第5回 会話・談話研究シンポジウム (PJ最終成果発表会) 『BTSJ日本語自然会話コーパス』と『自然会話リソースバンク (NCRB) 』の展開 (―その多様な活用法―)
- プロジェクト名・リーダー名
- 日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明石黒 圭 (国立国語研究所 日本語教育研究領域 教授)
- 班名・リーダー名
- 日本語学習者の日本語使用の解明宇佐美 まゆみ (国立国語研究所 日本語教育研究領域 教授)
- 主催
- 国立国語研究所 機関拠点型基幹研究プロジェクト『日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明』サブプロジェクト『日本語学習者の日本語使用の解明』
- 共催
- 科研費 基盤研究 (A) 「語用論的分析のための日本語1000人自然会話コーパスの構築とその多角的研究」研究代表者 : 宇佐美 まゆみ
- 科研費 挑戦的研究 (萌芽) 「コミュニケーション能力を高める自然会話教材の高度共有化 ―共同体の構築に向けて―」研究代表者 : 宇佐美 まゆみ
- 開催期日
- 2022年3月26日 (土) 13:00~18:00
- 開催場所
- Web開催
- 事前申し込み
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- 参加費
- 無料
開催案内
概要
本シンポジウムでは,国立国語研究所 機関拠点型基幹研究プロジェクト『日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明』・サブプロジェクト『日本語学習者の日本語使用の解明』の最終成果を発表します。2021年度に拡充と「連携」が完成した『BTSJ日本語自然会話コーパス』 (全474会話,118.5時間,初めての映像付き (別途申し込みが必要) ) と,これまで先行していた「教材部門」に加えて「研究部門」に『BTSJコーパス (2022年3月版) 』を搭載し機能も拡充した『自然会話リソースバンク (NCRB) 』について,「研究部門」の活用法やBTSJコーパスとNCRBの連携機能などを含めて更新された最新機能などを中心に解説します。また,今回は,「その多様な活用法」ということにも焦点を当てて,『BTSJ自然会話コーパス』が,関連の他の分野でどのように利用されているかについての方法の紹介も含めて,これまで以上に,より具体的に解説します。語用論研究に興味がある方のみならず,コーパス言語学,対話システム研究などに興味がある方は,是非,奮ってご参加ください。
プログラム
13:00~13:05
開会の辞 趣旨説明
宇佐美 まゆみ (国立国語研究所)
第1部 BTSJ (基本的な文字化の原則),BTSJシステムセット,BTSJ自然会話コーパスと自然会話リソースバンク (NCRB) の活用法 ―語用論的研究の観点から―
- 13:05~13:50
「『BTSJ自然会話コーパス』と『自然会話リソースバンク (NCRB) 』構築と連携の趣旨と特徴 ―他のコーパスとどこが違うのか?」
宇佐美 まゆみ (国立国語研究所) - 13:50~14:35
「「BTSJという文字化の法則」「BTSJシステムセット」の特徴とその談話研究における使用方法」
大塚 容子 (岐阜聖徳学園大学) - 14:35~14:45
休憩 - 14:45~15:15
「『BTSJ自然会話コーパス』と『自然会話リソースバンク (NCRB) 』の連携機能とその活用方法」
小川 都 (国立国語研究所 / 専修大学) - 15:15~15:25
第1部 質疑応答 - 15:25~15:35
休憩
第2部 BTSJ自然会話コーパスの応用的利用法 ―他分野における利用も含めて―
- 15:35~16:10
「BTSC (中国語版) としての利用における注意点とポイントについて」
李 宇霞 (広東外語外貿大学) - 16:10~16:45
「BTSJ自然会話コーパスの言語データの分析方法」
石川 慎一郎 (神戸大学) - 16:45~17:20
「「BTSJ自然会話コーパス」の対話システム研究での利用法について」
片上 大輔 (東京工芸大学) - 17:20~17:30
休憩 - 17:30~17:55
第2部及び全体についての質疑応答・全体まとめ
17:55~18:00
閉会の辞
山崎 誠 (国立国語研究所)
お問い合わせ
- 国立国語研究所 宇佐美まゆみ研究室事務局
- E-mail : usamiken.jimu[at]ninjal.ac.jp
メールアドレスの「[at]」を「@」に置き換えてください。