「体言締め文」「五段階」第6回共同研究会発表内容の「概要」
- プロジェクト名,リーダー名
- 形容詞節と体言締め文:名詞の文法化 (略称 : 体言締め文) 角田 太作 (国立国語研究所 言語対照研究系 教授)
節連接へのモーダル的・発話行為的な制限に関する研究 (略称 : 五段階)角田 太作 (国立国語研究所 言語対照研究系 教授) - 開催期日
- 平成23年4月23日 (土) 13:00~19:00 「形容詞節と体言締め文:名詞の文法化」
平成23年4月24日 (日) 9:00~15:00 「節連接へのモーダル的・発話行為的な制限に関する研究」 - 開催場所
- 国立国語研究所 2階 多目的室
発表概要
平成23年4月23日「形容詞節と体言締め文:名詞の文法化」
プロジェクトリーダー:角田太作
研究成果の刊行について相談した。
「ヘレロ語における五段階」米田 信子 (大阪大学)
ヘレロ語 (アフリカ) における五段階を,原因・理由節,条件節,譲歩節について,考察した。
「コリャーク語の体言締め文」呉 人惠 (富山大学)
コリャーク語 (シベリア) 語の体言締め文の意味的,形態的,および統語的な側面を考察した。
「ユカギル語の体言締め文」遠藤 史 (和歌山大学)
ユカギル語 (シベリア) 語の体言締め文の意味的,形態的,および統語的な側面を考察した。
全体質疑応答
平成23年4月24日「節連接へのモーダル的・発話行為的な制限に関する研究」
「ヒンディー語の体言締め文」今村 泰也 (国立国語研究所)
ヒンディー語の体言締め文の意味的,形態的,および統語的な側面を考察した。
「英語における五段階」ティモシー・バンス (国立国語研究所)
英語における五段階を,原因・理由節,条件節,譲歩節について,考察した。
「シダーマ語の体言締め文」河内 一博 (防衛大学校)
シダーマ (アフリカ) 語の体言締め文の意味的,形態的,および統語的な側面を考察した。
全体質疑応答
プロジェクトリーダーの総括
今回も,二つのテーマともに,大きな進展があった。この二つのプロジェクトの研究成果が素晴らしい論文集として結実することは疑い無いと思う。