「文末音調と発話意図とを統合した話し言葉のアノテーションの可能性」 研究発表会 概要

プロジェクト名
文末音調と発話意図とを統合した話し言葉のアノテーションの可能性-日本語諸方言の同意要求表現を中心に考える-
リーダー名
岡田 祥平 (新潟大学教育学部 准教授)
開催期日
平成25年3月30日 (土) 13:00~14:30 研究発表会 (15:00~18:00 非公開 研究打合せ )
開催場所
大阪大学 豊中キャンパス 文法経本館 4階 462演習室 (大阪府豊中市待兼山町1-5)

発表概要

「「とびはね音調」の音声学的特徴: 予備的考察結果の報告」岡田 祥平 (新潟大学 准教授)

田中ゆかり氏によってその存在が学界に報告された「とびはね音調」 (1990年以降,首都圏の若年層が使用し始めたとされる「新しい」音調) であるが,その音声学的特徴については,実は,未だ詳らかでない点も多い。本発表では,首都圏 (東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県) 生育の大学生の自発的な対話に現れた「とびはね音調」と思われる音声を対象に,特に基本周波数の動態についての予備的な考察の結果を報告した。