「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―」研究発表会 (2021年2月24日)

プロジェクト名・リーダー名
北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ―言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築―
朝日 祥之 (国立国語研究所 言語変異研究領域 准教授)
開催期日
2021年2月24日 (水) 14:00~15:00
開催場所
Web開催
参加申し込み等
本発表会に参加を希望される方,またはお問い合わせのある方は,zaigai.hokubei[at]gmail.com までお願いいたします。[at]を@に変えてください。
当日の zoom の ID と PW をお知らせいたします。

プログラム

「1989~1998年『追憶の日』イベントに見るハワイ日系社会の戦時記憶の想起と忘却」 宮崎 早季 (国立国語研究所 / 一橋大学大学院)

本報告では1989~1998年の間にハワイ州で開催された『追憶の日』イベントを取り上げる。ハワイの『追憶の日』イベントは,1988年に政府による謝罪と補償の交付が決まった翌年から,交付申請と並行する形で始まった。申請が終了する1998年までの間に,このイベントがどのような記憶をハワイの日系社会に共有しようとしていたのか。新聞記事やイベントのパンフレットなどをもとに分析する。