「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―」研究発表会 (2021年3月3日)

プロジェクト名・リーダー名
北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―
朝日 祥之 (国立国語研究所 言語変異研究領域 准教授)
開催期日
2021年3月3日 (水) 14:00~15:00
開催場所
Web開催
参加申し込み等
本発表会に参加を希望される方,またはお問い合わせのある方は,zaigai.hokubei[at]gmail.com までお願いいたします。[at]を@に変えてください。
当日の zoom の ID と PW をお知らせいたします。

プログラム

「引用形式「ト」ゼロマーク化とハワイ日本語方言形成 : 日系一世による自然談話資料を用いて」 朝日 祥之 (国立国語研究所)

本報告では,19世紀末から本格化するハワイへの日本人による移民により,現地で形成が進んだ日本語方言の形成過程に見られる特徴を把握するために,動詞「言う」「思う」に前接する引用形式「ト」のゼロマーク化を事例に考察する。考察にあたって,1970年代以降にハワイで実施されたオーラルヒストリー調査により口述資料を用いる。