏典注釈書を通してみる中国古辞書の利用とその意義」
    河野 貴美子 (早稲田大学)
  • 「観智院本類聚名義抄小考」
    大槻 信 (京都大学)

14:40~16:10 セッション2 : 古辞書研究の展望2

司会 : 鈴木 慎吾 (大阪大学)

  • 「日本藏汉文古字书的整理与研究 (日本所蔵漢文古字書の整理と研究) 」
    王 貴元 (中国人民大学)
  • 「基于数据库的东亚古辞书编纂术语系统研究 (データベースに基づく東アジア古辞書編纂術語システムに関する研究) 」
    王 平 (上海交通大学)
  • 「《大广益会玉篇》考论 (『大広益会玉篇』考論) 」
    呂 浩 (上海交通大学)

16:30~18:00 セッション3 : 日本語語誌データベースと古辞書

司会 : 高田 智和 (国立国語研究所)

  • 「語誌ポータルの構築について」
    山崎 誠 (国立国語研究所)
  • 「国語辞書系古辞書データベースの展開 ―字類抄における音訓表記の検討を中心として― 」
    藤本 灯 (京都府立大学)
  • 「観智院本『類聚名義抄』における冠字「海―」の熟語を基軸に古辞書資料を読み解く」
    萩原 義雄 (駒沢大学)

2018年8月26日 (日)

9:30~11:30 セッション4 : デジタル化資料の利活用

司会 : 永崎 研宣 (人文情報学研究所)

  • 「古辞書に含まれる字種のデジタル利用環境の整備」
    王一凡 (東京大学 / 人文情報学研究所)
  • 「一切経音義全文データベースの構築と展望」
    李 乃琦 (東京大学 / 日本学術振興会PD)
  • 「図書寮本『類聚名義抄』の構造化テキストの設計と実践」
    申 雄哲 (崇実大学)
  • 「古辞書項目のネットワーク分析」
    岡田 一祐 (国文学研究資料館)

13:30~16:00 セッション5 : 漢字字体史研究と漢字文献原本調査の課題

司会 : 小助川 貞次 (富山大学)

  • 「古辞書における文字訂正の問題 ―篆隷万象名義の原本調査から」
    李 媛 (京都大学 / 日本学術振興会外国人特別研究員)
  • 「敦煌文书的文字学价值 (敦煌文書の文字学価値) 」
    賈 智 (中山大学)
  • 「初唐の漢字字体の比較検討」
    斎木 正直 (北海道大学)
  • 「漢字文化圏における正史類の古写本について」
    小助川 貞次 (富山大学)
  • 「古辞書研究とコディコロジー」
    石塚 晴通 (北海道大学)

閉会挨拶

  • 池田 証壽 (北海道大学)