「通時コーパス」国際シンポジウム

開催日時
平成27年10月4日 (日) 10:00~17:00
開催会場
国立国語研究所 講堂,多目的室 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内
主催 (プロジェクト名,リーダー名)
通時コーパスの設計 (略称 : 通時コーパス)
田中 牧郎 (国立国語研究所 客員教授 / 明治大学 教授)
通時コーパスによる日本語史研究の新展開 (第3期準備プロジェクト)
小木曽 智信 (国立国語研究所 言語資源研究系 准教授)

プログラム

10:00~12:00講演 (講堂)

  • 『日本語歴史コーパス』の質的・量的拡張
    小木曽 智信 (国立国語研究所)
  • Corpora and the Grammar of Old Japanese (コーパスと上代語の文法)
    ビャーケ・フレレスビッグ (オックスフォード大学)
  • 中古作品における接続表現の統計的分析 ―指示詞を中心に―
    岡崎 友子,小林 雄一郎 (東洋大学)

13:00~14:20ポスター発表 (多目的室)

  • コーパスに見る中世語複合形容詞の一語性
    池上 尚 (国立国語研究所)
  • 形態論情報付き『増補改定版 太陽コーパス』の構築について
    間淵 洋子,小木曽 智信 (国立国語研究所),田中 牧郎 (明治大学 / 国立国語研究所)
  • 万葉集コーパスの設計
    鴻野 知暁 (国立国語研究所)
  • 歴史的資料を対象とした UniDic による形態素解析支援ツール『Web茶まめ』
    堤 智昭,小木曽 智信 (国立国語研究所)
  • 物類称呼データベース
    老子 裕輝 (国立国語研究所)
  • 『日本語歴史コーパス 室町時代編』の進捗状況
    渡辺 由貴,市村 太郎 (国立国語研究所)
  • 『日本語歴史コーパス 江戸時代編』の現状と今後
    市村 太郎,上野 左絵 (国立国語研究所)
  • 近代雑誌コーパスを利用した文語複合辞の抽出試行
    近藤 明日子 (国立国語研究所)
  • 平安時代日本語における時間を表す名詞の統語機能
    近藤 泰弘 (青山学院大学),近藤 みゆき (実践女子大学)
  • 近代の東北地方出作家の文体 ―方言と話し言葉―
    小島 聡子 (岩手大学)
  • 人情本のコーパス化の現状
    高田 智和,藤本 灯 (国立国語研究所),岡部 嘉幸 (千葉大学)
  • 万葉集コーパスにおける原文と読み下し文のアライメント
    山田 祐実,大村 舞 (奈良先端科学技術大学院大学),鴻野 知暁 (国立国語研究所),Kevin DUH (奈良先端科学技術大学院大学),小木曽 智信 (国立国語研究所),松本 裕治 (奈良先端科学技術大学院大学)

14:30~17:00パネルディスカッション 「コーパスによる通史研究へ」 (講堂)

  • 『日本語歴史コーパス』による時代間の語彙比較
    田中 牧郎 (明治大学 / 国立国語研究所)
  • 格助詞「ガ」の副助詞性 ―対象格表示の通時的変化を通して―
    山田 昌裕 (恵泉女学園大学)
  • 対人コミュニケーションの表現史―〈受諾〉〈断り〉をめぐって
    高山 善行 (福井大学)
  • 日韓の語彙の通史的対照研究と対訳コーパス
    張 元哉 (啓明大学)
  • 全体討議
    司会 : 田中 牧郎