NINJAL国際シンポジウム「現場を支える日本語教育研究 -学ぶ・教える・評価する-」
- 開催日時
- 平成28年1月23日 (土) 10:30~17:30
受付は10:00から行います。 - 開催会場
- 国立国語研究所 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内 - 参加費無料,事前申込制 (定員約200名)
開催趣旨
この国際シンポジウムでは,日本語教育における研究と教育の統合を目指し,「学ぶ」「教える」「評価する」の三領域における最新の話題をとりあげ,現場を支えるためにはどんな研究が必要なのか,共に考えていきたい。
スケジュール
スケジュール [ PDF | 98KB ]
10:30開会
10:45~11:45基調講演 1 (2階 講堂)
- 「How Languages Are Learned: What can teachers learn from the research?」 [ PDF | 1,964KB ]
Prof. Patsy M. Lightbown (Concordia University, CANADA)
11:45~12:00分科会のご案内 (2階 講堂)
12:00~13:00昼食 (各自)
13:00~13:50ポスター・セッション (2階 ロビー)
- 日本語学習者コーパス I-JAS におけるタグの分析 ―タグGとタグXの表すもの―
小西 円,須賀 和香子,迫田 久美子 (国立国語研究所),八木 豊(ピコラボ) - 学習者コーパスの意義と I-JAS ―I-JAS の特徴と可能性を中心に―
佐々木 藍子,細井 陽子,迫田 久美子 (国立国語研究所) - 「三つの対話」を用いた読解授業における日本語上級学習者の読み方の意識変容プロセス ―2名の非漢字圏上級学習者を中心に―
霍 沁宇,石黒 圭 (国立国語研究所) - 読解授業における三つの対話 ―協働学習の談話データから―
田中 啓行,布施 悠子,胡 方方,石黒 圭 (国立国語研究所) - 定住外国人の言語生活と日本語会話力に関する縦断調査からみえてきたこと ―OPI の枠組みを活用した形成的フィールドワークから―
野山 広 (国立国語研究所),嶋田 和子 (アクラス日本語教育研究所),北川 裕子 (のしろ日本語学習会) - 多言語使用者としての在日外国人の言語生活の多様性
福永 由佳 (国立国語研究所) - 日本語教育におけるエンパワメント評価の実践
中河 和子 (トヤマ・ヤポニカ) - 文化誌作成プロジェクトを通した地域の歴史の保存 ―留学生と地域住民の交流を通した地域活性化の試み―
平田 未季 (秋田大学) - アクティブ・ラーニングを生み出す日本語教育・学習の試み ―ICT活用による反転授業・ブレンディッド学習―
池田 佳子 (関西大学) - 日本語教育に役立つコーパスを用いた例文作り ―意志・判断を表す表現について―
加藤 恵梨 (朝日大学) - わかりやすい例文を考える ―逆接を表す表現を例に―
清水 由貴子 (東京外国語大学) - 学校お便りコーパスによる特徴語抽出
森 篤嗣 (帝塚山大学) - ニア・ネイティブを目指すための語彙の諸相 ―教師側の指導指針と学習者側の要望とのずれに注目して―
劉 志偉 (首都大学東京)
14:00~16:00分科会
第一分科会 【学ぶ】 「教室指導は習得にどのような影響を与えるか」 (2階 講堂)
- 教室指導は習得にどんな影響を与えるか ―混合環境 (自然習得環境+教室習得環境) の第二言語習得研究― [ PDF | 435KB ]
小柳 かおる (上智大学) - JFL 教室環境学習者の言語使用と指導の影響 ―4ヶ月間の縦断・初級作文資料をデータとして― [ PDF | 2,668KB ]
曺 英南 (高麗大学校,韓国) - 自然環境学習者の言語使用とその特徴 ―ストーリーテリングとロールプレイの発話資料に基づいて― [ PDF | 936KB ]
迫田 久美子 (国立国語研究所)
第二分科会 【教える】 「学習者が満足する授業のために,教師は何が出来るのか」 (2階 多目的室)
- 「学びのデザイナー」としての教師をめざす ―「学習者のやる気に火をつける」には― [ PDF | 815KB ]
嶋田 和子 (アクラス日本語教育研究所) - 学習者が自分たちで学ぶ授業をめざして ―頑張るのは,教師ではなく学習者― [ PDF | 646KB ]
横溝 紳一郎 (西南女学院大学) - なぜを問い続ける教師を目指す ―今を省み経験を思い出しつつ― [ PDF | 1,300KB ]
羅 曉勤 (銘傳大學,台湾)
第三分科会 【評価する】 「コースデザインは評価にどんな影響を与えるか」 (3階 セミナー室)
- 評価する : コースデザインは評価にどんな影響を与えるか ―グローバル人材育成を見据えてのコースデザインと評価について考える― [ PDF | 703KB ]
伊東 祐郎 (東京外国語大学) - 日本の大学における経験学習行動促進のためのコースデザイン ―外国人留学生と日本人学生の共修科目での教育実践― [ PDF | 868KB ]
島田 徳子 (武蔵野大学) - インドネシアの高等学校における日本語教育のコースデザインと評価の実情 [ PDF | 400KB ]
アグス・スヘルマン・スルヤディムリヤ (パジャジャラン大学 ,インドネシア)
16:00~16:20コーヒーブレイク (2階 多目的室前)
16:20~17:20基調講演 2 (2階 講堂)
- 「バックワードデザインに基づく日本語指導 ―カリキュラムとクラス活動―」 [ PDF | 2,622KB ]
Prof. Hiroko Kataoka (カリフォルニア州立大学ロングビーチ校,米国)
17:30閉会
18:00懇親会
参加申し込み
定員に達しましたので,受付を締め切りました。ありがとうございました。