「述語構造の意味範疇の普遍性と多様性」研究発表会の概要

プロジェクト名
述語構造の意味範疇の普遍性と多様性 (略称 : 述語構造)
リーダー名
井上 優 (国立国語研究所 言語対照研究系 教授)
開催期日
平成22年10月31日 (日) 13:00~17:00
開催場所
関西学院大学 梅田キャンパス (大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10階 1003室)

発表概要

「日本語はなぜ「ナル」的言語か」井上 優 (国立国語研究所 教授)

英語は「スル」的言語であるのに対し,日本語は「ナル」的言語であると言われる。本発表では,時間の推移の中で事態を叙述する「動的叙述性」の強さが日本語が「ナル」的言語であることの背景にあるという主張をおこなった。

「属性のタイプと主題標識」益岡 隆志 (神戸市外国語大学 教授)

主題は属性叙述構文を特徴づける重要な要素である。本発表では,属性叙述構文において,「本質規定属性」と「評価属性」という属性のあり方が主題標識の形式に反映されることを指摘した。